床が見える部屋は好きですか?(証拠写真つき)

kawasusu2007-12-15

朝8時起き。旬公と〈やなか珈琲〉に行くも開店は10時。近くの〈アドリア〉へ。ケーキ屋の奥が喫茶店になっている。前から気になっていたが、来るのは初めて。チーズトーストのモーニング。コーヒーはワリとうまい。


西日暮里に行き、本の整理の続き。けものみちが本で埋まると、とりあえずそれをドコかにどかすという消極策でこの数年やってきたが、今回の整理が、助っ人のイシイくんの手を借りて、(1)庭の倉庫のケースをぜんぶ出して積みなおす、(2)けものみちの本を旬公の仕事スペースに移動させ、残すもの・売るもの・実家に送るものに分類する、(3)棚の本をすべて出してチェックする、(4)これまで「見ないこと」にしていた棚の上の袋や段ボール箱もすべて開けて、不要なものは捨てる、という大作業を行なった。


とくに4は数年ぶりに触る個所が多かった。そのひとつから、不審な革のポーチを発見。ホコリまみれだし、こんなの持ってたっけ? とナカをあけてビックリ。千円札数枚と小銭が大量に入っている。どうも、コミケにブースを出したときの売り上げとお釣りらしいのだが、なぜ、手付かずのまま放置されていたのか……。目分量だが2万円以上はあるぞ。比較的収入が安定していた時代の自分から、貧乏ないまの自分への贈り物だ。ありがたく使わせてもらおう。


そして今朝、11時に牛イチロー先生がやってきて、21日(金)夜からの「ウィークエンドワセダ」用の本、約500冊を運び出してくれた。それで空いた倉庫のスペースに、すかさず本や雑誌を詰めたダンボール箱を投入。これで床積みを最低限に抑えて、いちおうの整理が完了した。久しぶりに、入り口から奥まですっきりと床が見える! 証拠写真をご覧ください。ずっとデッドスペースになっていた奥の机もきれいになり、来週からは奥で仕事することも可能に。でも、手前の部屋の広いスペースのほうが、明らかに原稿書きははかどるんだよなあ。


もっとも、コレはあくまでも前段階。仕事場コーディネーター(そんな職業はないが、勝手に命名)の高橋美礼さんと相談し、来年に入ったら、西船橋の〈IKEA〉に出かけて大量の棚を購入し、すっかり入れ替えるコトになっているのだ。そのときに移動しやすいように、大量の段ボール箱に本や雑誌を詰め込んだので、けものみちが健在なときよりも、いまの方がかえって見つけにくいかもしれない……。


ずーっと整理に熱中していたので、コンビニで買ってきたもので昼飯食べたのは3時。それから、遅れている書評用の本の続きを読む。昨日会った木村衣有子さんから電話があり、「今日、エンテツさんと〈大栄〉で飲みませんか?」という魅力的なお誘いがあるが、すまん、明日中にあと1000ページ読まねばならぬのだ。


光文社のPR誌『本が好き!』で、今年読んだ「最高の一冊」というアンケートに回答しています。ぼくが挙げたのは、高野秀行さんの『怪魚ウモッカ格闘記』(集英社文庫)です。