久しぶりのチェコ話

朝8時起き。《つばさ》を観てから、仕事場へ。ちょっと掃除してから、「広島編」の原稿にかかり、12時に完成。11月の本番より前に校了するので、ちょっと短めにまとまる。本郷図書館でリクエストの本を受け取り、〈ターボラ〉でツナとトマトのパスタを食べる。仕事場に戻り、文化放送大竹まことのゴールデンラジオ」を聴く。ゲストに小林信彦が出るのだ。黒澤明についての新刊の話がもっと聞きたかった。


進学レーダー』の原稿がもうちょっとというところで、豆惚舎の山本くんが来る。倉庫の本の発掘とデータの入力を頼んでいたのだ。本を入れたケースを出してもらい、そこから使える本を引っ張り出して、残りを戻してもらう。けっこう処分したり、実家に送った本があるなあ。50冊以上の書誌データを入力してもらう横で、原稿を書き上げる。山本くんが一段落したら、晩飯に行くかと思っていたら、「今日よろしく」と云うメールが。一度変更があったのを、手帳に書いていたのに見落としていたのだ。山本くんにバイト代と夕飯代を渡し、鍵を頼んで飛び出す。


7時前に四谷三丁目の消防署前で、ラデク・ランツくんと待ち合わせ。久しぶりだ。チェコ料理の〈だあしゑんか〉(http://dasenka.jpn.org/bar/)で、アスキーの遠藤諭さんと会う。『本とコンピュータ』でコラムの担当をさせていただいていた。お会いするのは4、5年ぶりか。相変わらず身の回りにモバイルパソコンと携帯(当然、iPhoneの新しいヤツ)を置いている。あとから奥さまも合流。来週、ご夫婦でプラハに旅行するので、情報が欲しいと頼まれたのだが、ぼくが行ったのは2001年ともう8年前。なので、チェコ人のラデクに出馬をお願いしたのだ。いろいろ聞いてもすぐに答えが出てくるし、この店の本棚にはチェコ関係の本が揃っているので、かなり情報が得られたようだ。ぼくはレシートを貼り付けたりメモを書いていたノートを持っていったが、めくっているだけで記憶がかなり甦った。チェコに関係ない雑談もたっぷりして、10時すぎにお開きに。チェコビールの後に飲んだ、ベヘロフカというウォッカベースの薬草酒が変わった味でおいしかった。ラデクの紹介料代わりに、遠藤さんにご馳走になった。お店は満席で、壁面で展覧会をやるなど、いろいろ活気があった。また来よう。


ラデクの話では、プラハのお爺さんの遺品の中に、またしてもマッチラベルがあり、日本に持って帰ったとのこと。近々見せてもらうことに。なんだか、久しぶりにチェコづいてきたなあ。チェコがユーロを導入する前に、もう一度ブラハに行きたいものだ。丸ノ内線で国会議事堂で乗り換え、西日暮里に戻る。それからウチへ。