BOOKMARK NAGOYAで祖父江さん、飯沢さんとトーク

3月21日(日)、BOOKMARK NAGOYAの企画で、祖父江慎さん、飯沢耕太郎さんとトークライブをします。

トークライブ:祖父江慎×飯沢耕太郎×南陀楼綾繁
「めくるめく本の世界 デザイン、古本、キノコ…?」


日時:3月21日(日)13時30分開場/14時開演
会場:栄ガスビル 5階大会議室
料金:1000円 (要予約: 2/12 予約スタート)
出演:祖父江慎(ブックデザイナー)
飯沢耕太郎(写真評論家)
南陀楼綾繁(ライター・編集者)


ブックデザインの天才と、キノコ文学の探求者。そしてMr.一箱古本市…。ちょっぴり怪しくも豪華な顔ぶれによる、夢のトークイベントが名古屋で実現! それぞれの視点で、書物への「愛」を語っていただきます。


共催:財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)
協賛:光文社


会場:栄ガスビル 5階大会議室
名古屋市中区栄三丁目15番33号


BOOKMARK NAGOYA
http://www.bookmark-ngy.com/


これは、今年JPICと光文社が共催して全国数カ所で開催する、ぼくがホスト役のブックイベントについてのトークの第1弾になります。名古屋ではBOOKMARK NAGOYAにぶつけようということになり、〈シマウマ書房〉のSさんに人選をお願いしたら、とんでもないヒトたちを挙げてきて、ダメモトで依頼してくれました。その熱意が伝わったのか、お二人とも快く引き受けてくださったのです。やっぱり「ダメモト」って大事だなあ。名前こそナンダロウアヤシゲですが、怪しさにおいてはお二人の格下なのは明白。しかし、このさい頑張って、立ち向かいたいと思います。120人ほど入る会場らしいですが、早めの予約をお勧めします。


余談だが、この一年前、BOOKMARK NAGOYAの企画で、3月20日に〈シマウマ書房〉で『sumus』メンバーが集まってのトークをやった。そのときに「そのうち復活するかも」という話が出たのだが、それが13号となっていま目の前にある。過ぎてみると早い1年間だったが、それなりに成果もあったのだなとしみじみする。そんなBOOKMARK NAGOYAにことしも出られて嬉しい。


もうひとつ、お知らせ。こっちは不忍の一箱古本市weekの実行委員会企画第1弾です。チラシのデザインは平野甲賀さんです(図版はトンボ入り)。

一箱古本市week 2010 参加企画
不忍ブックストリート+シアターイワト主催
旧安田邸「音楽と朗読の夕べ」


大正8年(1919)に建てられた近代和風住宅の応接間に座っての
音楽と朗読の二夜。サンルームからの庭の眺めが素晴らしいです。


★第一夜 長谷川四郎のソング
久保恒雄(朗読)、平岩佐和子(歌・ピアノ)
トーク「町の中の小劇場」 平野公子+南陀楼綾繁 
5月7日(金) 18時半開演(18時開場)


詩、小説、翻訳、戯曲と広大な仕事を我々に残した長谷川四郎。「一寸さきは光」なんてステキな言葉を残した、おかし男・長谷川四郎。今宵は四郎さんのソングを久保恒雄が朗読、平岩佐和子が作曲し歌います。


久保恒雄 1971年岡山生まれ。劇団黒テント俳優。『新装大回転玉手箱』『ショパロヴィッチ巡業劇団』『平成派遣版 窓ぎわのセロ弾きのゴーシュ』など劇団の公演で独特な存在感を放つ中堅俳優。長谷川四郎の朗読を過去2回公演。


平岩佐和子 音楽家東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修士課程修了。'89年〜’95年現代作曲家声楽作品を中心に、ソロ・リサイタルを行う。テレビ、舞台などで多数の曲を提供。海外とのコラボレーションも多い。米田まりと「まり佐和本舗」のユニットでCDをリリース。携帯着うた配信もされている。


平野公子 1945年神田生まれ。神楽坂シアターイワトプロデュサー。
南陀楼綾繁 1967年出雲生まれ。ライター・編集者。不忍ブックストリート代表。


★第二夜 渋谷毅ライブ
渋谷毅(ピアノ) ゲスト 平田王子(歌・ギター)
5月9日(日) 17時開演(16時半開場)


「渋谷さんのピアノはいつどこで聴いてもいい」と誰もが言います。その渋谷さんに旧安田邸のピアノを弾いてもらいたいと、このライブを企画しました。ソロと、平田王子さんとのデュオの二部構成でお届けします。


渋谷毅 1939年東京生まれ。ジャズピアニスト、作曲家。ジョージ川口とビッグ4、沢田駿吾グループなどを経て、75年に自身のトリオ、86年に自身のオーケストラを結成。同時に作曲家としても幅広く活動。浅川マキ、金子マリ小川美潮など、さまざまな歌手・ミュージシャンと共演している。
http://blog.carco.jp/


平田王子 ギター&ボーカル。ボサノヴァ、ブラジル音楽、オリジナルを歌う。1997年頃より自己のブラジル音楽ユニット「カショーホ・ケンチ」(ホットドッグの意)を結成。渋谷毅と共演した『マイ・ジョアン』などのアルバムをリリースしている。
http://shinjuku.cool.ne.jp/kimikohirata/


場所:旧安田楠雄邸
文京区千駄木5-20(千代田線千駄木駅下車徒歩5分、本郷保健サービスセンター隣)
【地図】http://www.toshima.ne.jp/~tatemono/page027.html
※50人で満席となります。椅子でなく、床にお座りいただく場合もあります。
※当日の連絡は 090-9347-8767(河上)まで


料金:予約2000円/当日2500円
予約先 ※件名「旧安田邸イベント」。日にち、お名前、人数、電話番号を明記してください
yoyaku@yanesen.org 不忍ブックストリート
haru@jazz.email.ne.jp シアターイワト(平野公子)


旧安田邸 http://www.toshima.ne.jp/~tatemono/
不忍ブックストリート http://sbs.yanesen.org/
シアターイワト http://www.theatre-iwato.com/

長谷川四郎は昨年が生誕100周年。久保さんと平岩さんは、四郎さんの詩を朗読したり曲を付けて歌っていて、昨年〈門仲天井ホール〉でコンサートもされてます。今回は〈シアターイワト〉の肝っ玉母さんこと平野公子さんからの持ち込み企画で、演奏のあと、二人でミニトークもします。


渋谷毅meets旧安田邸というプランは、一箱古本市weekをはじめた2年前から考えていました。やっと実現できてうれしいです。ゲストの平田王子(きみこ)さんは、〈なってるハウス〉での渋谷さんとのライブを見たことがあります。ボサノバもオリジナルもとてもイイのです。今回はソロとデュオの二部構成です。先ごろ急逝された浅川マキさんの曲も演奏してくださるそうです。