2005-01-01から1年間の記事一覧

オマエはドコに向かうのか?

昨夜は侯孝賢監督《珈琲時光》(2004)をビデオで観た。観ているうちにだんだんムカムカしてきた。なんだ、こりゃ。アングル固定・長回しのカメラで東京の風景を撮ってりゃ、「小津安二郎生誕百年記念映画」かよ。この中に出てくる店を明日取材するので、ガ…

待合室で読む『月の輪書林それから』

朝8時半起き。書留を受け取ったり、風呂に入ったりしてると出かける時間。JRで飯田橋まで。1時前に病室へ。旬公は手術の準備にかかっている。1時半、旬公は手術室へ。ぼくは家族待合室へ。先週、いち早くもらったにもかかわらず、まだ読んでなかった、高橋徹…

快適なる病室と早口の先生

朝早く(といっても6時)起きて、『暮しの手帖』に載る「暮しと本と 不忍界隈本棚めぐり」という原稿を書く。不忍ブックストリートのことならいくらでも書くコトがあるのだが、字数が短いので、まとめに手こずる。でも、ナンとか9時半に上がり、送信してから…

雨の日もセッセとお出かけ

朝8時半起き。『進学レーダー』の原稿を書く。一冊につき380字という短さなので、書評というより本の紹介でしかないが、ふだんとは違う読者に向けて書くのは(むずかしいけど)けっこう楽しい。昼はうどん。 雨が降り続いているが、ビデオを返さなければなら…

アナキストとジャズ喫茶

オールナイト帰りで昼まで寝て、12時に起きる。《噂の東京チャンネル》で、『震災時帰宅支援マップ 首都圏版』を持って都心から府中まで歩いてみる、というのを北野誠がやっていた。その2時間後、地震があったから驚いた。幸い、大したコトはなかったけど。 …

映画漬けのオールナイト

昨夜は、ビデオでジョン・フランケンハイマー監督《影なき狙撃者》(1962、米)を観たのだった。冒頭の数分で、これ最近どこかで見たハナシに似てるなと思った。そして、兵士の洗脳のシーンで気づいた。ジョナサン・デミの《クライシス・オブ・アメリカ》(2…

浅草で浪曲を

朝9時起き。書評の原稿を送る。今日は出勤日。シャカリキになって、入稿するテキストを整理する。昼も弁当を買ってきて済ませる。4時半に仕事場を出て、市ヶ谷へ。〈ルノアール〉でデザイナーKさんと会い、今日の分を渡す。週明けにあと半分を渡すことに。 …

銀座から高円寺へ

まだちょっと調子悪し。布団の中で、書評の本を読む。珍しく、この数日で3本・計6冊分の書評を書かなければならない。一度読んでいる本も、原稿の取っ掛かりをつかむために再読する場合がある。こういうときの読書は、どうしても無心にはなりにくい。 12時す…

季節の変わり目は風邪っぴき

朝から調子悪い。昼がまだ暖かく、夜が寒いこの時期になると、かならず風邪を引く。出勤日なるも、連絡して午前中は寝させてもらい、午後に出る。ゲラ直しなど、あれこれ。6時過ぎに出て、右文書院で青柳さんと打ち合わせ。飲みに誘われるも、気勢あがらず、…

「住まい」のハナシはオモシロイ

8時半起き。今日は出勤日。昼飯と郵便局のためにちょっと外出した以外は、マジメにゲラを読む。合間に「早稲田古本村通信」を読む。前田和彦+北村和之「チンキタ本バカ道中記」は、ちょっと調子が出てきたかな。ココで〈ちんき堂〉の戸川昌士さんがブログを…

弟は持ち家、兄は風来坊

8時半起き。本日も雨。ゲラのチェックをやる。元原稿や辞書を参照できるように、テーブルでやっていたら、1時間もたたないウチにてきめんに腰が痛くなる。昼はラーメン。3時前に一区切りをつけ、風呂に入ってから、池袋へ。 先週から、池袋西口公園で古本祭…

売上は好調?

朝8時半起き。今日は古本の買取があるので、売る本を奥から出す。しかし、今年だけでも3、4回売っていて、「不要な本」から「持っていても読まない本」レベルまでは、完全に処分し終わり、すでに「いつか読むツモリの本」まで処分しはじめている。そのため…

ノンプロの古本市がおもしろい

ちょっと寝坊して9時過ぎに起きる。雨は上がったが、まだ天気は悪い。「出かけるのめんどくさいなあ」と旬公に云うと、「じゃ、止めれば」とのお答え。それでも行くのだ、文化祭へ。新宿で中央線に乗り換えて、国分寺へ。北口から大学通りを5分ほど歩き、道…

中央線各駅停車の日

朝8時半起き。朝はぶっかけうどん。11時前に阿佐ヶ谷駅で、岡崎武志さんと待ち合わせ。岡崎さんは南口のほうから登場。「ちょっと早く来てブックオフに寄ろうとしたんだけど、時間なかったんや」。中杉通りから住宅街のほうへ入り、青柳いづみこさんのご自宅…

D坂シネマがおもしろい

8時起き。40分に出て、日暮里まで歩く。あいにくの雨。朝倉彫塑館前で、『暮しの手帖』のMさんとHさんと待ち合わせ。2日に続いて、今日も「不忍ブックストリートの本棚拝見」取材なのであった。彫塑館を出ると、雨が止んでいた。昼までに三カ所回る。食事は…

タイミングがいいわねェ

朝8時半起き。今日は出勤日。朝から一日中、雨だ。いま準備している本のことで、原稿をチェックしたり、メールしたり。やるコトがたくさんあって、時間がもったいない。昼は近所の〈ふくのや〉(だったっけ?)という洋食屋へ。メンチカツライスというのを頼…

本が飛び出す機械がほしい

昨夜、泡坂妻夫『亜愛一郎の狼狽』(創元推理文庫)を読了。大学生のときに読んでから、何度目だろう。ココでこう来る、と判っているのに、楽しめてしまう。再読で気づいたこと。「掘出された童話」の週刊誌の編集部が出てくる場面で、編集長が机の上にある…

セド母になごむ

朝8時半起き。朝飯のあと、昨夜途中まで観ていた《ナイトメア・ビフォア・クリスマス》(1993、米)を最後まで。ティム・バートン原案・製作、ヘンリー・セリック監督。いやあ、オモシロかった。ブキミでコミカルなキャラクターたち。ただ、ビデオに同時収…

不忍ブックストリートの本棚拝見

8時半起き。朝イチで旬公に髪の毛を切ってもらう。午前中は昨日の日記を書いたり、本を読んでいるうちに過ぎる。2時、日暮里駅で『暮しの手帖』編集のYさんとカメラマンのHさんと待ち合わせ。うら若き女性二人を引き連れて、今日は「不忍ブックストリート…

BOOKMANたちと一日中

昨夜、《タモリ倶楽部》の前にテレビをつけ、5分間の情報番組《あしたまにあーな》を見ていたら、今日が最終回とのこと。短い時間でいくつもの情報を、濱田マリのナレーションとともにテンポよく見せる番組なので、けっこう好きだったのだが。どうでもいい…

がんばれ、ハチローくん

8時半起き。出勤日。仕事場で依頼状の文案を練る。初めて仕事をお願いする著者には、なるべくていねいな手紙を書くことを心がけている。ホントは、きれいな字で手書きの手紙にしたいのだが、ぼくの字は中学生並みなので、パソコンで作成する。昼飯は、〈chat…

ハトが出ますよ

8時半起き。10時前に自転車で出かける。久しぶりに、三ノ輪まで足を伸ばすと、根岸図書館の隣に建築中だった大きなスーパーが開店していた。南千住図書館へ行き、閲覧席で原稿を読む。鼻をグズグズ云わせていたら、隣でパソコンを打っていたおじさんが、「鼻…

企画会議と読書人

なんとなく日記を書く気力が起きなかったので、4日ほど間が空いてしまいました。土日は、ご近所の開成学園の文化祭での古本市へ。初日は文庫20冊と単行本5冊、二日目は文庫14冊と新書2冊、単行本2冊と買い込んで、ご満悦。ナニしろ、文庫30円、単行本80円で…

《チャーリーとチョコレート工場》はスゲエぞ

本日夕方、このブログは15万アクセスに到達しました。アクセスカウンターを付けたのが、今年の2月26日、10万を超えたのが7月19日です。コメントは書き込めないようにしているし、トラックバックにもお応えしない(必ず拝見しています)低コミュニケーション…

銀座も変わっていく

朝8時半起き。遅れに遅れた『レモンクラブ』の書評を書く。今回は細野晴臣インタビュー『THE ENDLESS TALKING』(平凡社ライブラリー)。昨日、〈古書ほうろう〉の宮地さんから借りた、細野の[HOSONO HOUSE][トロピカル・ダンディ][泰安洋行]を聴きな…

「一部屋古本市」の三日間(その3)&マッチラベル展終了

「一部屋古本市」は無事終了しました。 今日、ご参加の方にご連絡。 〈NOMAD〉に日傘を忘れられた方は、いらっしゃいませんか? お店で預かってもらっています。 〈NOMAD〉といえば、「チェコのマッチラベル展」も、本日最終日です。晩飯を食べてから、撤収…

「一部屋古本市」の三日間(その2)

8時に起きる。昨日、大人数の前で喋りすぎたせいか、声がしわがれてしまう。倉庫の段ボール箱を引っ張り出し、売れそうな本を選ぶ。自転車に段ボール箱をくくりつけ、前の籠には本の入った紙袋、首からは資料などを入れた袋をぶらさげて、よたよたと谷中へ出…

「一部屋古本市」の三日間(その1)

朝8時に起きる。まとめておいた本を紙袋に詰めて、自転車で谷中のアパートへ。今日から三日間、ココで「一部屋古本市」を行なう。「本コ」が終わってから、緊急避難としてこの部屋にダンボール箱を10箱ほど置いていた。そのうち引越しするから、そのときに持…

ノド風邪

どうも風邪引いてしまったらしく、ノドが痛い。出勤日なので、仕事場に行くが、いまいち調子が出なかった。終わってからもさっさと帰って、ウチで寝転んで、書評の本を読む。 明日(17日)から三日間、谷中のアパートで「一部屋古本市」を開催します。17、19…

ちょっと疲れが

出勤日。今日も暑い。昼は神田警察通りのラーメン屋で、にら玉ラーメン。うまい。小川町の交差点まで歩き、銀行で金を下ろしてから、〈澤口書店〉へ。ココは最近の本に混じって、けっこう古い本が多いので、丹念に見ると、意外にオモシロイものが見つかる。…