やっぱりスサミ・ストリート

昨日の日記で訂正。数の子の塩が云々と書きましたが、アレは塩抜きして食べるものだとツイッターで教えていただきました。物知らずに赤面。これまで自分で買ったことがないので、そのまま食べられるもんだと思っていました。


午前中、原稿を書く。三分の一ぐらいできたところで、出かける時間になる。〈ラピュタ阿佐ヶ谷〉で、豊田四郎監督《負ケラレマセン勝ツマデハ》(1958)を観る。坂口安吾のエッセイをもとに、登場人物を新たに設定してつくったオリジナルストーリーだが、森繁久彌をはじめ、頭のねじが緩んでいるような奇矯な人物に仕立て上げたのは、脚本(八住利雄)の功績か。娘の野添ひとみがいつもローラースケートに乗ってるのなんか、まったく意味はないけど面白い。それにしても、昨日に続き、二日連続で安吾がらみの映画を観るとは。


阿佐ヶ谷駅前の〈富士そば〉で、とり天そば食って、西日暮里に戻り、原稿の続き。後半がうまくまとまらず、19時すぎてやっと完成。晩飯は鶏肉と白菜を鍋で煮て食べる。TBSテレビのドラマ《運命の人》第1回を観る。山崎豊子作品のなかで、もっとも感情移入しにくい主人公を、本木雅弘が演じる。


しばらくサボっていたが、久しぶりに道灌山通りこと「スサミ・ストリート」最新ニュース。昨年秋以来、〈TSUTAYA〉の上の焼肉屋が〈養老の滝〉に、〈ポポー〉隣の居酒屋が別の店にと、入れ替わる。〈TSUTAYA〉の先の路地にあった居酒屋も閉店した。そして、JR高架下の交差点にあった中華料理屋の〈張珍楼〉も年末からずっと営業しておらず、なんの表示もないが、閉店した模様。この場所ではこれまで4、5回の入れ替わりを見ているが、その中ではまあ続いたほう。店の外に台を出して、ギョーザやチャーハンなどを手ごろな価格で売っていたので、ときどき買っていた。昨年秋から、突然それがなくなった。少し道にはみ出しているので、苦情でも来たのかなあと思っていたら、そのひと月後の閉店だった。この場所では一体何をやれば、成功するんだろう?


さて、1月18日(水)は今年最初の不忍ブックストリームです。ゲストはおなじみ、牧野伊三夫さんです。詳細はこちら。ぜひ見てください。
http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/