続けていくためのモチベーション

今朝は寒い。西日暮里に行き、鼎談のまとめ。意外と早くカタチになった。一休みして、『SPA!』の原稿を書く。4時からは某所で座談会の司会。8時までかかる。その後、少し雑談してからウチヘ。雨が降ってきたので、家にあったツナ缶と卵を炒めて食べる。久しぶりに《ニュースJAPAN》を見たら、滝川クリステルの隣に、しばらく休んでいた松本方哉の姿が。このヒトのしゃべり方はキャスターとしてはヘンだけど、なぜかキライじゃないんだなあ。


こないだから耳に入ってきていたが、3月の神戸「サンボーホール大古本市」で、一日だけ素人参加の「ひと箱古本市」をやるそうだ(http://www.hyogo-kosho.net/new/new.html)。「一箱古本市」というアイデアは、ぼくと旬公との間の雑談から生まれたものであり、その提案に賛同してくれたメンバーによる、2005年春の不忍ブックストリートでの開催が、本邦最初である。しかし、発想の元にはフリーマーケットがあったし、儲けにつながらないことは判っていたから、このアイデアを自分たちで独占したりせずにむしろいろんなトコロで使ってほしいと思い、そのように公言してきた。仙台でも福岡でも、やりたいと云ってくれたところには惜しまず情報を提供した。そのときにぼくからお願いしたのは、(1)不忍ブックストリートが元祖であることをどこかに入れてほしい、(2)店主として不忍BSから一箱出させてほしい、もしくは、代表として実行委員会の誰かを呼んでほしい、という二点だった。


だから、「ひと箱古本市」を企画するのはご自由なのだけど、まがりなりにも兵庫県古書籍商業組合というプロの団体が企画するのだから、一言ぐらい連絡があってもイイんじゃないだろうか? あるヒトからは「不忍BSが元祖だってこと自体しらないんじゃない?」と云われたけど、そんなことないんじゃないかなあ。繰り返すが、一箱古本市をやるコトにクレームをつけているのではない。ちょっとメール一本送ってもらえれば、それでイイ。各地での動きと一緒に、一箱の動きを広げていきたいという我々の気持ちに気づいてもらえなかったのが、悲しいというだけなのだ。ぼくたちから、不忍BSを続けられるだけのモチベーションを奪わないでほしい。


その一箱古本市だが、今年春の開催に向けて、一箱weekの参加企画や、助っ人さんを募集しています。とくに助っ人さんは、多ければ多いだけ助かります。今回は店主との兼任もできますので、事前の準備でも当日でも、できる範囲でお手伝い願います。どうぞ、どうぞよろしくお願いします。詳しくは「しのばずくん便り」(http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20080218)をご覧ください。不明な点があれば、メールでお問い合わせください。あて先は hitohako@yanesen.org です。