プロ根性に脱帽

朝8時起き。《だんだん》を観てからフロに入る。なんかお湯の出が悪いなと思って出たら、水道の水が止まっている。旬公が忙しくて振込みできてなくて、未払いで止まったかと思ったが、マンション全体の断水だった。西日暮里に行き、デザイナーKさんが送ってくれたチラシのチェック。少し直しが必要だが、とりあえずコレを月の湯一箱古本市で配布しよう。


11時に新橋でG社の打ち合わせ。かなり具体的になってくる。インタビューと資料集め、原稿書きを同時にやらねばならない仕事なので、今月後半から来月にかけて忙しくなる。大丈夫かね? 〈文教堂書店〉で『本の雑誌』と『ダヴィンチ』を買う。後者は久世番子さんのマンガが読みたくて。本の雑誌社からの津野海太郎『おかしな時代』刊行を記念して、〈ジュンク堂書店〉池袋店でトークがある。

ジュンク堂書店池袋本店「JUNKU 連続トークセッション」
「おかしな時代『ワンダーランド』と黒テントへの日々」(本の雑誌社)刊行記念
『ワンダーランド』と黒テントへの日々、そして「おかしな時代」を彩ったふつうではない人たち
津野海太郎 × 平野甲賀


2008年10月16日(木)19時より 


 アングラ劇団旗あげのかたわら『新日本文学』で編集を学び、晶文社で雑誌みたいな本を次々刊行。黒テントをかついで日本縦断のはて、幻の雑誌『ワンダーランド』を創刊!
 60年安保から東京オリンピック、そして70年前後の大学紛争まで、若者の文化が台頭した「おかしな時代」を自らの体験に沿って描いた津野海太郎が、六月劇場から晶文社まで、サブカルチャー草創期をともに歩んだ積年の相棒・平野甲賀と語る。


「おかしな時代」を彩るふつうではない人たち
 小野二郎長田弘藤本和子村松克己、山元清多、岸田森、悠木千帆、草野大悟佐藤信花田清輝長谷川四郎大西巨人杉浦康平平野甲賀植草甚一片岡義男小林信彦など。


■入場料 1000円(ドリンク付)
■会場 ジュンク堂書店池袋本店 4階カフェにて
■定員 40名(お電話又はご来店にてお申し込み先着順)  
■受付 お電話又はご来店(1Fサービスカウンター)にて先着順に受付。
トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願いいたします。
お問い合わせ 池袋本店 TEL03-5956-6111


西日暮里に戻り、チラシのコピーやらなにやら。塩山芳明さんから新創刊の雑誌(単行本サイズ)『獣欲COMIC』を送ってくる。誌名どおり、獣姦オンリーのエロ漫画誌だ。コピーは「人間だけじゃガマンできない!!!」。どんな嗜好でも売れそうならとりあえず、エロ漫画誌として成立させてきた塩山氏のプロ根性はスゴイ。ただ、これにコーフンするのは相当難しそうだが……。山崎邦紀さんの「ケダモノ名画座」は、獣姦映画の紹介コラム。一通り眺めて、旬公の机に置いておく。この雑誌、彼女の友だちの獣姦心理学者にも紹介しよう。


原稿を一本書いてから出かけたかったのだが、雑用が多く、手がつけられず。6時に出ようとしたら、朝電話をくれと伝えてあったヒトから電話。重要な件なので当然長くなり、ほかの人にも連絡を入れたりして、やっと7時前に出かける。「だいこんの会」会場の西荻窪の居酒屋には7時半すぎて到着。すでに自己紹介タイムに入っていた。NEGIさんの隣であとから晩鮭亭さん来る。30人近くが参加していて、10人ぐらいは顔見知りだが、それでも気後れする。初めての人ともっと気楽に話せれば、宴会も楽しいんだけど。〈火星の庭〉前野さんや〈追分コロニー〉さん、紀伊國屋のOさんと話す。プレゼント交換でぼくが出したのは、昔のブックエンド(未使用)と〈リブロ〉での「スムース」フェアの小冊子。それを当てた女性が出したプレゼント(シールセット)がぼくに当たる。2次会はパスして、お茶の水経由でウチに帰る。


明日は「月の湯」です。ぼくは午前中に顔を出します。午後からは東京にやってきた田舎の両親とのお付き合いです。「月の湯に連れて行こうか?」とも思ったけど、基本的に本にあんまり興味を持たない人たちなんで。明日の一箱は見たいって云ってるけど、息子やヨメが関わっているからというだけの理由でしょうね。