2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

手をつなぐ砂塚秀夫と志村喬

朝、西日暮里に行くと、アマゾンから荷物。牛田あや美『ATG映画+新宿』(D文学研究会)は、唐沢俊一の日記で知り興味を持った。D文学研究会は日大芸術学部教授の清水正氏主催の研究会で、これまで何点か出版しているようだ。挟み込みの栞には松枝到、高崎俊…

中学生の自分に助けられている

午前中はウチで本を読み、11時半に隣の〈ラ・カンパネラ〉へ。明日で閉店するこの店で、最後の食事としてボルシチを食べる。店を出るときに、奥さんに「お疲れさま」と挨拶する。団子坂の上のほうには喫茶店もほどよく食べられる店もないので、この店がなく…

埋まっていく本棚

朝8時起き。西日暮里で書評原稿を書こうとするが、うまくまとまらず、本棚に本を入れる作業に逃避。当初はおおざっぱにでもジャンルごとに棚をつくっていきたいと思っていたが、やりだしてみると、積みあがった本を納めるだけで精一杯。押入れや外の倉庫に入…

続けていくためのモチベーション

今朝は寒い。西日暮里に行き、鼎談のまとめ。意外と早くカタチになった。一休みして、『SPA!』の原稿を書く。4時からは某所で座談会の司会。8時までかかる。その後、少し雑談してからウチヘ。雨が降ってきたので、家にあったツナ缶と卵を炒めて食べる。久し…

チームけものみち、奮闘す

朝8時すぎに掃除機を持って、千駄木からタクシーに乗り西日暮里へ。残っていた荷物の運び出しをやって、掃除していると10時になる。高橋美礼さん来る。〈古書往来座〉の瀬戸さんも来て、ベランダに放置してある捨てる棚の幅を計っている。今回は組み立てた棚…

『映画論叢』の休刊を惜しむ

朝から西日暮里に行き、講演まとめの続き。2本仕上げて送る。残り1本だ。うどんをつくって食べ、出かける。風、きわめて強し。千代田線で表参道。〈青山ブックセンター〉で本を探すも、出ているハズなのに並んでいない。佐々木敦のミニコミ『エクス・ポ』創…

『文学鶴亀』刊行と小川美潮の新CDを言祝ぐ

昨日は午後から旬公と一緒に千葉の旭市というトコロに行った。日暮里から京成で千葉まで行き、そこからJRで15駅という遠さ。佐倉までは以前行ったことがあるが、そこから先は未知の領域だ。駅までKさんが迎えに来てくださり、そのあとドトーのごとく、いろん…

ワイズマン映画のタイトルは直球

午前中は西日暮里で仕事。きりがつかなかったが、12時すぎに出かける。水道橋で降りて、〈アンチヘブリンガン〉へ。ランチタイムなので、ほぼ満員。窓際に本棚ができている。ラグー(ミートソース)のスパゲティを食べ、コーヒーを飲む。歩いて2分のところに…

蛾次郎は歌うよ

朝から2時ごろまで、談話のまとめ。話が前後していて手こずる。そのあと、短い原稿を書く。夕方、〈往来堂書店〉へ。『ミニコミコレクション』(春日出版)という本が面出しになっており、あえて「ミニコミ」を使うのは近頃かえって珍しい(リトルプレス、リ…

ドライブ感たっぷりの『東京読書』

午前中は、遅れた「書評のメルマガ」を編集して発行。平林享子さんの連載終了。7年もやってもらったのかあ。そのあと「早稲田古本村通信」の原稿を書く。昼飯は、旬公が「よみせ通り」のおでん屋で買ってきたおでん(ダイコン、厚揚げ、ロールキャベツ、コブ…

「おいどん」と云う志村喬

昼すぎまでに『進学レーダー』の原稿を2本書く。一区切り付いたし、旬公に取材が来るらしいので、外に出る。池袋に着き、〈新文芸坐〉の近くのラーメン屋でつけ麺を食べる。〈K1ブックス〉(だったか?)の均一で3冊買う。〈新文芸坐〉の特集「時代劇ぐらふ…

アクセスと月の湯古本市と奨学金

今日の朝日新聞書評欄に、重松清さんが『書肆アクセスという本屋があった』の書評を書いてくださった。「身内の〈心意気〉に満ちた一冊」であるが、「決して内輪話や古き良き時代への郷愁で閉ざされてはいない」とある。この本のつくり手の一人として、こう…

午後2時・門司港 山の上の酒屋で角打ちを

8時に目覚ましで起こされる。すぐに着替えて、小倉駅に向かう。改札内のうどん屋で、かしわうどんを食べ、門司港行きの電車に乗る。20分ほどで門司港に到着。街全体が「門司港レトロ」を売り物にしていて、駅舎も昔のカタチで保存されている。コインロッカー…

午前1時・小倉 「くもり部」結成の瞬間

朝8時起き。昨夜、不忍ブックストリートのメンバーと2時まで飲んでいたので、眠い。千駄木に行って荷物を用意し、10時半に出発。羽田空港から12時すぎのスターフライヤーに乗る。機内ではぐっすり寝た。北九州空港に着くと、いい天気。一昨日までは雪が降っ…

北九州に行きます

昨日は夜8時に小川町の〈neoneo坐〉(http://neoneoza.exblog.jp/)へ。ドキュメンタリー専門の映画館ということで前から行ってみたかった。いつも歩いている通りの近くにあったんだ。今日は入場無料だが、カンパ500円。床に座らせられるのかと思っていたら…

ついに入手、『日々の死』【訂正あり】

夕方に三鷹の〈上々堂〉へ。モクロー棚の売り上げ(今回少ない)を受け取り、大仏次郎のエッセイ集を2冊買う。それと、山川方夫『日々の死』(平凡社)が1500円で出ていたのでコーフンする。函や本体の背継ぎ表紙はずいぶん痛んでいるが、破れてはいない。真…

大佛次郎と都筑道夫と古書ほうろうと雑誌いろいろ

この週末から名古屋で「Bookmark Nagoya」が始まっている。〈リブロ〉名古屋店の「名古屋大古本市」には、南陀楼の「古本けものみち」も出品している(同じ屋号で〈古書ほうろう〉にも出してもらっている)。期間中にいちどは名古屋に行くつもりだけど、まだ…

雪の日に聴く渋谷毅ソロ

しとしとという音がしているので、障子を開けたら、雪だったので驚いた。昨夜から降っていたのか、もうけっこう積もっている。明日は久しぶりに古本屋でも行くかなーと、昨日考えていたのだが、こりゃ、ちょっとムリだ。千代田線で一駅乗って、仕事場に行き…

村井弦斎と大仏次郎

西日暮里から横浜まで1時間。みなとみらい線で終点まで乗り、そこから歩いて神奈川近代文学館へ。「『食道楽』の人・村井弦斎」展を見る。看板などに旬公のイラストが使われている。館蔵資料による展示で、書簡類が充実していた。本筋ではないが、弦斎の長…

この仕事をしていてよかった

もう2月だ。積み残しがさらに積み重なる1月であった。3日間、部屋にこもっての格闘の末、『yom yom』の「小説検定」、なんとか出来上がる。今回のテーマは、(自分から云い出したとはいえ)普段の読書からは縁遠いものだったので、本を集めるのに1ヶ月、積み…