ナンダロウアヤシゲの7回目のみせばん 1日目

8時起き。日記書いたあと、また眠る。早めの昼は豚肉とほうれん草の和風パスタ。11時半に出て、〈古書ほうろう〉へ。「ナンダロウアヤシゲの7回目のみせばん」。もう7年もやっているとは、自分でもびっくり。あとから、今日の同僚のmizutamaさん来る。米沢市在住のイラストレーター。築地〈ふげん社〉での「地域からの風 置賜篇」の展示に合わせて、ワークショップを行なったので、こちらにも来ていただいた。Book! Book! Okitamaのグッズや私の本、「古本けものみち」コーナーなどを設置。ほうろうの健太郎さんから説明を聴き、12時にオープン。今日は今週一番の暑さではないか。

開始早々、mizutamaさんの友人が来てくれたりして飽きない。羽鳥書店の羽鳥社長が来て、今年春の不忍ブックストリート一箱古本市で、往来堂前に出ていた〈よもぎとひかり〉で、小学生の男の子がまとめた地元猫についての自由研究がすごいという話になり、そのあと羽鳥さんが棚を見ていたら、当の男の子が私にお母さんからの手紙を持ってきたのでびっくり。引っ越しされたというのでしばらく連絡が取れなかったので、南陀楼綾繁賞の賞品として新刊『町を歩いて本のなかへ』にサインして渡し、羽鳥さんに紹介する。

暇な時間はmizutamaさんと雑談。彼女はインスタグラムの初期からのユーザーで、フォロアーが35万人(3.5万だったか?)もいるそうだ。仕事の多くはそれを見て来るという。だから、東京にいなくてもちゃんと仕事が回っているのだ。すごい。駒込大観音のほおずき千成り市は盛り上がっているようで、宮地夫妻からのチキンライスがなかなか来ない。ツイッターでつぶやくと、それを見たお客さんが届けてくれた。それを食べて、米沢に帰るmizutamaさんを送り出す。

そのあとは、なぜかほとんど動きが起きず、レジを打たない時間が続く。『フロスト始末』の続きをちょこちょこ読む。8時過ぎに健太郎さんが帰ってきて、レジの検算。種別のキーの打ち間違いはあったが、金額の打ち間違いはなかった。この時点での売り上げはまあまあだったが、そのあとの1時間でまとめ買いしてくれるお客さんが続き、合格ラインに達する。9時ごろに店を出る。

今日のBGM。その1 アラン・トゥーサン「コンプリート・ワーナー・レコーディング」。その2 モノポリーズ「モノポリーズ」。その3 宮内優里「宮内優里」。その4 渋谷毅「クック・ノート」。その5 魚座魚座1」。その6 FOLKLORE「FOLKLORE」。その7 キリング・タイム「Filling Time with KILLING TIME」。その8 choir of young believers タイトル長いので略。一曲目はスウェーデンデンマーク制作のテレビドラマ「ザ・ブリッジ」の主題曲です。その9 渡辺香津美「ガネシア」。その10 RYUTist日本海夕日ライン」。最後はチェット・ベイカーのドイツ録音盤。

田端生協で買い物して帰る。ちょっと飲んでから、ザンギ丼食べる。今日はみせばん中に酒の差し入れがほとんどなかったので、飲まずに済んだのはよかったかも。とはいえ、やっぱり1年に2日だけ違うことやるので疲れて、11時過ぎには寝てしまう。