2007-01-01から1年間の記事一覧

オチケンとダイエット

福岡で「ブックオカ」が始まっています。今回はほぼ1ヵ月にたくさんのイベントをやるのです。全部は紹介しきれないので、ぼくが関わる企画のみ。 ★南陀楼綾繁トークショー 〜全国リトルマガジン紀行〜10月26日(金)18:30〜 in-丸善福岡ビル店内「喫茶ばん…

悲しい知らせ

昨夜、アマゾンで買った山下敦弘監督《不詳の人》を観る。以前観た《その男狂棒に突き》と同じく山本剛史主演のフェイク・ドキュメンタリー。ちょっと長すぎるかなという気はするが、おもしろかった。しかし、このDVDを買った目的は併録の《道》にあるのだ。…

見れば見るほど判りません

まず告知です。 第17回神保町ブックフェスティバル 大崎梢・南陀桜綾繁トークショー 「本屋さんには謎がいっぱい」 10月28日(日)13:30〜 会場:岩波ブックセンター3階 入場無料 申し込み方法 (1)はがきに〒・住所・氏名・電話番号を明記して〒100−…

海女映画のち風邪引き

朝8時起き。朝方寒かったせいで、アタマが痛い。ついに10月だ。それなりに働いているつもりなのに、なにもかもが遅れがちなのは、怠け者だからか、才能がないからか(それとも両方か)。早めに出て、西日暮里で短い原稿を一本書く。時計を見ると10時すぎ。11…

雨の中をうろうろ

8時半起き。西日暮里に行き、資料を読む。『SPA!』の文庫本書評をどれにするかを決めかねる。早大の図書館に行って、青空古本市を覗くつもりだったが、雨が激しくなったので、断念。田端の写真屋でデジカメプリントするよう旬公に頼まれていたが、行ってみた…

祝・新作! いましろたかしと東京ローカル・ホンク

朝8時起き。雨がぽつぽつ降り始めている中を、西日暮里へ。不忍ブックストリート清秋部のイシイくんからインタビューを受ける。論文に使うためらしい。そのあいだ、旬公が「秋も一箱古本市」のプレゼントをつくっている。どんなモノになるのかは、当日のお楽…

ケータイとパソコンの衣替え

朝8時起き。西日暮里に行き、単行本の割付を仕上げてしまう。コンビニに出しに行くが、郵便番号を入力するとレジでエラーが出てしまう。「間違いじゃないですか?」とか「三田は港区ではないのでは?」〈港区だっつーの〉とか云われてムカつく。これで2回目…

むやみと前向きにさせてくれるヒト

朝8時起き。自転車で西日暮里に向かうとき、ポツリと雨が。早稲田青空古本市は初日に雨が降ることが多いが、日程を変えても雨が付きまとうとは。しかし、千駄木で1時間ほど仕事してバスに乗るときには、雨は止んでいた。10時15分頃、穴八幡に到着。上は殺気…

動くことなく

8時半起き。朝が涼しくなった。西日暮里に行き、『COMIC Mate』の書評を書く。今回は小谷野敦編『童貞小説集』(ちくま文庫)。この連載、『レモンクラブ』から通算すると、今回で99回。隔月刊だから年内に100回になる。ダレもほめてくれないので、自分でほ…

物足りない感が残る日

8時半起き。西日暮里で短い原稿を書く。最近、書評の仕事が増えたのはありがたいのだが、「読む」ことから「書く」ことにうまく移れない。先日出た上野の「読書の腕前講座」で、岡崎武志さんも豊崎由美さんも「読んだら印象が消えないうちに書く」とおっしゃ…

けものみち計画、一角座へ行くの巻

お久しぶり。ずいぶん間が空いてしまったな。まだあんまり落ち着かないけど、再開です。なんとなくですが、ブログ開設以来、初めてコメントが書き込めるようにしてみました。よかったら何か書いてみてください。反応なければ、明日にでも閉じますが。 今月二…

本日より店主受付開始

9月7日(金)〜16日(日)です。 今回は50箱なので、申し込みはお早めに! http://d.hatena.ne.jp/seishubu/20070831

直近ですが、お知らせ二つ

★「不忍ブックストリートの茶話会」へのお誘い 不忍ブックストリート実行委員会は、MAPの発行や春・秋の「一箱古本市」開催などの活動を行なってきました。 3年が経ち、この地域に新しいお店や人たちが増えてきたように思います。 そこで今後、定期的に、不…

日記は楽しく

昨日あたりに、このブログのアクセスカウンターは70万を超えました。ありがとうございます。 いろいろやらねばならぬコト山積みで、煮詰まってしまいました。日記は楽しく書きたいので、いちおう片付くまで、しばらく休憩します。25日(土)に観た《天然コケ…

阿波踊り前夜の高円寺

今朝の東京新聞に、幻戯書房の下段2分の1という大きい広告。『「阿佐ヶ谷会」文学アルバム』が中心。西日暮里に行き、短い原稿を一本書く。そのあと資料読み。またしても、つい一月前に買った本がけものみちにうずもれてしまい、いまだ発見できず。 「日本の…

人生の先輩たちと観る《実録阿部定》

朝8時起き。久しぶりに涼しい風が入ってくる。ちょっと雨も降った。本郷図書館に寄ってから、西日暮里へ。『進学レーダー』の原稿を書く。日暮里のりそな銀行に行ったら、窓口の女性がみんな浴衣姿だったので、びっくり。あざといが、でも、ちょっとナゴミま…

「秋も一箱」助っ人募集

昨夜から今日にかけて、小谷野敦『悲望』(幻冬舎)を読みふける。これが私小説として成立しているかは判断できないが、書かなければならないという強い思いがビンビン伝わってくる。西村賢太『どうで死ぬ身の一踊り』(講談社)を読んだときの、厭らしいけ…

猫に演技賞

ちょっと寝坊。いろいろやって、4時ごろに出る。〈谷中コミュニティセンター〉の図書室へ。そのあと、久しぶりに〈不思議(はてな)〉を覗く。本に値札がつくようになっていた。田川律『〔台所〕術・なにが男の料理だ!』(晶文社)500円、ほかを買う。久し…

地蔵さんの誕生日を祝う

まず告知です。「秋も一箱古本市2007」は、10月13日(土)11:00〜17:00 で開催決定しました。雨天決行です。店主募集などの詳細は、決まり次第、「秋も一箱古本市 / 青秋部 東奔西走の記」(http://d.hatena.ne.jp/seishubu/)で告知します。このブログでもフ…

コミケは下鴨より暑かった

朝8時起き。西日暮里に行き、原稿を一本書く。11時前に出て、有楽町へ。〈中園亭〉で上海焼きそば。有楽町線で新木場へ。りんかい線の改札前で、Yozakuraさん(ブックフェアのトークに来てくれた方)と茂木さん(一箱古本市の常連助っ人)と待ち合わせる。こ…

「怪しい夜」の歌とスープ

昨夜から今朝にかけて、ほとんど半月ぶりに「涼しい」という感触を味わう。数日前に、「7人のメタボ侍、内臓脂肪を斬る」として活動中の市職員の一人が、ジョギング中に亡くなったそうだ(http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=276027&media_id=20)。今日…

神保町も暑かった

朝8時起き。早めに西日暮里に行き、原稿を一本書く。昼過ぎにはなんとか出来上がる。資料を読んだりし、3時に出かけて、神保町へ。久しぶりだ。〈東京堂書店〉のウィンドウを覗くと、『「阿佐ヶ谷会」文学アルバム』が売り上げ10位に入っていた。慶祝。〈書…

カナブンで古書店の資料に出会う

昨日は暑さのため、一日、ほとんどナニもできず。 今日は朝8時起き。いったん西日暮里に行き、旬公と出かける。東海道線で横浜、みなとみらい線で元町・中華街駅。港が見える丘公園への急勾配を汗流して登る。〈神奈川県立近代文学館〉へ。神奈川新聞の仕事…

お懐かしやの80年代

朝8時に旬公と出て、築地へ。場外の通りにある喫茶店のカウンターでコーヒーを飲む。今日も暑いが、この通りは風が通るので、少し涼しい。隣のラーメンの〈井上〉は今日も盛況だった。正門前でOさんと娘さんと待ち合わせ。旬公の高校の友達で、アメリカで世…

開いててよかった、往来堂書店

朝8時起き。旬公と千駄木の〈ドトール〉の2階で、朝飯。不忍通りを見下ろして、あの店はどうとかとあれこれ無駄話。そのあと書評の本を読む。10時に〈往来堂書店〉へ。この辺はお盆にはほとんど休んでしまうが、ココは開いている。しばらく東京の新刊書店に…

地獄の新幹線

11日の日記は、もうちょっとあとで。十番勝負の模様をちゃんと報告しないと、山本さんに怒られるのでね。 扉野さんの部屋で8時に目覚める。魚雷さんと三人でウダウダ話し、10時に下鴨神社へ。今日も暑い。本部で荷物を預けて1時間ほど見て回る。数冊買い、昨…

京都の夏は古本の海に漂う

朝4時半起き。部屋の片づけをし、おにぎりを食べて、父親に出雲市駅まで送ってもらう。やくも号の車内では熟睡。岡山でのぞみ号に乗り換え、10時前に京都駅へ。外に出るなり、日差しが照りつける。並んでバスを待つ間に、汗が噴き出す。厳しい一日になりそう…

「煤けた場所」にいたはずの自分

朝7時起き。「書評のメルマガ」を編集して発行。弟一家と一緒に、大社町の〈島根ワイナリー〉へ。お土産の出雲そばなどを買う。ウチに帰り、『楽園』を読了。『模倣犯』とは登場人物がダブるだけで別のハナシ。むしろテーマ的には『火車』のほうが近いか。た…

車を持たざる者は田舎で暮らすべからず

昨夜は暑くてクーラーのある部屋で寝た。どこから入って来るのか、たっぷり蚊に刺される。7時に起きて、本を読む。午前中に原稿を書くはずが、進まず。藤子不二雄が『まんが道』で描いた、帰省中にすべての仕事を落としてそのあと干されるというエピソードを…

松江で見つけた新しい店

昨夜は書庫にあった、加藤一雄『無名の南画家』(三彩社)を読む。『sumus』で山本善行さんが絶賛している。南画家としてまったく無名で、菓子折の包装紙の絵を描いて口に糊している靄山先生。「あのドンキホーテは絵描きとしては学者すぎるし、学者としては…