東京を語る

朝8時起き。仕事の本を読む。夕方、〈古書ほうろう〉へ。レッジプレスの五十嵐さんと待ち合わせ、〈やなはじ珈琲〉で打ち合わせ。6時半にほうろうに戻る。

7時半から、南陀楼綾繁×吉上恭太×山川直人トーク「東京で語ること、歌うこと、描くこと」。お客さんは20人ほどか。少ない分、リラックスして話ができた。もっとも、私は今回、恭太さんに司会を頼んだので、全体の進行を意識せずに自由に話せた。開演前からビール飲んでたので、途中、どうしてもおしっこが我慢できずトイレに行ったりする。「東京で」という部分でどれだけ話ができたか判らないけど、最近考えていることは大体話せたかな。

云い忘れたこと。会場に来たお客さん限定で、「東京的新聞」というフリーペーパーをつくった。三人がそれぞれ、他の二人について短い文章を書き、こまものやさんの題字とイラスト、原書房Hさんのレイアウトの協力を得て完成したもの。このタイトルは、関川夏央山口文憲の『東京的日常』(ちくま文庫)から思いついた。2人の中年男がファミレスで、愚痴めいた話を延々しているのが良かった。もっとも、あのときの二人はいまの私よりもずっと若いはずだ。

後半では、恭太さんの発言をとらえて、なめらかにRYUTistの紹介をぶち込み、その流れで『柳都芸妓』から「夢見る花小路」をかける。おおむね好反応。あとで知ったのだが、その頃、新潟ではとんちピクルスさんのライブを、RYUTistのともちぃが聴きに来て、一緒に写真撮っていたのだった。これが共時性というやつか?

終わった後は、店内で打ち上げ。そういえば、ほうろうでトークをするのは、2年ぶりなのだった。なんか楽しい。解散して帰宅したのは、1時頃だったか。