車を持たざる者は田舎で暮らすべからず

昨夜は暑くてクーラーのある部屋で寝た。どこから入って来るのか、たっぷり蚊に刺される。7時に起きて、本を読む。午前中に原稿を書くはずが、進まず。藤子不二雄が『まんが道』で描いた、帰省中にすべての仕事を落としてそのあと干されるというエピソードを思い出す。


これじゃいかんと、旬公と市内のネットカフェへ。出雲市には2軒しかなく、この暑さのナカを自転車で行くのはヤバイので、母親に車で送ってもらう。パソコンのあるブースに入るが、空調が悪いのか蒸し風呂のような暑さ。2時間ほどでようやく原稿を一本書く。5時ごろ、また車で迎えに来てもらう。田舎では車を運転しないヤツは、誰かに頼って生きるしかない。


6時半に、こんどは弟の車に乗せてもらい、〈今井書店〉出雲店へ。「情熱大陸ご出演記念」として旬公のコーナーができている。トートバッグも置いてもらっているが、まだ残っている模様。本日イラスト入りを3枚追加したので、お近くの方、よろしければぜひ。店長のHさんと会い、〈炉端かば〉という店へ。魚料理中心の居酒屋で、安来の辺が本拠とのコト。東京にも進出しているようだ。刺身を食べつつ、書店についていろいろハナシを聞く。10時にお開きになり、ウチまで車で送っていただく。田舎では(以下同)。


弟一家と両親が、DVDで《大脱走》を観てたので、最後の30分付き合う。下巻に突入した宮部みゆき『楽園』を読みつつ、寝る。今夜も暑い。