けものみち計画、一角座へ行くの巻

お久しぶり。ずいぶん間が空いてしまったな。まだあんまり落ち着かないけど、再開です。なんとなくですが、ブログ開設以来、初めてコメントが書き込めるようにしてみました。よかったら何か書いてみてください。反応なければ、明日にでも閉じますが。


今月二回目の三連休。初日(22日)は、開成学園の文化祭からスタート。9時ジャストに旬公と入場。古本市、今回はワリと新めの本が出ていた。単行本10冊、文庫15冊ほど買う。午後、千駄木交流館で、「秋も一箱」のチラシを折る作業。助っ人15人ぐらい集まってくれる。盛厚三さんから『北方人』いただく。いちど戻って仕事。5時に〈小奈や〉へ。「不忍ブックストリートのお助け人」こと守本さんの結婚パーティー。知り合いが狭い店に詰め掛けたので、はみだした連中が隣の空き地の前にゴザを敷いて座る。そこでビール飲んでいると、知り合いが次々通りかかってオモシロイ。こんなユルイ会ができるのも、守本さんご一家の人徳でしょう。2次会は遠慮して、千駄木に帰る。


23日は早めに西日暮里に行くが、調子出ず。ガマの油状態。夕方、下北沢へ。〈ディスクユニオン〉でジャック達[HILAND]を買う。オマケとして「一色進お好みトークベスト」というCDが付いていたが、これ、どういうときに聴けばイイのか。そのあともレコード屋を覗き、6時すぎに河出書房に入った高野マユタンと会う。〈幻游社〉で、『鶴見俊輔書評集成』第2巻(みすず書房)2500円、八木義徳『海明け』(河出書房新社)400円を買う。後者はけっこう安い。〈lete〉でbikkeのライブ。前半はソロ、後半はsakanaの二人と一緒に。LOVEJOYやJBでの名曲が続々。アンコールの「at home」は、リハーサルなしにもかかわらず名演なり。わずか20人の客だけでこの演奏を享受するのが、もったいないようだ。10月にLOVEJOYのライブがあるんだけど、福岡にいる日なんだよなあ。終わって、〈づづ〉で飲みながら話し、さらに中国茶の店(ビルの3階にあって、マッサージ店と奥でつながっている店)で話す。マユたんが深夜ラジオの収録を聞きに行くというので、まだ大丈夫だろうと安心していたら、千代田線の終電を逃す。新宿で別れ、山手線最終で西日暮里へ。ウチに帰ったのは1時半。


今日は朝から旬公と上野へ。〈ミヤマ〉でモーニング。ABABの〈ユニクロ〉で、ズボン2着、ジーンズ2着を買い、すそ上げしてもらう。毎年まとめ買いするのだが、一人だと行きにくくて、付き合ってもらったのだ。そのあと2階で帽子をひとつ買い、アメ横を散歩。ユニクロに戻ってズボンを受け取り、1000円の帽子を買う。これでズボンも帽子もしばらく持つぜ。7階にあった〈HMV〉がいつの間にか撤退している。〈TSUTAYA〉がまん前に出たあと、まるっきりやる気が感じられなかったのはたしかだが。


西日暮里に行き、延び延びになっていた書評原稿に取り掛かる。いろいろ錯誤しつつ、ようやく2本書き上げる。しかし、東小金井〈海風〉でのAZUMIライブには間に合いそうもない。ユニクロの帽子に「獣」のアップリケをつけてご満悦の旬公を誘って、上野公園脇の〈一角座〉(http://www.ikkakuza.com/)へ。けものみち計画、一角座へ行くの巻だ。特集「河内紀 音と映像の仕事」、近くだから来れるだろうと思っていたら、最終日の最終回になってしまった。ドキュメンタリー「人間劇場」(テレビ東京)から、『のんきに暮らして82年〜たぐちさんの一日〜』と『八ヶ岳山麓 地下足袋をはいた詩人』。前者は「ワメトーク」で見ているが、スクリーンで見るとまた印象が違う。1回目よりもオモシロかった。一角座は初めてだが、スクリーンの大きさや座席の配置などがよくて、気に入った。スタッフ(みんな若い!)の対応もよくて、また来たくなった。ロビーで河内さんが演出したキース・ジャレットのコンサートの映像を見ていたら、旬公に「テレビ観ましたよ」と声を掛ける女性が。ぼくにも挨拶されたが、出来立ての「獣キャップ」には反応ナシ。さすがに引かれたか? 根津に下りて、〈フレンディ〉でハンバーグ定食。田口さんがつくる食事がウマそうで腹が減っていたので、がつがつ食う。一緒に頼んだ枝豆もウマイ。西日暮里に戻って、仕事の続き。


「獣キャップ」の画像は内澤ブログ(http://d.hatena.ne.jp/halohalo7676/20070924)に載ってます。