2007-01-01から1年間の記事一覧

極私的2007年ベスト12のテーマは「復活」

年の終りに、今年読んだ本のベスト12を書いておきます。掲載は順不同。今回はマンガは省きました。 藤田洋三『世間遺産放浪記』(石風社) 四方田犬彦『先生とわたし』(新潮社) 中野晴行『幻のマンガ家・酒井七馬〜「新宝島」伝説の光と影』(筑摩書房) …

年末の図書館はいいな

朝8時起き。先日ネット注文した〈M〉のうどんをゆでて食べる。ダシや薬味がセットになって送られてくるものだが、やはり〈がもう〉のうどんには一味負けている。自転車で入谷の台東区中央図書館へ。東京都内の図書館はほとんどが28日(金)までで休みに入る…

『編集者 国木田独歩の時代』を読むとヨコジュンを読み返したくなる

朝9時起き。10時に新宿の京王百貨店の古本市へ。久しぶりに見る大会場での古書展で、ぜんぶ見るのにえらく時間がかかった。〈オヨヨ書林〉の棚で、けっこう珍しい新書や雑誌を200〜500円で買えたのが収穫。中央線に乗って、三鷹へ。〈ハルピン〉で、いつもの…

今年最後の神保町

このところ、図書館に通って資料をあさっている。昨日は〈古書ほうろう〉で「不忍ブックストリート」の会議。まだ確定ではないが、来年の一箱古本市は2日間行なうことになりそう。1日50箱で、エリアを変えて2日開催するのだ。詳細は、来年2月頃に発表します…

初めての田端

朝8時起き。しょぼしょぼと雨が降っている。歩いて西日暮里へ。「ウィーワセ」に出す前にと、片野ゆか『ダイエットがやめられない 日本人のカラダを追跡する』(新潮社)を読む。マネキンの体型が時代によって変化してきたことなどが、丹念な取材に基づいて…

一押しは『任侠沈没』です

今日はウチで本を読んで過ごす。昼は隣の〈ラ・カンパネラ〉でキーマカレー。あとからやってきた二人組の男の片方が「俺は……ツクィンカレー」と云ったので噴き出しそうになる。チキンカレーのことね。他の会話は標準語だったのに、なぜそこだけナマるのか。 …

明日からウィーワセ

寒い、眠いで寝坊してしまう。昼過ぎに仕事場へ行き、「早稲田古本村通信」の原稿と、短い書評を書く。それで一仕事終えた気分(まずいなあ)。6時半に旬公と出て、神保町の〈なにわ〉へ。『書肆アクセスという本屋があった』の打ち上げ。アクセスのメンバー…

ここにもコンビニが

朝8時起き。ウチで本を読む。〈往来堂書店〉で、久米田康治『さよなら絶望先生』第11巻、西本英雄『もう、しませんから』第6巻、野中英次『未来町内会』第3巻(以上、講談社)、島本和彦『新吼えろペン』第9巻(小学館)と、新刊マンガを買い込む。旬公と初…

世界が100人の旬公だけの村だったら大ヒット間違いなしの映画

8時起き。寒いので、布団から出るのがツライ。仕事場に置いてある本棚を、高野ひろしさんが引き取りに来る。そのあと、急いで『SPA!』の原稿を書く。昼飯はラーメンをつくって食べる 2時過ぎに出て、山手線で東京駅へ。地下街の〈八重洲古書館〉に寄ろうとし…

中村雅楽マラソン終わる

朝8時に目覚めるも、ノドが痛い。どっちみち書評の本を読み終わらないと仕事にならないので、布団で読むことに。しかし、ちょっと読んだらすぐ眠くなってしまい、なかなか進まない。スーパー〈大銀〉に買い物に行った以外は、ウチで過ごし、ちょっとずつ本を…

「幻影城」を飲む

朝8時起き。そばをゆでて食べてから、仕事場へ。あと600ページとなった本とは別に、『進学レーダー』の書評本の残りを読んで、原稿を書く。そのうち一冊は、最相葉月監修『星新一 空想工房へようこそ』(新潮社・とんぼの本)。最相による評伝『星新一 一〇…

床が見える部屋は好きですか?(証拠写真つき)

朝8時起き。旬公と〈やなか珈琲〉に行くも開店は10時。近くの〈アドリア〉へ。ケーキ屋の奥が喫茶店になっている。前から気になっていたが、来るのは初めて。チーズトーストのモーニング。コーヒーはワリとうまい。 西日暮里に行き、本の整理の続き。けもの…

久しぶりに函入り・5000円の新刊を買った

和光大学の1限に出るためには、7時に起きて7時半の電車に乗る必要があるのだけど、今朝は目覚ましを止めてまた寝てしまったらしく、目が覚めたら7時25分。青くなって、急いで着替え、ダッシュで駅に向かう。すぐに電車が来て、代々木上原の乗り換えもうまく…

『酒つま』VS『モツ煮』イベント終了

朝から原稿を1本書き、本の整理をちょっとやって、書評の本を読み、今日のイベントのメモをつくる。『酒とつまみ』10号、『モツ煮狂い』二集ともに今日届いた。6時前に〈古書ほうろう〉へ。千駄木と西日暮里へ、鍋やら包丁やらまな板やらを取りに戻る。酒つ…

届いた本・読んだ本

『このマンガを読め! 2008』(フリースタイル)が届く。ベスト10に入った作品を10ページほど再録しているのがウリ。引用に厳しかった時代からすると、隔世の感がある。ぼくもアンケートに回答したが、5冊中1冊がベスト10に入っただけで、あとの4冊は集計表…

アドリブの利かない男です

旬公の入院中、仕事場の本の整理をやっている。今回の目的は年末の「ウィークエンドワセダ」に出す本を選ぶことと、来るべき「けもみち」部屋の改装に向けて、本を移動しやすくしておくこと。けっこう大掛かりになりそうなので、不忍ブックストリート青秋部…

アクセスをめぐって

昨日、内澤旬子の手術があり、無事終了しました。3時間ぐらいかかると聞かされていたけど、2時間ほどで先生に呼ばれ、麻酔が覚めるまで30分ほど待って出てきました。退院は来週頭になる模様です。よかった、よかった。 それやこれやで、日記を書く気になれず…

北千住で観るトリュフォー

もう12月だよ。早いねえ。12時に出て、北千住へ。ネットを流していたら、北千住に〈東京芸術センター〉(http://www.art-center.jp/tokyo/)という施設があり、その2階にある〈シネマ ブルースタジオ〉が常設の映画館だとあったので、半信半疑で出かけた。西…

アクセス本、見本できました

『書肆アクセスという本屋があった』は11月30日刊行予定でしたが、諸事情で遅れ、本日、見本が完成しました。取次への搬入は12月7日(金)になります。書店には早いところで翌日、多くは10日(月)頃から並ぶはずです。どうぞよろしくお願いします。 『書肆…

藤原章はデブがお好き

まず、告知。一箱古本市の会場としてもお借りした〈貸はらっぱ 音地〉で、こんな催しがあります。「わめぞ」民族大移動といったところ。 はらっぱ市〜研ぎ猫プロデュース〜 ■日時 11月23日(金・祝日) 10:00〜16:00 雨天中止 ■会場 谷中・貸…

行きかう人々

8時起き。西日暮里に行き、『進学レーダー』の原稿を書く。1時すぎに一段落し、旬公とバスで上野へ。すごい人出で、どの店も満員。安っぽい中華料理屋に入ったら、安っぽい味がした。そのあと〈白山眼鏡店〉へ。客が一杯いて、しかも男が熱心に眼鏡を選んで…

ミニコミを知らない子どもたち

朝7時起き。眠い目をこすりながら、千代田線に乗る。混んでいる時間なので、表参道でやっと座れる。新百合ヶ丘で乗り換えて、鶴川に着いたのは8時半。駅前でそばを食べて、9時前に和光大学に到着。津野海太郎さんの「プライベート出版の未来」という講義で、…

船戸さんが「ひこにゃん」のTシャツを着てた

朝8時起き。昨夜の味噌汁とご飯を食べて、西日暮里へ。校正の仕事をまとめて、宅急便で発送。『yom yom』小説検定のゲラに加筆して返送。その他もろもろやっているうちに、昼になる。昼飯はソバ。2時にいったん千駄木に戻り、ちょっとヨコになってから、〈千…

《いちどは行きたい女風呂》は大井武蔵野館で観たかった

『酒とつまみ』+『モツ煮狂い』イベントの告知に、内澤のイラストを追加しました(http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20071106)。 早くから出かける旬公に付き合って、7時に目覚める。見送ったあと、がもううどんを釜玉で食べる。朝刊に前衛美術家の風倉匠氏…

アクセスの「面出し」を悲しく眺める

朝8時起き。風呂に入ってから、西日暮里へ。ゲラ戻しや原稿の直し。某誌の編集者とのやり取りで、声を荒げてしまった。昨日残った講演のまとめ。5時前に、旬公と出て神保町へ。〈書肆アクセス〉は今日も客が多い。スタッフ総出で掃除にかかっている。補充で…

チンと退屈男のお見合い

ドトウの締め切り(破り)攻勢もやっと一段落と思う間もなく、こんどはK社の講演のまとめ。朝から西日暮里でパソコンに向かう。合間にNTTに電話。マンションに光ファイバーが入ったので、ADSLからそっちに切り替えるため。隣で大工事をしているせいか、この…

『書評王の島』はアクセスで売れそう(だったのに)

朝7時半起き。西日暮里に行き、『yom yom』の小説検定。なんとか午前中にあげようとがんばるが、昼前にネットが落ちてしまい、サイトもメールも見られなくなる。いくつかデータ確認しなければならないので、焦る。そのうち復旧し、原稿も2時前に完成。今回は…

入谷コピー文庫最新刊

堀内恭さんから入谷コピー文庫の最新刊が届いた。キング亀田『今、投稿 「本の雑誌」2003〜2007闘稿日録』。『本の雑誌』の特集に合わせての読者投稿欄に載った、亀田氏の原稿をまとめたもの。これはいわば「お題書評」だ。彼はこの5年間、毎号投稿している…

諸事情により数日休み

いろいろ書きたいことはありますが、締め切りが輻輳しているのにナカナカ進まないので、日記は数日休みます。 関係者各位、一生懸命やってますので、お許しを……。

『酒とつまみ』+『モツ煮狂い』イベント

告知です。 『酒とつまみ』+『モツ煮狂い』最新号発売(たぶん)記念! 冬の夜長の酒飲みトーク 酒のつまみにモツ煮はいかが? 2002年に創刊された『酒とつまみ』は「飲兵衛のバカ話だけを集めた、決して人様のお役に立たない雑誌」。口コミで火がつき、い…