駆け足で備忘録

もう2月も終わりですね。この二週間ほど、東京を空けていることが多く、その間のことを書きたいんですが、どれも長くなってしまいそうなので、手がつけられてません。いずれ書くかもしれないですが、とりあえずは、こんな動きでした。


17日 仙台経由で東松島へ。東松島図書館から仮設住宅の「小さな図書館」見学。松島の旅館泊まり。一箱本送り隊のブログにレポート書きました。
http://honokuri.exblog.jp/17873126/


18日 女川へ。町の中を回り、二人の阿部さんと話す。午後は仙台に帰り、〈火星の庭〉で20世紀アーカイブ仙台の佐藤正実さんと会う。夜は〈鉄塔文庫〉で佐藤ジュンちゃん、わめぞ連、魚雷さん、丹治さんたちと。


19日 仙台。午前中は〈カフェ・モーツァルト〉。13時からずっと「おとのわ」。立ちっぱなしで疲れたけど、とてもいいライブイベントだった。20時過ぎの新幹線で東京へ。帰って、「あいおい古本まつり」のチラシ校正。


20日 朝、雑用を片付け、11時過ぎの新幹線で岡山へ。乗り換えて倉敷。〈蟲文庫〉の田中さんと居酒屋〈鳥好〉で飲み、ご自宅に泊めていただく。2階の田中さんの部屋に寝させてもらったと云うと、前に泊まった武藤良子と王子にうらやましがられた。


21日 午前中、田中さんとさぬきうどんの〈栄楽〉。350円のてんぷらそば、うまい。そのあと時間あったので、喫茶店に行こうとするがどこも開いてない。しかたなく、路地裏の〈ふるいち〉というお好み焼屋で、ビールと豚玉入りお好み焼きを食べる。味はまあまあだが、量がすごい。13時過ぎの伯備線・やくも号で出雲へ。実家に着いたのは17時ごろ。珍しく雪が残っている。


22日 午前中、書庫の整理。昼前に両親と出雲大社へ。何年か遅れで厄払いしてもらう。出雲大社の60年ぶりの遷宮に合わせて、修造中の本殿を特別公開している。めったにない機会なので、しばらく待ってから入る。大屋根の檜皮などを目の当たりにできた。参道の入り口にある〈大梶〉で割り子そばと釜揚げそば。


23日 出雲。一日中、資料読み。医大前のジャズ喫茶〈味巣亭〉に久しぶりに行った。新聞に、日本古書通信社八木福次郎さんが亡くなっていたとあり、驚く。とてもお世話になった方。


24日 松江。この日はブログに書きました。http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20120225 帰ると、『てくり』最新号、酒とつまみ編集部編『酔客万来』(ちくま文庫)が届いている。ありがとうございます。


25日 東京。〈なかよし文庫〉旧蔵のコミックを一箱本送り隊に寄贈いただく件で、朝から運搬。そのまま集積所で作業。14時過ぎに出て、〈やぶさいそうすけ〉でミロコマチコさんの展覧会。鳥のモビールがいい。帰って会議の資料をまとめ、18時から不忍の会議。そのあと、数人でよみせ通りのインド料理屋へ。


26日 昼過ぎに池袋。〈新文芸坐〉の鈴木英夫特集。《悪の階段》(1965)と《その場所に女ありて》(1962)。どちらも再見。前者はどうも冗長。後者は司葉子のきりっとした感じがよく出ている傑作。アートディレクター役の浜村純が光る。池野成のバロック風音楽が素晴らしい。たまたまツイッターで知った、〈古書往来座〉での『名画座かんぺ』創刊飲み会に参加。15人ぐらいいたか。ビレッジプレスの五十嵐さんと先に出て、ジュンク堂近くの飲み屋で終電近くまで、打ち合わせがてら、あれこれと。


27日 朝起きると、頭痛い。風邪かと心配するが、二日酔いだったようだ。まず吐き気が来る方なので、頭痛は珍しい。午後、〈花歩〉でHさんと『yom yom』リニューアル号の打ち合わせ。「小説検定」の連載、続くことになった。


28日 引きずっている原稿あるが、構成がうまく行かず。阿佐ヶ谷へ。Auショップで、携帯をiPhoneに機種変更。手続き終わるまで、ブックオフへ。〈ラピュタ阿佐ヶ谷〉で、鈴木清順監督《密航0ライン》(1960)、そして山崎徳次郎監督《事件記者 時限爆弾》《事件記者 狙われた十代》(1960)。「事件記者」シリーズは、前者は湾岸、後者は外苑前と、東京の街の使い方がやはりうまい。久しぶりに〈富士ランチ〉で晩飯。