2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

《四季の愛欲》は日本型スクリューボール・コメディの傑作だ

昨日手に入れたiPhoneだが、案の定、設定の最初から何も判らない。紙のマニュアルをなくすのは構わないが、購入して最初にやる設定ぐらいはしつこいぐらい判りやすくしておいてほしい。Auショップで渡された設定ガイドと実際の画面が違っていたら、誰だって…

駆け足で備忘録

もう2月も終わりですね。この二週間ほど、東京を空けていることが多く、その間のことを書きたいんですが、どれも長くなってしまいそうなので、手がつけられてません。いずれ書くかもしれないですが、とりあえずは、こんな動きでした。 17日 仙台経由で東松島…

松江で観る花森安治展

朝7時半に起きるからと親に云っておいたのに、その1時間前に起こされる。もう荷物の準備は終わっているので、とくにすることなく過ごす。出雲市駅にも5分前に着けば十分なのに、20分前に送られてしまう。歳を取ってますますせっかちになっているようだ。電車…

阿佐ヶ谷で「手脚気」を調べる

本日22:00〜 の不忍ブックストリームは、「千駄木に〈不思議〉(はてな)があった」。今月末閉店の古本・古道具の店、不思議(はてな)さん特集。店主の披岸さんをお招きし、開店からの5年間を振り返ります。見てください。ユースト、1月、2月は1回ずつしか…

松江で花森安治展

松江市の島根県立美術館で、花森安治の生誕百年を記念した展覧会が開催されます。 くらしとデザイン 『暮しの手帖』花森安治の世界 現在も広く愛され続ける雑誌『暮しの手帖』は1948 年(昭和23)に『美しい暮しの手帖』としてスタートしました。創刊以来30 …

賢太もいいが健もいい

昨日も織田作之助を読み進む。講談社版全集(全8巻)でいうと、半分ぐらいまで来たかな。青山光二の回想録も再読。あと、久世ドラマの影響で、小林竜雄『久世光彦vs.向田邦子』(朝日新書)を読んだ。《時間ですよ》は、初回から4回まで橋田壽賀子が脚本を…

《寺内貫太郎一家》と「リリー・マルレーン」

このところ、DVDで1970年代のTBSドラマ《時間ですよ》と《寺内貫太郎一家》を並行して観ている。どちらも、名前だけでまったく観たことがなかったので、いろいろ判って面白い。《寺内〜》は向田邦子原案・脚本の、谷中の墓石屋一家を描いたドラマだが、ほと…

《女の防波堤》と《事件記者》

昨日は〈フィルムセンター〉へ。「よみがえる日本映画 新東宝篇」も今秋で終わり。見損ねた作品が何本か。入口で高崎俊夫さんと会う。小森白監督《女の防波堤》(1958)は、敗戦後、連合軍兵士向けに設立されたRAA(特殊慰安施設協会)で働く女たちが主人公…

イモヅル式読書と映画

今週は書評原稿が2本と著者インタビューが1件あり、取り上げる本に関連する本を読んでいた。『コンフォルト』には、畑中章宏『柳田国男と今和次郎 災害に向き合う民俗学』(平凡社新書)の書評を書いたが、サブタイトル通り、民俗学と考現学の創始者が、東北…