『酒つま』VS『モツ煮』イベント終了

朝から原稿を1本書き、本の整理をちょっとやって、書評の本を読み、今日のイベントのメモをつくる。『酒とつまみ』10号、『モツ煮狂い』二集ともに今日届いた。6時前に〈古書ほうろう〉へ。千駄木と西日暮里へ、鍋やら包丁やらまな板やらを取りに戻る。酒つまの大竹聡さんと、モツ煮のクドウヒロミさんが来る。景気づけにと、開場前からビールを飲み始める。入場してくるお客さんも、ホッピーを持っている。入場料に含まれているのだ。目の前に焼酎のでかいペットボトルがあるので、「中欲しい人は?」と聞いて、回していく。クドウさんが持ってきた「さいぼし」(馬肉の燻製)も配る。これからトークが始まるとは思えない、リラックスした雰囲気だ。観客は50人ほど。


7時ちょうどに開始。最新号が遅れた理由から入る。一通り聞いていくうちに、1時間。休憩時間には、クドウさん特製のモツ煮を販売。クドウさんが手ずからよそう。200円持って行列するお客さんたち。ココは闇市か。後半は、紙に質問を書いてもらい、それに二人に答えてもらう。お客さんのノリがいいので、司会がやりやすい。ぼくの左のベンチに〈タムタム〉の佐久間さんが座っていて、完全に酔っ払っていたので、遠慮なくいじらせてもらった。今後やりたいことを聞いて、9時15分に終了。ちょうどイイ感じで終われたと思う。今年最後のトークイベントが成功で終わったので、ウレシイ。


ひとしきりサインを求める列が続く。両誌とも45冊ずつ売れたそうだ。アクセス本も結構売れたようでよかった。お客さんが帰ったあと、店内にて関係者で打ち上げ。1時ごろまで盛り上がり、解散。自転車で千駄木に帰る。飲みすぎたので、トイレに近いほうに布団を敷いて寝る。3時ごろか、急に吐き気が襲ってきて立ち上がるが、トイレのドアを開ける前に吐いてしまう。「えー、やっちゃったの〜」。世の中でゲロがいちばん嫌いな旬公の悲痛な声。布団カバーにも少しかかってしまったが、明日洗濯することにして、床だけ掃除して眠る。『酒とつまみ』のイベントだからって、ナニもゲロまですることはなかろうにと思いながら……。


ところで、『酒とつまみ』は今号なんと1万部発行、『モツ煮狂い』も1000部発行です。『モツ煮』は、古書ほうろう、ヒナタ屋、ダイバー、高円寺文庫センターなどで入手できます。「ウチの店で置きたい」という声を待っています。クドウさんはブログとかやってないので、南陀楼までメールくだされば、本人につなぎますよ。なにしろ、アクセスは田中さんとぼくで「かならず1000部売れるって!」と太鼓判押したもんですから。