不忍ブックストリートの一箱古本市に向けて

毎年春の恒例、不忍ブックストリート一箱古本市は、4月30日(土)& 5月3日(火・祝)の2日間開催です。今回で通算12回目です。年数だと7年目。早いもんですねえ。その日に向かって、いろいろ動き出しています。


まず、店主さんの募集はこちら。
http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20110224
昨年は3日ほどで全箱埋まってしまいました。参加するつもりの方は、お早目にエントリーを。常連さんだけじゃなくて、初めての方もお待ちしてます!


続いて、助っ人さん。すでに30人ほど申し出てくださっていますが、まだまだ募集中です。昨年の助っ人さんも新たにリストをつくりますので、お手数ですが、メール下さい。助っ人顔合わせ会に出られない人も、そのあとからの参加で結構ですので、ご応募ください。
http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20110302


そして、不忍ブックストリートweek。昨年までの「一箱古本市week」は期間中、毎日一箱古本市をやってるという誤解があったので、こう改称しました。4月23日(土)〜 5月8日(日)の16日間です。谷根千のお店や個人、グループで、この期間に開催するイベントをチラシ、サイトで一緒に告知します。ゆるくてもイイので、「本」に関する企画を募集します。原稿締め切りは3月10日ですが、参加したいという方はまずメールでご連絡ください。
http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20110119/p1


今年の不忍の方針は、「昨年と一緒」です。「不忍ブックストリートMAP」も一箱古本市も関連イベントも、昨年でようやくカタチができたと考えています。これまで毎年マイナーチェンジして、ココまでたどり着いたのですが、今年はあえてあんまり変えずにやってみようと思っています。これは別に保守的になったからでも、ぼくが「あいおいブックラボ」に関わったからでもありません。不忍ブックストリートは、店主さん、助っ人さん、大家さん、実行委員など、関わっている人々がいろんなことを実現しうる場所であり、器でありたいと思います。先日、あるシンポジウムで発言したことですが、ぼくは「センスのある人たちが同じセンスを持つ人たちに向けて行なうイベント」ほどつまらないものはないと思っています。「センスや立場の違う人たちが、それぞれ違うしかたで参加し、その多様性を愉しめるイベント」でありたいのです。なので、新しく出たアイディアや面白い動きや人に即応できるような幅の広さを、つねに持っていたいと思います。その意味での「昨年と一緒」なのですね。今年春の一箱古本市に、どうぞご期待ください。