2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

7月は地道な月(にしたい)

この10日ばかりのドトウの日々をナンとか乗り越えて、さすがに疲れが出たか、10時まで寝坊。そのあとも布団で、福満しげゆき『うちの妻ってどうでしょう?』第2巻(双葉社)を読む。なんだか1巻より面白くなっている。妻が「どんな映画を観てるときでも、画…

《私は猫ストーカー》と不忍ブックストリートMAP

昨夜はムシムシして寝付かれず、山崎豊子『運命の人』第4巻(文藝春秋)を読む。1、2巻が新聞社と官庁を描いて生々しかったが、この4巻は妙に悟りきった感じであんまり面白くない。モデルになったヒトが実際そういう生き方していたとしても、小説としての盛…

たくさんの人に会ったあとには、たくさんの人に会いたくなくなる

朝9時起き。みんな寝ている。昼ごろまでいるつもりだったが、疲れたのと、夕方戻すゲラがあるので、先に店に行く健一さんと一緒に出る。サンモールまで行くと、立ち食いそば屋が開いていたので、きのこうどんと高菜のおにぎりを食べる。隣の〈金港堂〉で、高…

仙台の路地でアングラ小芝居

まずは、この写真を見てください。ハナシはそれからです。 「仙台だと帰巣本能が働くんです〜」とほざきつつ、イイ気分で日本酒をがぶがぶ飲み、案の定すっかり酔っぱらってしまったジュンコちゃんが、その辺にあったゴミ箱に入ると、めぐたんも一緒に入り、…

実写版「エロ漫画の黄金時代」

左から、南陀楼、塩山芳明、多田正良、いがらしみきお、山崎邦紀、熊谷光樹(撮影:『IKKI』編集部・豊田夢太郎)。二次会のカラオケボックスの出口にて。ここに至る日記はのちほど。 朝6時起き。ちょっと寝不足気味なり。まだバスが動いてないので、千代田…

仙台に行ってきます

朝8時起き。《つばさ》を観てから、西日暮里へ。今日がデッドの『本が好き!』の原稿を書く。今回は「お好み本ひろしま」。12時半に書きあげて送信して、〈往来堂書店〉へ。森銑三『落葉籠』下巻(中公文庫)と『KISS』を買い、フリーペーパー『往来っ子新聞…

《私は猫ストーカー》は素晴らしい「谷根千映画」だ

本日の東京新聞朝刊・22面の「したまち」欄に、《私は猫ストーカー》特別上映会の記事が写真入りで大きく載りました。連絡先はスローラーナーだけ載りましたが、メールでも受け付け中。満席の可能性が出てきましたので、なるべく予約をお勧めします。詳しく…

6月は長い月

先週の週末は、岡崎武志さんが函館でトーク、わめぞ連が仙台で古本市、ぼくが大阪でトークと、あちこちでイベントが。ここまで広がりを見せるとは、数年前までは思わなかった。 朝8時起き。《つばさ》を観てから、西日暮里へ。たまっていた手紙やゲラの処理…

蒸し暑さに耐えて「大大阪観光」

12時に寝たが、隣の部屋のいびきが壁越しに聞こえてきてウルサイ。あと、冷房の調整も難しく、しばらく眠れなかったが、2時ごろには眠った。7時半に起きて、8時にチェックアウト。ホテルを出てすぐのところの立ち食いそば屋のチェーン〈都そば〉(だったかな…

大阪は暑かった

朝8時起き。外は大雨。荷物を持って千駄木から千代田線。JRへの乗り換え口で、上原隆さんに声をかけられる。これから図書館に行くところだと。『文藝春秋』次号でルポを書かれるそうだ。東京駅へ。9時10分ののぞみ号で出発。チキン弁当を食べ、京都までぐっ…

黄金町が浅草に!

朝8時起き。《つばさ》を観てから、洗濯とシャワー。仕事場に行き、『SPA!』の原稿を書く。編集部の名簿改訂のミスで、掲載誌がしばらく送られてこなかったが、その間に前野原稿(岩佐東一郎『書痴半代記』ウェッジ文庫)が掲載されていた。1時にしばらくぶ…

「賞獲ったって仕事なんか増えませんよ」by栗原裕一郎

朝8時起き。《つばさ》を観てから、仕事場へ。今日の授業のレジメや週末の大阪行きの資料をプリントする。書かねばならない原稿には取り掛かれず。12時に出て、下北沢へ。H社のHさんと会い、〈kate coffee〉へ。Hさんは最近カフェを研究してるとかで、「ここ…

ラジオを買う

朝8時起き。《つばさ》を観てから、西日暮里へ。スサミストリートでは珍しく長年営業していた〈ルノアール〉が数日前に閉店。すでに取り壊し作業に入っている。仕事場から直近の喫茶店であり、旬公は一時期仕事場代わりにしていたが、ぼくはあまり行かなかっ…

油断ならない中央線

今週金曜日の和光大学「雑誌研究」は、ニュー評論家(の看板は下ろしたんだっけ?)にして『〈盗作〉の文学史』(新曜社)の著者・栗原裕一郎さんをゲストにお招きして「雑誌ライターという仕事」についてお話いただきます。ちょうど『大航海』(新書館)の…

ゲラを見たりDVDを観たり

「けものみち計画」の茶話会、残り2名様になりましたです。女性の方で迷っている方も、すでに女性が1名エントリー済みですので安心です。ぜひどうぞ(http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20090602)。 それと《私は猫ストーカー》特別上映会ですが、入場は予…

一箱指南で日帰り出張

朝8時起き。《つばさ》を観てから、出かける準備。9時すぎに出て、上野から長野行きの新幹線に乗る。信州の某所で「一箱古本市」をやりたいという話があり、そのレクチャーのために呼ばれていくのであった。私鉄に乗り換えて、某駅で降りる。Kさんが迎えに来…

六本木から逃げたい気持ち

ちょっと寝坊して、朝9時起き。仕事場に行き、遅れに遅れた原稿にかかる。この雑誌で、最近の『本の雑誌』みたく連載陣の原稿到着順の近況欄が設けられたら、間違いなく毎回ラストでしょう。いつもの倍の分量なので、2時ごろにようやく完成。来週日曜日から…

近場で過ごす日

「けものみち計画」の茶話会は、残り4名様になりました。初めてお会いする方も何人か。参加ご希望の方はこちらまで(http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20090602)。 朝8時に起きるが、なんだかボーッとしている。書かなければならない原稿があるが、昼からで…

合宿でした

木曜日の夕方から、某社の企画で旅館に合宿してネタを出し合った。集まったのは池上線千鳥町駅の〈観月〉という旅館で、岡崎武志さんや退屈男くんが書いている通り、不思議な配置とテイストの建物だった。千鳥町という駅自体、はじめて降りたのだが、駅前の…

浦和ウロウロ

本日発売、『文藝春秋』7月号で「『70点で人間失格』太宰治検定」というのを書きました。8ページで50問。初級から上級まで、かなり差のある問題になっているので、ぜひチャレンジしてください。この歴史ある雑誌へのデビューが検定モノとは、まあ、ぼくらし…

腹、無罪

昨夜遅かったので、寝坊して11時に起きる。しかも、まだ眠い。仕事場に行くも、なかなか原稿にとりかかれず、CDを聴く。いずれも発売前のサンプルで、松倉如子[パンパラハラッパ](P-VINE、6月17日発売)、渡辺勝[渡辺勝](ディスクユニオン、6月24日)…

ブタはさぬきうどんが好きなんだって

コミケのブース、受かりました。8月16日(日)に出展。詳細はいずれまた。問題は新刊が間に合うかだなあ。旬公にハッパをかけねば。あと、7月4日(土)の「けものみち計画」の茶話会、残り5名様となりました。参加希望の方はご連絡ください。いらっしゃった…

笑いが欲しくて……

8時起き。数日ぶりに陽が照っている。9時すぎに仕事場へ。書かねばならない原稿があるが、今日のトークのために少し古いことを思い出しておこうと、このブログの2004年末の日記を読み返したら、忘れかけていた記憶がよみがえってくる。わずか5年前のコトだし…

有楽町イトシアに〈ユニクロ〉はありません

朝8時起き。《つばさ》を観てから、千代田線に乗って国会図書館へ。雨がしとしと降っている。ぼくの前を小学生の女の子が二人歩いていて、そのまま図書館に入っていく。20歳以下は入館禁止だが、見学なのだろうか? と思ったら、案内の女性に呼びとめられて…

めぐたん以上、ムトー以下

朝8時起き。《つばさ》を観てから仕事場へ。今日からココにジュンクのジュンコちゃんこと佐藤純子ちゃんが泊まることになっている。電話すると、深夜バスで今朝早く新宿に着いたとのこと。10時頃に西日暮里に到着。荷物を置いたあと、谷根千散歩に出かける。…

三匹のブタと一匹のモクロー

昨夜は12時ごろに眠り、朝8時に目が覚めた。旬公は朝方まで仕事していたらしいので、一人で本を読んだり、日記を書いたりする。10時ごろ旬公が起きだしてきて、鳥だしのスープに餅を入れたので朝食。ブタ小屋から、外の囲いにブタを出して運動させる。伸は体…

九十九里で砂にはまる

朝8時起き。《つばさ》を観てから、仕事場へ。そこから「小説検定」一本勝負。だいたいメモの通りに進んだので、2時には原稿アップ。資料を引き取りにきたバイク便に渡し、スグに出かける。東京駅で降り、〈R.S.BOOKS〉を覗く。京橋のりそな銀行ATMや〈八重…

南陀楼ブログ5周年企画のお知らせ

告知です。 南陀楼綾繁ブログ「ナンダロウアヤシゲな日々」5周年記念 「けものみち計画」茶話会のお知らせ このブログは来る6月26日で5周年を迎えます。また、そのしばらくあとには150万ヒット(でいいのかな)に達します。ここまで続けられたのも皆様のおか…

男なら『アダルトビデオ革命史』を読め!

昨夜は資料本を読む合間に、藤木TDC『アダルトビデオ革命史』(幻冬舎新書)を読了。「外市」で塩山さんと話したが、これは労作だ。ちょっと変わったテーマを浅くさらったものや、著者のキャラクター(知名度)に頼ったものが多い最近の新書においては珍しく…