たくさんの人に会ったあとには、たくさんの人に会いたくなくなる

朝9時起き。みんな寝ている。昼ごろまでいるつもりだったが、疲れたのと、夕方戻すゲラがあるので、先に店に行く健一さんと一緒に出る。サンモールまで行くと、立ち食いそば屋が開いていたので、きのこうどんと高菜のおにぎりを食べる。隣の〈金港堂〉で、高橋英博『せんだい遊歩 街角から見る社会・学』(北燈社)を見つける。商店街や歓楽街、文化発信について考察した本で、参考になりそう。山崎豊子『運命の人』第4巻(文藝春秋)、『週刊松本清張』創刊号と一緒に買う。


10時半の新幹線に乗る。村上春樹1Q84』を少し読み、眠る。上野からタクシーでウチへ。フロに入り、仙台駅で買った牛タン&すき焼き弁当を食べる。ゲラを見て、直しをメール。夕方からの西荻ブックマークで、山王書房関口良雄をめぐって、息子さんと岡崎さんのトークがあり、そのために今日帰ってきたのだが、コレから西荻に出かけて知り合いの人と会うのが、とたんにおっくうになってきた。いろんなイベントに関わっているので誤解されがちだが、あまり社交的な性格ではないので、たくさんの人に会ったあとには、ドッと疲れてしまうのだ。いままでなら、ひとつこなしたら終わりだったが、最近は連続するのがツライ。明日も《私は猫ストーカー》の上映会があるので、今日はこのまま引きこもることにした。岡崎さん、広瀬さん、予約していたのにすみませぬ。


布団に入り、しばらくぐっすり眠り、『1Q84』を読み終える。この数日、少しずつ読んできたが、読み進むうちに物語の中に引き込まれてしまった。感想はいずれ書きます。夜は鮭チャーハンと味噌汁をつくって食べ、録画しておいた《松本人志のすべらない話》を観る。


明日は不忍通りふれあい館で、《私は猫ストーカー》特別上映会があります。予約多数につき、当日の来場は立ち見になる可能性があります。予めご了承ください。おわったあとは、浅生ハルミンさん、鈴木卓爾監督、ぼくのトークもありますよ。