「秋も一箱」助っ人募集

昨夜から今日にかけて、小谷野敦『悲望』(幻冬舎)を読みふける。これが私小説として成立しているかは判断できないが、書かなければならないという強い思いがビンビン伝わってくる。西村賢太『どうで死ぬ身の一踊り』(講談社)を読んだときの、厭らしいけど読み進まずにはいられない感じに通じるものがあった。書評の本、同時に何冊か読み進めながら、遅れていた書評原稿を夕方に一本アップ。綱渡りだった。


6時に〈カフェ・ド・パルク〉で、旬公とともに『早稲田文学』の市川真人さんとお会いする(このブログでは編集者はだいたいイニシャルだが、市川さんは書き手でもあるので実名にする)。同誌デザイナーの奥定泰之さんに紹介される。『彷書月刊』のデザインも手がけている方。こんなに若いヒトだったんだと驚く。フリーペーパー『WB』での「けものみち計画」コンビの連載の打ち合わせ。思い切りヘンな連載になりそう。


〈大栄〉に行き、サンギョプサル、タコ炒め、ミソチゲという黄金コース。数年ぶりにソウルに行って、いろいろ食べたい気持ちになる。


「秋も一箱古本市」のスタッフから、助っ人募集のお知らせです。毎回、新しい人が参加してくれ、運営を助けてくれています。できる範囲でのお手伝いでかまわないので、ぜひご協力をお願いします。

第1回助っ人集会のお知らせ


ただいま着々と(?)「秋も一箱古本市2007」の準備を進めております。
とはいえ、我々の小さな脳みそではアイディアは枯渇気味。今後準備を進めていく上で、物理的にも沢山の方々のご協力を必要としております。
ということで、こちらのブログではご協力頂ける方々を募るべく、順次「助っ人」(ボランティアの方々の呼称です)集会に関する情報もアップしていきたいと思います。古本市でこんなことをやったらどうだというアイディアをお持ちの方、何だかよく分からないが楽しそうだから参加したいという方、とりあえず肉体労働がしたい、などどんな動機でも構いません。協力してもいいかな、と思ってくださった方は気軽に足を運んでみてください。
まずは今週末に、第1回助っ人集会を開催いたします。


日時:8月26日(日)18:30開始(20:00頃終了予定)
場所:千駄木交流館 (文京区千駄木3-42-20)


今回は、顔合わせと今後の予定の報告、および皆様からアイディアを募るのが主な目的です。途中入場、途中退出も構いません。お時間のある方も無い方も是非是非お越しくださいませ。
お問い合わせは、不忍ブックストリート青秋部(mailto: akimo-hitohako@adagio.ocn.ne.jp)お願いいたします。特に出欠はとりませんが、事前にご一報いただけると助かります。(I)


8月25日(土)〜9月12日(水)、原宿〈ラフォーレミュージアム〉(http://www.laforet.ne.jp/)で「ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展」が開催。江戸川乱歩人間椅子』のために描かれたイラストも展示するそうです。友人のライター・渡邊裕之さん(http://d.hatena.ne.jp/hi-ro/)が図録の編集を担当し、なぜかグッズ売り場で売り子までやるらしい。これは見に行かねば(シュヴァンクマイエルをじゃなくて、渡邊さんを)。