ガードってナニ?

朝8時起き。《だんだん》は本人同士の入れ替わりへ。「双子モノ」は必ずコレをやらねばならないという決まりでもあるのか。西日暮里に行き、連絡もろもろ。決着がつかない件がいくつかあり、落ち着かない気分。〈古書ほうろう〉に寄って、「小説検定」の資料を買う。昼は西日暮里駅ガード近くのうどん屋。けっこうウマかったので、また行こう。


仕事場でのBGMは、PippoさんのCD[Yellow Orchestra]。Pippoさんには「外市で蟲相撲をやっている不思議な女性」というイメージしかなかった(ごめん)が、このCDはすごくイイ。ぼくが慣れ親しんできた1980〜90年代のガールズポップの感じがある。サウンドプロダクションのカヒロという人は同世代なのかも。Pippoさんのボーカルも歌詞も、この音にピッタリだと思う。【10月18日追記】Pippoさんによれば、カヒロさんはまだ33歳とのことです。


夕方、デザイナーIさんから内澤本の再校を受け取る。これでほぼ本文は確定。もう少しで定価も確定するので、近いうちに詳細を発表します。ま、月の湯や一箱で先行でチラシを配ってますけどね。


7時前に出て、山手線で新宿へ。〈紀伊國屋書店〉で「小説検定」の資料を数冊。「歌舞伎町一番街のガード下」で待ち合わせということだったが、「ガード」というのがなんだか判らない。東口と西口をつなぐのは「大ガード」だが、それと一番街は離れてるし。たぶん入り口にあるネオン看板だろうと思い、そこで待つ。〈バサラブックス〉アルバイトにして和光大での教え子コマツくん来て、そのあと、O社のUさんがタクシーで到着。Uさんは金を持ってなくて、コマツくんにタクシー代を借りていた。近くのいい感じに煤けた中華料理屋に入り、いろいろ話す。Uさんがまだ三十二とかなのに驚愕。この歳で、雑誌でも単行本でもいい仕事をやっていて、読みたいと思っていた本を何冊もくれた。キャリアがあるのに、業界ズレしてなくてアマチュアリズムが横溢してるところがイイ(この先仕事をくれるかもしれないので、軽くヨイショ)。コマツくんが目指しているモノを聞いて、予想もしてなかった方向なので驚く。でも実現するかもしれないな、こいつなら。昨夜事件があって大変だったというUさんが眠そうなので、11時に解散して帰る。