日本のセリーヌの生原稿が流出!(本人公認)

昨年から引きずっていて、なかなか書き始められない仕事があるのだが、今日ようやく最初の1本を書く。午前中に資料を読み込み、午後から2時間ぐらいで書き上げる。スタートすれば早いんだが、それまでに時間がかかる。原稿を送ったら、編集のTさんから「これからは一日2、3本のペースで」という返事が。……ムリっす。


谷中ぎんざで買い物して、ウチに帰る。夕刊にはっぴいえんど鈴木茂大麻で逮捕という記事が。9時すぎに青秋部の石井・中村と、〈古書ほうろう〉の宮地夫妻がやってきて、狭い部屋で「不忍ブックストリートMAP」のゲラチェック。細かい直しがけっこう出る。それでも最初の1、2年に比べれば、間違いが少なくなった。そのあと、ビールを飲み、石井・中村の新生活などについて、いろいろ話す。1時ごろに酒がなくなり、みんな帰る。宮地夫妻はウチで不要になったデロンギ(数年前に粗大ゴミ置き場で拾ったものだが、立派に動く)を台車で持ち帰る。後片付けしていて、《警官の血》のドラマを見せるコトを忘れたいたのに気づく。山手線沿いの風景がどこのものなのか、教えてほしかったのだが。


塩山さんの新刊に合わせて、アストラが読者プレゼントを発表(http://www5b.biglobe.ne.jp/~astra/shioyama/index.html)。書店にも読者にもココまで手間をかけさせて、もらえるのは色紙と原稿1枚……。中学校のとき、『筒井康隆全集』全巻予約者に原稿の複製がもらえるので、嬉々として申し込んだもんだが、塩山さんのはどうだろう? ともあれ、4月12日のトークで、タイトルの件と並んで、ムトーの恰好の糾弾材料になることは間違いナシ。たくさん話題を提供してくれてありがとう、アストラさん!


【2月19日追記】例のプレゼントについて、ムトーがいちゃもんでなく、まっとうな批判を加えております(http://d.hatena.ne.jp/mr1016/)。でも、ほんとそうですよ。版元の都合で、書店に余計な仕事を増やしちゃいけません。先の『筒井康隆全集』のプレゼントも応募券を版元に送るやり方だったと記憶します。