ゲラを見たりDVDを観たり

けものみち計画」の茶話会、残り2名様になりましたです。女性の方で迷っている方も、すでに女性が1名エントリー済みですので安心です。ぜひどうぞ(http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20090602)。


それと《私は猫ストーカー》特別上映会ですが、入場は予約優先となりますので、お早めにお申し込みください(http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20090527)。


大阪〈レトロ印刷JAM〉でのフリーペーパー展は6月21日(日)〜27日(土)に開催です。初日の16:30からトークも行ないます。入場無料ですが、予約していただくと椅子席を確保します。詳しくはサイトを(http://jam-p.com/fes.html)。


ぐっすり眠ったせいか、7時前に目が覚めてしまう。書評の本を少し読む。《つばさ》を観てから、西日暮里へ。某誌の記事と某社の単行本のゲラを見終えて返送する。それから、書評の本を読む。


上原隆さんより新刊『にじんだ星をかぞえて』(朝日文庫)をいただく。ちょうど宅配されていた時期の朝日新聞に連載されていたので、ときどき読んでいた。扉野良人さんからは、季村敏夫+扉野良人編『Love is 永田助太郎と戦争と音楽』(震災・まちのアーカイブ)を。コレも読ませていただくが、岡崎さんのブログに載っていた扉野さんの結婚記念の冊子も送ってほしかったなぁ〜。


東川端三丁目さん(http://d.hatena.ne.jp/thigasikawabata/)のところで知ったのだが、ポット出版から松沢呉一さんの久々の新刊『エロスの原風景 江戸時代〜昭和50年代後半のエロ出版史』が6月25日に出る(http://www.pot.co.jp/books/isbn978-4-7808-0126-2.html)。カストリ雑誌、自販機本などエロ出版史を記述した上で、エロ本173冊、図版354点をフルカラーで掲載。しかも、続編がありそうな感じなので期待大。


昼飯は道灌山下の〈いっとく〉(だったかな?)で、つけ麺。以前はすぐにつぶれそうな店だと思っていたが、いまや、一月に数回通っている。ウチに帰り、洗濯をして、《プリズン・ブレイク》シーズン4を観はじめる。もはや惰性だが、コレで最終なので付き合っておこう。夕方から大雨で、雷が鳴りまくり。エエ市も雨が降っているかも。三匹のブタは元気かな?


作家の山下武氏が83歳で死去。青弓社から出た古書エッセイは全部読んでいるが、好きかと云われると、答えに詰まる。戦前の古書や古本屋についての該博な知識や、忘れられた作家への偏愛ぶりは凄いと思うが、コラムでは古書店を激しくする文章が多く、それが目録で自分の欲しい本を当てなかったり、高かったりすることへの不満だったりして、そういう私憤を上から目線で書くあたりには辟易した(塩山芳明さんあたりは「そこがイイ」と云うだろうが……)。生前、お目にかかる機会はなかった。ことし出た『書斎の憂愁』(日本古書通信社)が未読なので、この機会に読もう。


上智子さん経由で、堀内花子さんから堀内誠一展のチラシ、DMを送っていただく。この展示は必見です。

堀内誠一 旅と絵本とデザインと」
7月4日(土)〜9月6日(日)
場所:世田谷文学館


アートディレクターとして、また絵本作家として、数多くの名作を遺した堀内誠一さん。また旅を愛し、雑誌でイラストと文章で各地の文化風俗を紹介したことでも知られています。今展では、早熟な才能を開花させた10代から晩年に至までの功績を辿り、「デザイン」「絵本」「旅」の3領域にまたがった創作活動の全容を紹介。今日でもなお受け継がれている彼の創作世界をぜひ体感してください。


トークイベント)
「堀内さんの旅」 巖谷國士
7月11日(土) 14:00〜


「堀内さんの絵本」 スズキコージ×土井章史
8月8日(土) 14:00〜


「堀内さんの雑誌づくり」 石川次郎×幅允孝
8月29日(土) 14:00〜
*料金 各回1000円(展覧介入場券付き) 
各回の当日11時より1階ロビーにてチケット発売。定員150名。


世田谷文学館
http://www.setabun.or.jp/


 この展示にあわせて、平凡社コロナ・ブックスから、『堀内誠一 旅と絵本とデザインと』が6月末に刊行されます。
http://heibonshatoday.blogspot.com/2009/06/blog-post_8661.html


もうひとつ、展覧会のお知らせ。毎年「一箱古本市」のスタンプをつくってくださっている八朔ゴムはん・片岡知子さんのワークショップの模様を展示します。

八朔ゴムはん/片岡知子
「八朔ゴムはんのワークショップ」展
6/23(火)-6/28(日) 月曜休み


はんをつくることと、もうひとつ、つづけているワークショップのこと。 回を重ねるごとに湧いてくる、楽しみや発見、可能性を眺める展覧会。


■八朔ゴムはん 制作者/片岡知子■(はっさくごむはん かたおかともこ) カラカス生まれ 東京育ち 彫刻を学ぶ 2002年手紙展(彫刻展) その後スタンプ制作の機会が重なり2004年より八朔ゴムはん/ラバースタンプをめぐる 活動をはじめる オーダーメイドスタンプの制作、ワークショップの開催、イベント、ギャラリー等で作 品を発表。


美篶堂
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Tel : 03-3258-8181 Fax : 03-3258-8181
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