2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

大晦日は不忍通りで

9時起き。大晦日まで東京にいるのは珍しいので、数年ぶりのコミケを見に行こうと思っていたが、ビッグサイトまで一人で行くことを考えるだけでめんどくさくなり、ヤメてしまう。で、相も変わらず、自転車で不忍通りを走る。旬公に郵便局に寄るよう頼まれてい…

極私的2006年ベスト12のテーマは「喪失」

年の瀬に一週間ほど日記を休んでしまった。いろいろ書いておきたいコトはあったのだが、どうも気力がなくて。しかし、このママ年を越すのはあんまりなので、2日分だけ書くことにしよう。 この間は、あまり出かけることなく、ウチでうじうじしていたが、代官…

ポケットに売上とスリップを

9時起き。眠い眠い。1時半に出て、神保町の古書会館へ。「ぐろりや会」で、高木治江『谷崎家の思い出』(構想社)400円、『子どもの館』1979年12月号(瀬田貞二氏追悼)200円を買う。後者の追悼文は『旅の仲間 瀬田貞二追悼集』に未収録のものもあり。受付で…

早稲田に立石書店がやってきた!

二日ばかり日記を休んだ。この間に届いた本。鈴木海花・中山珊瑚『チェコA to Z』(ブルース・インターアクションズ)。古本屋、カフェ、キノコ狩り、ビールなど、チェコ旅行の楽しみ方をビジュアルに伝授する本。雑誌ではプラハ特集は腐るほどあるが、単行…

洗濯すると一仕事終えた気分になって

寒くて布団から出られず、10時まで。「早稲田古本村通信」の原稿を書く。〈古書ほうろう〉に行き、来年2月のイベントの相談。谷中銀座の〈すずき〉でコロッケ買って帰り、昼飯。午後はいろんなことが遅々として進まず。洗濯すると、なんだか一仕事終えた気分…

マンガが読みたい日曜日

朝9時起き。10時過ぎに鎌倉の義父母が来る。「お、ちょっと片付いたんじゃないか」と義父に云われたが、昨日撮影があったからだとも云えず、笑ってごまかす。昼はベーコンとアスパラのパスタ。昨日買ってきた、ひじかた憂峰(作)・松森正(画)『湯けむりス…

部屋を片付けたいならカメラマンを呼べ

9時起き。今日は読売新聞の撮影があるので、「けものみち」を通れるように片付ける。枝川公一さんの「東京ストーリー」という連載で、旬公とぼくが取材されたのだが、記者が撮影をぼくの部屋でやりたいと云ってきたのだった。この部屋に人を上げないという原…

ギャラリーでのライブが似合う二人

昨夜はなんだか眠れずに、4時ごろまで起きている。「書評のメルマガ」を編集・発行する。 山崎邦紀さんの新作映画(尾崎翠原作)について、吉田勝栄さんの『中公文庫解説総目録』についての長い原稿が入る。ぼくが「書評のメルマガ」の編集を担当するように…

呂敬人さんに刺激を受ける

朝8時半に目覚ましが鳴るも起きられず、10時すぎに起きる。仕事にかかるも、どうも調子出ず。「書評のメルマガ」を途中までまとめてから、本を読んで過ごす。塩山芳明『出版業界最底辺日記』(ちくま文庫)の3刷目が届く。1万部突破である。 5時に出て、旬公…

アタシの身体は古本でできてるの(はあと)

8時半起き。朝飯はうどん。玉は千駄木のうどん・そばの製麺所で買ったものだが、味はいまいち。日暮里図書館近くの製麺所には負ける。午前中は、ある本の企画をまとめる。 『古書月報』第419号届く。先日の「古本屋になるための一日講座」の記録が載っている…

古本暴走族「わめぞ」の大集会

8時半起き。朝からやたらとファクスが送られてくる。いくつかゲラを見て返送。そのあと、某機関に提出する書類を書く。いちおう記入要項は付いているが、こういう書類を初めて書くヒトのコトを想定していない。電話していくつか確認してから記入。昼は旬公と…

『ヨムヨム』と「だんだん」

朝8時半起き。卵ぶっかけうどんを旬公と半分ずつ、あとリンゴ。「まぼろしチャンネル」の原稿を書く。今回は「わめぞ」(早稲田・目白・雑司ヶ谷)の「めぞ」を自転車で回ったハナシ。今週中にアップされるそうだ。午後は仕事のメモをまとめる。 4時半、〈ブ…

値づけに行って本をもらう

9時起き。仕事の準備をあれこれ。12時に〈古書ほうろう〉を覗き、昼はほうれん草のパスタ。《噂の東京マガジン》見る。HDDを買ったので、リアルタイムで見なくてもいいようなものだが、録画せずにその時間にテレビを見るクセがすっかりついてしまったので。…

二日続けて〈蘭蘭〉にランランと

あまりに寒くて、いつもより早く目覚める。今日の冷え込みは、今年一番ではないか。雨がしとしと降っている。「書評のメルマガ」を編集して発行。そのあと、資料読み。コピーを取るのと昼飯を買いに、近所のコンビニまで行ったが、テスト前なのか開成学園の…

海野×岡崎トークを堪能する

8時半起き。今日は真珠湾攻撃の日、ジョン・レノンの命日、そしてウチの弟の誕生日。朝飯のあと、打ち合わせのための資料をつくったり、本を読んだり。2時に出て神保町へ。〈書肆アクセス〉の前で塩山芳明御大にバッタリ。『本の雑誌増刊 おすすめ文庫王国2…

「小説検定」と『まんがNo.1』シングルズ

朝8時半起き。〈往来座〉のセトさんからいただいたリンゴを食べる。おいしい。午前は『進学レーダー』の書評原稿を書き、ゲラ校正などをやり、午後は同じく『レーダー』の図書館原稿。年末進行なので、ちょっと早めに書く。しかし、ライターを名乗っているの…

〈なってるハウス〉で[月の鳥]を聴く

昨夜、ウィリアム・モール『ハマースミスのうじ虫』(創元推理文庫)を読了。1955年に書かれ、東京創元社の叢書「クライム・クラブ」で初訳されたものの新訳だ。やや盛り上がりに欠ける(しかし後半への布石としては重要な)前半をしのげば、追う者が追われ…

『ディアスポリス』と《トム・ヤム・クン》

朝9時起き。日暮里図書館、谷中コミュニティセンター図書室、文京ふれあい館の図書室と回り、3区の図書館で借りた本を返却。日暮里図書館では、『サンデー毎日』の佐高信の連載を読む。塩山芳明『出版業界最底辺日記』の政治や官僚についての記述をベタ褒め…

体のなかの出雲弁

ウチから数歩しか外に出ず、きわめて地味な一日。『未来』の長谷川摂子「私の母語 ことば・ことば・ことば3」を読む。出雲地方(平田)出身で、出雲弁について書いている。 出雲出身の親戚縁者に会えば、大東京の山手線のなかでも私は出雲弁になっている。…

吉祥寺で長新太、銀座で「夜の古本」を

目覚ましをかけるのを忘れていて寝坊。重要な用事の待ち合わせ時間を旬公が忘れていて、あわてて出かける。二人して泥縄人生だ。吉祥寺に行き、その二人には荷の重い、社会人っぽい用事を。2時間かかって終了。無事に終った安心感で、どっと疲れが。 〈トム…

リサイクルブックフェアに2回行く

朝7時50分起き。まだ寝ている旬公を残して、自転車で出発。日暮里の〈六文そば〉でゲソ天そばを食べる。ココのつゆはかなり濃いめなのが難点。鶯谷経由で入谷へ。台東区中央図書館に到着すると、すでに20人ほどの行列ができていた。そう、今日は年に一回の「…

こんな夜更けにカエルかよ!

月曜から木曜まで、家に引きこもり。よって古書会館の「夜の学校」も、ジュンク堂の山崎浩一×永江朗トークも行けず。予約していたのに、スミマセン。かといって、仕事はあんまり進まず、DVDばかり観てたような……。 昨夜の夜中に夢を見た。実家(取り壊す…