バッタリと眠る

朝8時起き。仕事場に行き、午前中に1本書く。昼は旬公と、スサミストリートから谷田橋通りに入ったところにできたフランス料理屋へ。一番安い1500円のランチにするが、前菜もメインも美味しかった。戻って、白水社PR誌の原稿を書く。今回で最終回。


『WB』届く。けものみち計画の「文豪擬獣化宣言」、今回は吉屋信子。同誌リニューアル(『こどもWB』という仮の誌名になっている)のため、ほとんどの連載が今回で終了。仕込みは大変だが書いていて愉しい仕事だったので、もうちょっと続けたかったな。


4時に〈カフェ・ド・パルク〉でS社のNさんと打ち合わせ。初めてやるタイプの仕事なので、まずは手を着けてみないと。デザイナーの板谷さんの事務所で、一箱古本市weekのチラシの版下を受け取る。今年も44の企画が出ている。来週には発表します。


6時すぎに渋谷へ。〈ブックファースト〉で、柴田元幸編『昨日のように遠い日 少女少年小説集』(文藝春秋)を買う。この装丁はクラフト・エヴィング商會の真骨頂だな。あと、くつきかずや『闘うグラフィックデザイナーの秘密 ネタも休み休み言え! 2』(新書館)も。出口のところで、晶文社の高橋さん、NTT出版の島田さんと待ち合わせ。〈プロント〉に入り、島田さんの晶文社在籍時のお話を聞く。貴重な証言ばかりだが、やっぱり書けないハナシのほうがおもしろい。


西日暮里に戻り、旬公とたまりに溜まった雑誌やダンボールを出して、すずらん通りの〈鳥ぎん〉で釜飯。ずーっと汚いままだったメニューが新しくなっていた(少し値上げしたようだ)。千駄木に帰って洗濯を始めるが、終わるまで待っていられず、旬公に後を頼んでバッタリと眠ってしまう。