藤原章はデブがお好き

まず、告知。一箱古本市の会場としてもお借りした〈貸はらっぱ 音地〉で、こんな催しがあります。「わめぞ」民族大移動といったところ。

はらっぱ市〜研ぎ猫プロデュース〜


■日時
11月23日(金・祝日) 10:00〜16:00 雨天中止
■会場
谷中・貸はらっぱ音地 
台東区谷中7−17−6 日暮里駅北口徒歩約5分
http://ondi.exblog.jp/


本・雑貨・骨董・リサイクル商品・ステンドグラス・パン販売・刃物砥ぎまで何でもありの楽しい市を一日だけ開催


■参加者
天然酵母パンのパリットフワット(千駄木)、不思議(はてな)(谷中)、プフレーゲライヒト(谷中)、やすら木(雑司が谷)、ステンドグラス工房 時屋(雑司が谷)、闇猫屋(東池袋)、刃砥ぎ堂(東池袋)、旅猫雑貨店(わめぞ)、古書現世(わめぞ)、m.r.factory/武藤良子(わめぞ)、リコシェ(わめぞ)
■主催 刃研ぎ堂 問い合わせ 080−5003−5777


12月12日、〈古書ほうろう〉での『酒つま』『モツ煮』トークは、本日、予約が定員に達しました。ありがとうございます。当日予約なしで入れるかどうかは、そのうち発表します。


8時起き。いい天気だが、肌寒くなってきた。西日暮里に行き、溜まっている書評用の本を読む。午後から出かけて、西荻の「昼本市」→〈ラピュタ阿佐ヶ谷〉で映画1本→新宿〈ニューベリー〉でジャック達のライブ、という予定を立てていたのだが、昨日あまりに多くのヒトに会ったので、中央線方面に出かけるのが面倒になる。それで、いつもの〈ときわ食堂〉で昼飯を食べて、千駄木に帰ってしまった。寝転んで本を読んでいると眠ってしまい、気づくと外はすっかり暗くなっていた。


久しぶりに夕飯をつくる気が起きて、カレーを準備する。旬公が帰ってから、それを食べながら、藤原章監督《ラッパー慕情》(2004)をDVDで観る。ボンクラ兄弟のあがきっぷりに限りなく共感。後半いいハナシになりかけるが、それを完膚なきまでにブチ壊すラストもいい。これを観てから《ヒミコさん》を観たら、もっと盛り上がっただろう。田野辺尚人さんが、小ずるい「百円さん」を怪演。それにしても、藤原監督はデブが好きだなあ。井口昇の下あごがつねに強調されていた。それと《ヒミコさん》でも思ったが、地方の小さな街のすさんだ風景がこれでもかとインサートされている。何度も出てくる鉄塔が不気味だ。


こないだ〈コクテイル〉で、小耳に挟んだ「阿佐ヶ谷にこんどロフトが来るらしい」というハナシをしたのですが、西武系のロフトだと思い込んでいたのは間違いでした。〈ロフトプラスワン〉などのライブハウス・グループの店が出るということです。サイト(http://www.loft-prj.co.jp/lofta/index.html)を見ると、トークイベント中心の店のようだ。最近、旬公が惚れ込んでいる切通理作さんのイベントもある(残念ながらこの日は、ほうろうのイベントがあるのだった)。