まあ、すぐ終わるかもしれませんが

8時起床。ブドウ2房。11時頃まで雨降っていた。雑用もろもろで、出かける時間に。新宿経由で国立。北口の〈コメダ珈琲〉の巨大な看板に度肝を抜かれる。長い坂の途中に〈藪の大作〉というそば屋があり、なんかよさそうだと入ってみたら、定食類充実のいい店。うな玉丼とそばのセットが880円。ビールも飲む。そこからさらに5分ほど、途中迷って、〈caikot〉にたどり着く。前から来たかったのだが、休みだったりでタイミングあわず今日になった。店内で営業してたレコード店〈turn on〉が店舗営業をやめるというの日にやっと来られた。森田さんもベコさんも相変わらず。谷根千の噂話しているうちに、吉上恭太さんも来る。Noahlewis’ Mahlon Taits(森田さんのバンド)のCD[Sitting on bottom of the world]買う。帰りはべこさんに教えられた道を歩くが、ちょっと迷う。北口の大通りに出る階段がちょっとイイ。

ラピュタ阿佐ヶ谷〉で映画一本見てから西荻に戻るつもりだったが、時間的に厳しいのとめんどくさくなり、国立で時間過ごすことに。南口に出ると、選挙演説の真っ最中。〈国立本店〉で『旧高田邸と国立大学町85年の物語』(国立本店)買う。高田とは医師・文筆家の高田義一郎のこと。この図録、よく出来ている。〈ギャラリー・ビブリオ〉でうちわ展みる。浅生ハルミンさん、村上康成さんのが秀逸。〈みちくさ書店〉で、猪野健治編『東京闇市興亡史』(草風社)1200円、連城三紀彦光文社文庫3冊買う。

西荻窪へ。カネが足りなくなり、北口の銀行で下ろす。〈音羽館〉〈忘日舎〉へ。忘日舎、以前来たときよりも本屋らしくなっている。浦崎浩實『映画人忌辰抄』(ワイズ出版)1000円買う。〈盛林堂書房〉で古ツアさんの古本市覗く。別の棚から、『〆切本』(左右社)1200円買う。中央線に来ると、つい古本買いすぎるのでよくない。

古ツアさん、原書房のHさんと銀盛会館。2階のセッティングを少し手伝う。岡崎武志さん、古ツアさんの『中央線古本屋合算地図』(盛林堂書房)のトーク。この本、記録と記憶の2つの面でよく出来た本。古ツアさんによれば、岡崎さんは途中から別のスイッチが入って、古本屋さんの話を聞きまくったという。おかげで、リアルな話がたっぷり盛り込まれてうれしい。後半、北原尚彦さん参加。そのあと、私もちょっと参加して話す。ただ、古本屋めぐりの現役ではもはやないので、聴衆からどんどん出てくる「載ってない店」情報の山には、ちょっと疲れました。終わって、Hさんと駅まで。駒込駅で降りるつもりが乗り過ごして、田端駅から帰る。むし暑くて汗だく。晩飯はペペロンチーノ。録画した番組いくつか観たら眠くなった。

新刊『町を歩いて本のなかへ』(原書房)が出たので、なんとなくブログを再開しました。でも、すっかりブログを定期的に更新する習慣がなくなったので、すぐにまた止まってしまうかもしれません。なにしろ、ログインパスワードすら忘れてしまっていたほどなので。