一箱古本市に、こんな店主さん

すでに発表になっている一箱古本市の店主ですが、そのなかには、こんな方がいらっしゃいます。ひとことコメント付きで紹介。


4月29日(木・祝)
「古書ほうろう」前
■アダノンキ http://adanonki.exblog.jp/
ビール好きなアラフォーの「おもしろのツボ」を詰め込んでゆきたいと思います! ふだんは本棚の前のお客様をそっと見守るのみですが、1日限りの1箱限りとあれば・・・1冊1冊熱くプレゼンしてしまいそうです。
→アダノンキさんは札幌の古本バーです。いつか行きたいお店です。


■おと・せとら http://www.artespublishing.com/
テーマはずばり音楽です。なにしろ音楽と本が好きで、とうとう自分で出版社を立ち上げてしまいました。自社の在庫を整理…するわけではもちろんなく、僕の個人的な持ち物から本・雑誌・CDを出品するつもりです。音出しOKならBGM付きでいきたいところですが、ジャンルを問わず音楽がないと生きていけないという方のご来店をお待ちしています。
→アルテスパブリッシングの鈴木茂さんが店主です。


yom yom古書部 http://www.shinchosha.co.jp/yomyom/
Yonda? の表紙でおなじみの文芸雑誌「yom yom」編集部員が、個人蔵書から大量放出致します。目指すは完売。まとめて買ってくれた方には、ついつい値下げしちゃうかも!? Yonda? エプロンで皆さんをお出迎えします。飛び入りでスペシャルゲストが参加するかもしれません。ぜひご来店ください。
スペシャルゲストは大森望さんに決定!


「COUZT CAFE 藍い月」前
■nobnob books http://couzt.com/
おもに輸入物の書籍を販売します。大人が手に取ってかわいいと感じる愛らしいサイズの絵本や、海外のヴィジュアル中心の書籍をあれこれ一箱にそろえています。ご縁があってお買い上げいただいた方にはポストカードをプレゼント! 初出店のnobnob booksに、みなさまどうぞお立ち寄りください!
→藍い月のKさんが店主です。


5月2日(日)
「古書ほうろう」前
■YEBISU ART LABO FOR BOOKS http://www.bookmark-ngy.com
やっとかめだなも。名古屋の本の文化祭「ブックマークナゴヤ」からYEBISU ART LABO FOR BOOKSが出店だがね。どえりゃぁいい本ぎょうさんあるで寄ってってちょーよ。(訳:久しぶりの不忍での一箱出店です。名古屋の本の文化祭「ブックマークナゴヤ」からYEBISU ART LABO FOR BOOKSが出店します。素敵な本をたくさん取り揃えておりますので是非お立ちよりください。)
→ブックマークナゴヤ実行委員長の岩上杏子さんが店主です。


岡崎武志堂 http://d.hatena.ne.jp/okatake/
岡崎武志の目を通した「これ、いいよ」と思った本だけ、買いやすい値段で並べます。もし、読者の方がいらっしゃったら、気軽に声をかけてください。
→毎度おなじみ岡崎さん。古本占いを引いてみてね。


■Book! Book! Sendai http://bookbooksendai.com/
Book! Book! Sendaiのメンバー10人の蔵書を持ち寄って参加します。今年もBook! Book! Sendai、「6月の仙台は本の月」やりますよー。どうぞ遊びに来てください。
火星の庭の前野久美子さんが店主です。


水族館劇場 http://www.suizokukangekijou.com/
水族館劇場関連の印刷物・グッズなども集めてみたいと思っております。また、みなさまのご迷惑にならない程度に、芝居者がやっている「本屋」の雰囲気を醸し出したいとも考慮中です。
→5月21日〜 駒込大観音・光源寺で『恋する虜』の公演開始!


「コシヅカハム」前
■書評王の島と朝倉かすみ http://d.hatena.ne.jp/bookreviewking/
トヨザキ社長と池袋コミュニティカレッジ書評講座のメンバーそして、作家の朝倉かすみさんがお薦めの本を持ち寄ります。トヨザキ社長・朝倉さんによる読みどころ指南付きのイチオシ本、また文学フリマで好評だった『書評王の島』VOL.1〜3も出品予定!
→おなじみ豊崎由美さんのタンカ売は必見。朝倉かすみさんも初参加。


「花歩」前
■嫌記箱 http://park22.wakwak.com/?mangaya/
自分の読んだきれいな本を売ります。
→一箱のためなら毒舌もほどほどに抑える。そんな守銭奴塩山芳明さんが店主です。


特別養護老人ホーム谷中」前
■でるべんの会 http://deruben.exblog.jp/
2000年より出版関係の勉強会を不定期に開催し続けている「でるべんの会」の幹事有志が一箱古本市に初参加。自らの蔵書を持ち寄ります。本にまつわる本から各自の趣味の本まで、何が出てくるか・・・我々にもわかりません!
→羽鳥和芳さんトークの主催者グループが店主です。


■ 本 to ちば http://www.hon-to-chiba.com
初参加です。千葉の書店員、千葉で活動中のイラストレーター、デザイナーなどの本好きがあつまった集団です。今秋には千葉でも「一箱古本市」を開催したいと考えています。今回はその練習になれば良いと思い参加させていただきました。品ぞろえですが、メンバーに現役書店員が多数おります。彼(彼女)たちが自腹を切って購入した本をぜひチェックしてみてください。
→ブックイベントの新顔です。ごひいきに。


往来堂書店」前
■まちとしょテラソ http://mchitoshoterrasow.com
只今、模索中ですががんばって素敵な箱を届けしたいと思います。
→小布施図書館の館長・花井さんが店主です。


「貸はらっぱ音地」前
デラシネ通信社 http://homepage2.nifty.com/deracine/
デラシネ通信社代表の大島幹雄が書いた、あるいは協力した出版物、さらにはその仲間たちが書いた本、つくった本を中心に販売します。
→大島さんは芸能史研究家。雑誌『アートタイムズ』も発行されています。


ブックオカ from 石の城 http://www.bookuoka.com/
福岡の本のお祭り「ブックオカ」から出店します。実行委員からの供出本、福岡・九州らしい本、結局読まなかった積ん読本等々、出品する予定です(少々オジン臭くなるかも)。
→自称「晴れ男」の石風社藤村興晴さんが店主です。


「アートスペース・ゲント」前
■書肆たんこ部
作ったけれどなかなか売れない自費出版本など。
→店主は牧野伊佐夫さん。この時期に根津〈やぶさいそうすけ〉で展覧会を開催します。


ほかにも、さまざまな個性的な店主さんが参加します。事前に店主リスト(http://sbs.yanesen.org/hitohako/tenshu_list)をチェックの上、お出かけください。プリントして持っていくと便利ですよ。


ところで、5月3日、4日は那覇で「一箱古本市」が開催されます。初めてではありません。というのは、2008年4月に「日本一小さな『一箱古本市』inとくふく堂」があったからです。ただし、そのときは1店の前に数箱並んだもので、今回は市場や美術館を会場に10店舗が参加するそうです。主催は古書店の〈言事堂〉さん。

一箱古本市 in 栄町」
2010年5月3日(月)・4日(火)
10:00-18:00
場所:那覇市安里 栄町市場内 おきなわ時間美術館(前島アートセンター)
栄町市場商店街振興組合 http://www.sakaemachi-ichiba.net/


ゴールデンウィーク中、2日間だけの古本イベント。那覇市安里の栄町市場内・おきなわ時間美術館にて開催!
栄町市場は野菜・肉・豆腐やかまぼこ・乾物の食品店と居酒屋・食堂などの飲食店、衣料品店などが集まるみんなの台所と言える場所です。昼間から夜遅くまで、魅力的な24時間が過せるマーケットのなかでの古本市の開催が決定しました。
一般参加の一箱古書店10店舗と、「言事堂」(ことことどう)が参加。市場の中を散歩しながら、出来立てのお惣菜やおいしいものをその場で買って食べながら、一箱古本市にぜひ遊びにきてください。


※「一箱古本市 in 栄町」は、2005年から谷中・根津・千駄木で行なわれている
不忍ブックストリート一箱古本市を参考にしました。
不忍ブックストリート http://sbs.yanesen.org/


●「一箱古本市 in 栄町」参加者募集!
2日間、古本屋さんになりませんか?
一般の参加者を募集しています。興味のある方は言事堂まで
お問い合わせ下さい。
(お店番の出来ない方でも参加できます。)


お問い合わせ:
古書の店・言事堂  098-864-0315
          info@books-cotocoto.com
おきなわ時間美術館(NPO法人前島アートセンター) 098-885-9371 


●おきなわ時間美術館で、この日開催のイベント
「栄町市場肖像写真展2」 5.2(sun)-5(wed)
2008年に実施した栄町市場肖像写真展が帰ってきた!
・「Single Malt Tasting Bar Maejima in 栄町」 5.2(sun)-3(mon)
新年度も300種類以上のシングルモルトウイスキーを格安でご提供!
ごはんもあります。
※ 同時開催 「コルクフェア1周年チャリティー感謝祭」
 詳しくはこちら NPO法人前島アートセンター http://maejimaac.net


これは行きたいなあ。那覇では〈とくふく堂〉が「貸し古本屋」(店を丸ごと貸し出して、借主の好きに運営させる)という新企画(http://naha.keizai.biz/headline/849/)を発表したばかり。〈ジュンク堂〉も見たいし、ボーダーインクの人々にも会いたい。今回は無理だけど、この一箱古本市が継続すれば、那覇に取材に行く機会もできるかもしれないな。誰かが仕事で呼んでくれれば、すぐに参りますが。