今年もやったよ、神保町ツアー

朝、目が覚めたら8時50分。ちょっと寝過した。急いで西日暮里に行くが、資源ごみの回収は終わっていた。遅れていた『ぐるり』の原稿を書き、そのあと、「書評のメルマガ」を編集して発行する。


2時に出て、神保町へ。〈ヒナタ屋〉でカレーを食べる。棚に野田正穂・中島明子編『目白文化村』(日本経済評論社)があるので手にとったら、なんと480円。もちろん買う。会計して店を出るときに、退屈男くんに会う。あとで会うことにして、本屋を回る。〈岩波ブックセンター〉で小田光雄『古雑誌探究』と『出版状況クロニクル』(いずれも論創社)、〈高岡書店〉で久米田康治さよなら絶望先生』第17巻(講談社)、〈東京堂書店〉で佐野洋『ミステリーとの半世紀』(小学館)と『映画論叢』第20号を。東京堂の一階で、矢部登さんに声をかけられる。二年ぶりぐらいか。〈Folio〉でコーヒーおごっていただく。


4時すぎに、都営新宿線の出口へ。和光大学「雑誌研究」の神保町ツアー。今年で3回目。退屈男くん、豆惚舎くんが案内役でついてくれる。学生は13人ほど。〈ヴィンテージ〉→コミガレ→古書会館(愛書会)→〈三省堂〉と回り、あとはそれぞれが〈東京堂〉や古本屋に寄ったりする。古書会館からモンガ堂さんも参加。ツアー中に出会った知り合いは、高野マユタン、工作舎のIさん、そして国書刊行会の樽本さん。なぜか学生を連れているときに限って、やたらと知り合いに出会うんだよな。


7時に終了し、有志で喫茶店に行こうとするが、人数多いので入れない。最後の手段で〈ダイバー〉に入れてもらおうとしたが、ココもお客さんがいて、近くの〈きっさこ〉の2階を紹介される。昔、〈李白〉が入っていた建物だ。4畳半の座敷に12人が収まり、買ってきた雑誌を見せ合う。学生のノリは毎年違うが、今年はわりと雑誌好きの子が多いかも。


8時半に解散し、退屈君、モンガ堂さんと〈アンチヘブリンガン〉へ。NEGIさんが先に来ていた。NEGIさんはこの店の顔で、ほとんどの常連さんと面識があったり、ワインがキープしてあったりする。独身貴族やのう。いろいろ楽しいハナシ出て、すっかり長居した。11時半に店を出て、水道橋へ。ホームのベンチに座っている中年男が、すごい唸り声をあげたり空えずきをしたりするのが、人間から発したと思えないぐらいのノイズで気持ち悪かった。お茶ノ水で千代田線に乗り換え、ウチに帰ると《タモリ倶楽部》が始まる時間だった。そのあと、明朝持って出る荷物を詰めたり、風呂に入ったりしていると、2時すぎに。眠いっす。


そういうわけで、明日から広島の「空中一箱古本市」に行ってきます。明日は午後1時ごろから、明後日は朝から最後まで、店番するかその辺をうろついてますので、見かけた方はお声をかけてください。どうぞよろしく。