福岡から戻りました

さきほど福岡から帰ってきました。8日は、けやき通りの一箱古本市は延期せずに開催されました。最後の2時間ぐらいポツポツと雨が降ったものの、曇り空のなか無事できたのはヨカッタです。「古本けものみち」の売上は2万6000円。紙モノがかなり売れました。ブログやmixiにあがっているこの日の感想をいくつか読んだけど、『積んでは崩し』を100円引いて売った女の子にフツーに「おじさん」と書かれてしまいました。まあ、周り見ても年下ばかりなんだから、しょうがないね。
http://nananant.blogspot.com/


9日のフリーペーパーについてのトークは、50人近くのお客さんが集まり、熱心に聴いてくれました。上原敏さんの話もリアルでした。嬉しかったのは、私がセレクトしたフリーペーパーの発行者が5人もわざわざこの日のために福岡までやってくれたこと。彼らに一言ずつ話してもらえたのはよかったです。ブックオカの皆さん、アートリエのMさん、Yさん、ほんとにありがとうございました。詳しくは『本が好き!』の連載で書きます。


今回宿泊したのは、大名の紺屋町というところにある、〈konya2023〉のゲストルーム。「TRAVELERS PROJECTが主宰する、3つめの建物プロジェクトです。期間は、2023年までの15年間。テーマは、「未来の雑居ビル」。築約45年のビルの17部屋には、様々な業界のディレクターが集います。ここに「雑居」するのは、業種、年齢、国籍、時間、場所、など様々な要素。これらの要素が、集合・離散しながら思考・試行を重ね、新たな価値と文化の醸造をめざします」という趣旨で、1階にカフェ、2階にギャラリーがある。ギャラリーは今月中にオープンするそうだ。ゲストルームは紹介制で2部屋あり、もう1部屋にはギャラリーでこけら落としの展示をするドイツ人アーティストが長期滞在しているという。シャワーもキッチンもあって、一泊3000円(土日は3500円)は安い。土曜日は「BOOK BOOK SENDAI」の武田こうじさんも泊まったのだが、二人でも快適だった。イベントを企画する側にとってもよそから呼んでもらう側にとっても、こういう安く滞在できる拠点があるということはとてもありがたい。他の都市にもできてほしいね。
http://konya2023.jugem.jp/


フリーペーパー展は16日(日)まで開催します。配布用のフリペがどんどん無くなっているらしいので、早めにゲットしてください。出展しているフリペの内容紹介がアートリエのブログ(http://blog.ffac.or.jp/)に載っています。カテゴリー「フリーペーパー展」です。