映画を観にいく気力なし

朝8時起き。《つばさ》を観てから、仕事場へ。12時半には「フリーペーパー編」を書きあげる。23枚。これだけの量が書けたことよりも、書いているうちに、この本の中でのこの章の位置づけがはっきりして、よかった。これで残りは2本、なのだ。


さすがに疲れたので、映画でも観に行こうかと思う。〈シネマヴェーラ渋谷〉で、結局まったく行けていない特集「妄執、異形の人々4」を観ようとするも、会員証の期限が8月で切れている(あとスタンプ一つで1回タダだったのに!)のを見て、渋谷まで出かける気力をなくし、神保町へ。初めて入るラーメン屋で、牛スジ煮入りのつけ麺を食べる。具がたくさん入っているので食べごたえはあるが、コレだったらフツーにラーメンで食べたい気も。〈高岡書店〉で西本英雄『もう、しませんから』第9巻(講談社)、〈書泉グランデ〉で新訳のジョージ・オーウェル『1984』(ハヤカワepi文庫)を買い、ほかには寄らずに西日暮里に戻る。


SPA!』の書評、NHKスペシャル取材班『グーグル革命の衝撃』(新潮文庫)を書く。数日前のメール消失事件をマクラにするが、もうひとひねりしたかった。ただ、今回から欄の位置が変わり、少し字数が少なくなったので、いかんともしがたい。〈ブーザンゴ〉で、みちくさ市で岡崎堂から買った、吉村達也『読書村の殺人』(中公文庫)を読む。ところどころヘンな展開でオモシロイ。


ウチに帰り、『もう、しませんから』第9巻を読む。体験・実録モノのマンガで、これだけ長く続けられているのはスゴイ。よく読むと、同じようなネタでも料理のしかたに工夫があるんだよな。《キング・オブ・コント》を観ながら、明日の原稿の資料を読み返す。コントには面白いのもあったけど、優勝した東京03が2位に100点差をつけるのを見て、なんだか白ける。採点がその場の雰囲気に左右されすぎでは。