《私は猫ストーカー》は素晴らしい「谷根千映画」だ

本日の東京新聞朝刊・22面の「したまち」欄に、《私は猫ストーカー》特別上映会の記事が写真入りで大きく載りました。連絡先はスローラーナーだけ載りましたが、メールでも受け付け中。満席の可能性が出てきましたので、なるべく予約をお勧めします。詳しくはこちらをご覧ください(http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20090527)。


今朝は大雨。昨夜眠れないままに、村上春樹『1Q84』上巻(新潮社)を読んでいたので、寝坊してしまった。なかなか観られずにいた鈴木卓爾監督《私は猫ストーカー》をDVDでようやく観る。冒頭から、知っている通りが出て来て、次はどこなのかと気になる。日暮里の諏訪神社から不忍池までと、ロケの範囲はかなり広い。映画としても、ハル(星野真里)の他人との距離感が、微妙に縮まっていく様子が、猫ストーカーとしての成長と重なっていて、とてもよかった。29日には上映後に、鈴木監督、浅生ハルミンさんとトークをするが、そこでいくつか訊きたいことがあった。


3時に仕事場に行き、ゲラ戻しなど。いろいろ届いていたが、また紹介しますね。4時に出て、飯田橋の漫画屋へ。移転してからは初めて。仙台でのトーク用に塩山さんが撮影したビデオを確認。会場で流すことにする。しばらく雑談してから九段下へ。〈啓文堂書店〉で、原武史松本清張の「遺言」』(文春新書)、山本直樹『レッド』第3巻(講談社)を買い、東西線に乗る。


7時前に東小金井〈海風〉到着。着いた時にはすいていたが、ライブが始まる頃には満席で立ち見も出る。荻原魚雷さんも来ていた。『ぐるり』の五十嵐一家と一緒に見る。まず、東京ローカル・ホンク。相変わらずのパワフルなステージ。ギターの井上さんがプレスリーみたいな髪型にしていてビックリ。次が薄花葉っぱ。セカンドアルバム[朝ぼらけ]の東京でのお披露目ライブ。これまでとは違うタイプの曲も多くやるようになっていた。最後に2バンドで一緒にやる。2つのバンドの音の方向性はちがうが、歌詞にみえる感覚は似ているかもしれないと思った。下村よう子さん、ホンクのみなさんに挨拶して、中央線で帰る。明日は朝から原稿を書かねば。