2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

オヨヨ書林で意外な名前に

早起きして遅れている原稿にかかるが、最初の一行で詰まってしまい、そのまま2時間、パソコンの前でボーゼンとする。こういうコトを書くと、またエンテツさんあたりに、「原稿書けないのをヒイヒイいって愉しんでいるマゾ」だとかなんとか書かれるだろうが、…

動くかな? 秋の一箱古本市

夕方、谷根千工房へ。冗談からコマが出た「アンダー30による一箱古本市」の第一回会議である。10人ぐらい参加。とはいえ、まだナニも具体的にはなっていない。とにかく、中村・石井コンビにどんなことをやりたいかを話してもらい、それに対してみんなで意見…

蟲文庫さんとの夕べ

昨日に続き、『日本沈没 第二部』(小学館)を読む。小松左京+谷甲州とあるが、あとがきによれば、小松の腹案を複数のブレーンで練り上げ、谷甲州が小説として書いたようだ。国を失って25年後、世界に散った日本人たちの行方を描いている。第一部ほどのカタ…

荻窪北口のふたつのカフェ

昼間は仕事の合間に、小松左京『日本沈没』上・下(小学館文庫)を読む。夕方出かけて、阿佐ヶ谷へ。〈阿佐谷南口駅前のふるほんや〉に行く。「助教授」こと佐藤健太さんが店番していた。エプロン姿が板についている……と思ったら、彼はもともと町田〈高原書…

ふちがみとふなと、古書ほうろうで歌う

朝8時半起き。コンビニにゲラをコピーしに行ったときに、『週刊文春』をパラパラ見たら、坪内祐三「文庫本を狙え!」で塩山芳明『出版業界最底辺日記』が取り上げられていた。森茉莉についての評価の変化など、少ない字数で塩山日記の特徴をつかんだ評だと思…

暑さに負けずカレーを食え

9時起き。雨が上がるとともに、急に暑くなった。午前中は昨日の続き。昼はうどん。旬公と〈往来堂書店〉へ。いしいひさいちの『コミカル・ミステリー・ツアー 4』(創元推理文庫)と『大問題’06』(創元ライブラリ)を見つけ、レジに行こうとしたら、若竹七…

三ノ輪で二人がかりの取調べに遭う

8時起き。雨が止んでいて、空気が涼しい。これぐらいの気候がいちばん過ごしやすいんだけど。昨日に続き、日記本のゲラを読む。赤字を入れつつ、パソコンにキーワードを入力する必要があって、時間がかかる。まだ先は長いぞ。 3時半に出る。西日暮里の駅まで…

静かにしんみりと

9時起き。今日も雨。ちょうど『日本沈没』を読んでいるところなので、異常気象が何かの前触れに思えてしまう。勝川克志さんより『のんき新聞』第12号が届く。今回は「私の好きな映画ベスト3」という特集。ぼくが挙げたのは、《ローカル・ヒーロー/夢に生き…

部屋が箱根細工

机の上に積んである本や書類、ヨコに積み上げている段ボール箱をどけないと、これからやる仕事にかかれない。ようやく決意して、整理にかかる。とはいえ、自室には箱を開けてナカのモノを点検するスペースがまったくなく、一度、その箱を持って居間で開け、…

早大生に引かれて均一台めぐり

9時起き。朝方は雨が降っていたが、午前中にやんだ。『進学レーダー』のIさんから電話があり、書評本の経費が出たので渡したいと。西日暮里の駅で受け取る。ありがたし。駅の向こうのそば屋でかき揚げ丼とうどんを食べるが、値段のワリに限りなく立ち食いに…

梅田晴夫の二人の子ども

8時半起き。今朝も雨。こんなに雨続きだと、気分もあまり盛り上がらない。余計なことばかり考えてしまって、仕事、イマイチ進まず。〈青猫書房〉の目録着。この店としては珍しいことに、前号の重複注文を発表している。ぼくが入手した本は5人注文、旬公がハ…

ミホミホマコトで盆踊り

8時半起き。今日も朝から過ごしやすくて、家で仕事するにはイイ。しかし、資料を読んだり、あれこれ考えてはいるものの、具体的に前に進んではいない。昼飯のあと、ちょっとダラけて、《探偵!ナイトスクープ》のDVDの3巻目を観てしまう。いつもどこかに行っ…

私はクラゲになりたい

9時起き。今朝も涼しい。そして雨。午前中、『COMIC Mate』の原稿を書く。昼はトマトソースのパスタ。デジカメのデータを整理したり、数人に手紙を出したり、コンビニでコピーを取ったり。ポプラ社のYさんから、三浦しをん『三四郎はそれから門を出た』が送…

西荻に行かずに西池袋へ行った

8時半起き。今朝も涼しい。締め切りにもかかわらず、『COMIC Mate』の書評本が決まらない。いちおう、平岡正明『日本ジャズ者(もん)伝説』(平凡社)、小松左京『SF魂』(新潮社)、宮沢章夫『「80年代地下文化論」講義』(白夜書房)あたりを並行して読ん…

小学館文庫、沈没

昨夜はやたらと涼しかった。その代償なのだろう、今日は一日雨が降っている。午前中、『進学レーダー』の図書館原稿を書く。そのあと、仙台での日記を書くが、10日をアップしたところで力尽きる。日記となると、どうもハショって書くことができない性格なの…

けもの道で誘惑

同じコトを書くのもイヤになるが、昨夜も暑いのと蚊に刺されてかゆいので、たびたび目が覚めてしまった。とても快眠とはいかず。朝飯のあと、旬公と銀座へ。松坂屋の前まで行くと、10時半開店だったので、近くの〈ブックファースト銀座店〉へ。平井隆太郎『…

暑いぜ、ちくしょう

8時半起き。昨夜も寝苦しかった。まだ7月の半ばだというのに、どうなるのか、この夏は。『ぐるり』の原稿を書く。今回は、レムスイム。まず、アルバム[アンダースロウ・ブルース]にやられ、貴島公さんにいただいたレムスイムのドキュメンタリー[剛速球DVD…

松坂屋と松屋の古本市

午前中、『進学レーダー』の書評を書く。今回は大崎梢『配達あかずきん 成風堂書店事件メモ』(東京創元社)、大村彦次郎『文士のいる風景』(ちくま文庫)、ブルーノ・ムナーリ『ファンタジア』(みすず書房)の3点。相変わらず短い字数でまとめるのはタイ…

大船から西荻へ

朝8時に起き、朝飯を食べてから出かける。どんよりと曇っている。京浜東北線の車中で、大村彦次郎『文士のいる風景』(ちくま文庫)を読む。大村さんの文壇三部作から、100人の作家を選び、その人らしいエピソードを入れて、3ページジャストに収めている。作…

「銀座ブックバザール」、はじまりました

朝8時半起き。昨日の空きスペースが気になって、もう一度、家中を捜索して売れる本を選ぶ。旬公も写真集などを提供してくれたので、かなりの量になった。昼過ぎまでに値付けを終える。うどんを食べてから、ちょっと別の仕事して、2時過ぎに出発。電車で行こ…

搬入と同じ日に撤収した

仙台ではいろいろ楽しいコトがありましたが、いま書いている時間がないので……。 8時半起床。明日からの松坂屋銀座店での古本市に出す本の値付けをする。まず、倉庫にしまってある段ボール箱から売る本を抜き出す。それらを積み上げて、値札に値段を記入し貼…

萬葉堂で1時間半

朝8時、前野家で目覚める。朝の風は涼しいというよりも、ちょっと寒いぐらい。宵っ張りで朝に弱いめぐたんも起きてくる。出かける前に、マンションの地階にある倉庫を見せてもらう。各部屋ひとつずつ倉庫が使えるのだ、いいなあ。とはいえ、段ボール箱が山積…

一箱古本市in仙台 2日目

朝8時起き。ホテルのテレビで、北朝鮮関係のニュースをボーッと眺める。チェックアウトしてから、ロビーのパソコンでブログに書き込み。9時半に〈火星の庭〉に着くと、健一さんが開店準備をしている。タコスとコーヒーをご馳走になり、駅に向かって歩く。今…

一箱古本市in仙台 1日目

朝7時に起きて、8時すぎにウチを出る。上野駅から新幹線「はやて」に乗り、仙台へ。車中、『新潮』8月号を読む。西村賢太「暗渠の宿」が読みたくて買ったのだが、いままでの作品に比べると凡作だった。同棲し始めた時期のハナシのためか、ほかの作品ほど切実…

東西めぐりんで七夕の街を

午前中、資料のコピー。一週間ぶりに神保町へ。〈高岡書店〉で、きらたかし『赤灯えれじい』第7巻(講談社)、川原泉『レナード現象には理由がある』(白泉社)、『マンガ・エロティクスf』(山本直樹トリビュート特集)を買う。川原泉の新刊……何年ぶりだろ…

不忍池の茶屋で夕涼み

午前中、例によって遅れに遅れた原稿を書く。なんとか書き上げて一息。このところ、自宅で仕事しているので、昼飯を食べ終わると、1時半からテレビ東京でやってる映画を観てしまう。吹き替えだし、大幅カットだし、15分につき5分近くコマーシャルは入るのだ…

気がつけば3年目

お久しぶりです。いろいろと事情があり、2週間も休んでしまいました。日記には書けなかったけど、京都の〈ガケ書房〉、大阪の〈calo〉でのトークは無事終わりました。来てくださった方、ありがとうございます。 休んでいる間に、アクセスカウンターが35万を…