〈神保町シアター〉が満席になった日
朝8時起き。まだ寝ている旬公を置いて、仕事場へ。すぐ原稿を書きはじめる。今日は4本あげるつもりだったが、意外と字数が多く、3本書いたところで力つきる。でも、やっと終わりが見えてきた感じだ。
神保町へ。〈神保町シアター〉で、今日から特集「昭和の原風景」が開始。チケットを買ったら78番。本屋を覗いて開場前に戻ってきたら、「100番です」という声が聞こえ、そのあと完売していた。メジャー作品ならともかく、石田民三監督、花井蘭子主演の《むかしの歌》(1939)なのである。こんな映画で満席になるなんて。作品そのものはとても良く、音楽の使い方(山場でものすごく大きくなったり、最後では花井蘭子の歌だけで音楽を入れない)が上手かった。前半眠ってしまったのが、残念。
この特集、観たいのが10本以上あるのだが、来週いっぱいはGW進行で観に来れなさそう。並行して、〈ラピュタ阿佐ヶ谷〉で中平康特集もはじまるし、なんで、こんなに重なるんだよ。
ウチに帰り、豚汁の残りと、焼いたサンマで晩飯。松本清張原作のドラマ《駅路》を観るが、清張物に必須の泥臭さがなく、もう一歩だった。
明日はワメトーク。塩山芳明と武藤良子という二大狂犬を戦わせる行司役をやります。なんの用意しもしてないけど、まあ、なんとかなるでしょう。ギリギリまで原稿を書いてから、駆けつけます。当日でも入れるらしいので、よっぽどヒマならどうぞ。
http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20090210