10年分のページをめくる

朝8時起き。日記書こうと思ったら、パソコンの動作が極端に鈍く、とても待っていられないので、出かける。田端駅前の〈コメダ珈琲〉でモーニング。数日前に駅前のビルの〈ドトール〉に閉店の貼り紙があった。隣に〈マクドナルド〉があったり、最近このコメダができたりで苦戦していた。店が狭いので、落ち着く感じにはなれなかったが、駅からの帰り道に寄ることがあった。喫煙席はいつも埋まっていた。彼らが入れる店はこの辺になくなったのでは。

『フロスト始末』読みはじめる。早速面白いが、先は長そうだ。創元推理文庫の挟み込みの新刊案内や巻末の広告を見ると、面白そうなミステリが多くて困る。ヘニング・マンケルのヴァランダーシリーズの最新刊は出たことも知らなかった。買わないと。

10時前に神楽坂。新潮社の秘密の部屋へ。ある雑誌のバックナンバーのページをひたすらめくり続けるという仕事。いろいろ発見があって楽しい。こういう調べものしているときは一番幸せだなあ。この先、これを原稿にまとめるのがタイヘンなのだ。

昼はいつもの〈龍朋〉。編集Tさんに「冷やし中華、はじまりましたよ」と云われるが、パンチあるものが食べたくて、チャーハン大盛り。大満足。ある人からご主人が亡くなったと聞いたが、どうなのだろう。いつも通りに客も多く、活気があった。〈かもめブックス〉を覗くと、『町を歩いて本のなかへ』が平積みされていた。ありがたい。星野博美さんの新刊を探したけど見つからず。

また部屋に籠って、作業の続き。夕方から飯田橋の某社で別件があったが、なぜか時間を勘違いして、一緒に行く人からの電話で気づく。謝って、行かずにそのまま続け、5時半までになんとか10年分を終えた。でもまだ35年以上あるんだよ。来週も通うことにして、帰る。

千駄木駅で降りて、豆腐屋でもめん豆腐買い、〈古書ほうろう〉に立ち寄る。恒例の「みせばん」もいよいよ日曜からだ。不忍通りを歩いていると、「ストーカー 不法居住 刃物 裁判(と読むのか)」と赤字で書かれた貼り紙を発見。誰に向かって何を主張するメッセージなのか、いまいち判らない。

テレビドラマ『ザ・ブリッジ』シーズン3のDVDを観ながら、刺身で晩酌。うどん。そのあと、洗濯したり風呂に入ったりして、2日分の日記を書くと1時半になった。

明日19時〜 大船〈ヒグラシ文庫〉で「七夕古本夜話」と題してトークをします。鎌倉の〈books moblo〉の荘田さんが聴き手になってくれます。当日でも入れると思うので、ご興味ある方はヒグラシ文庫に電話してみてください。