原稿書けたがトークを忘れる

朝8時半起き。だいぶ調子が良くなる。昨夜つくった鍋(旬公の表現では「養生汁」)を飲み、《ぶらり途中下車の旅》の頭のところを観る。今回は千代田線で、やっぱりというか、西日暮里も町屋も飛ばされていた。つまらん。千駄木では団子坂の〈三忠〉を紹介。来週行くんだよな。


西日暮里に行き、某誌の新連載の原稿。この数年やってきたことのまとめなので、どうも力が入るが、なるべく淡々と書くようにした。4時ごろになんとかアップ。明日から休暇でインドに向かうというKさんにメールで送る(夜になってOK出たのでホッ)。そのあとも連絡とかいろいろやって、5時になる。


今日は〈古書ほうろう〉で高平哲郎さんのトークがある。何時に行けばいいかとサイトを見てガクゼン。なんと3時スタートだった! そういえば前に宮地さんと話したときに、午後だと云われたような気も。ほうろうのイベントは夜が多いからすっかり忘れていた。予約していたのにすみません。ちょうど津野海太郎さんの新刊『おかしな時代』(本の雑誌社)が出たばかりだから、興味深い時間になったはずなのだが……。


ときわ食堂〉に寄って、ウチに帰る。坂を上るとやっぱりまだ息が激しくなるな。録画していた《だんだん》を観る。まともに座って見てられないシーンが続く。主人公が別のストリートミュージシャンと対決するのだが、先方がオリジナルっぽいのにこっちは「赤いスイートピー」とか「守ってあげたい」。売れなくてもオリジナルで勝負って考えが古いんだろうな。あと、さっき会ったばかりの双子の舞妓がいきなり飛び入りで歌うって……。


もう一本、録画した《みうらじゅんのゼッタイに出る授業》も。テレビ東京の深夜に始まったもの。ぼくには「好きなみうらじゅん」と「嫌いなみうらじゅん」があるが、これは前者だ(前者はほかに『hon-nin』の連載日記、後者は《タモリ倶楽部》)。みうらじゅんが先生役になり、一方的に「みんなが興味のないことを一生懸命授業する」というスタイル(生徒役のバナナマンらの受けはみうら先生には届かず)が素晴らしい。第一回は「セガール概論」。質問に答える生徒がしょうもないボケを云うのは不要だな。マジメに答えさせる方がオモシロイはず。来年の講義の参考にしよう(嘘)。