道灌山交差点で「おやじ」と叫ぶ

朝8時起き。朝方帰ってきた旬公はまだ熟睡。西日暮里に行き、谷根千本のゲラと格闘。ページを入れ替えて、台割を作成。2時前にようやくカタチができる。〈一寸亭〉でチキンライス。ここのはウマイ。谷根千工房に行き、ヤマサキさんといろいろ詰める。タイトルも正式に決まった。「芸工展」参加の「D坂シネマ」(http://www.filmpres.org/archives/365)のチラシをもらう。10月19日、21日、23日、25日で毎日違う作品を上映。目玉は大正時代制作のドキュメンタリー《Beautiful Japan》か。場所は〈協和会の蔵〉です。そのあとデザイナーIさんと打ち合わせ。この仕事、みんな近くにいるので、ハナシが早くていいなあ。


千駄木に帰り、雑用いろいろ。文庫本書評(中島らも『啓蒙かまぼこ新聞』新潮文庫)を書いた『SPA!』と、「書サイ」(チェコ本販売サイト「クリチカ」)掲載の『彷書月刊』、、「居眠り名画座」(早稲田松竹)の『本当にあった禁断愛』、書評の載った『週刊現代』と、珍しく一日に4誌も掲載誌が届く。ちょっと仕事した気分。右文書院から、山口昌男『本の狩人 読書年代記』(3800円)をいただく。年代順に単行本未収録の書評や本に関する文章が収められている。索引・書誌も含め、500ページ近くある。みすずの鶴見俊輔の書評集成の隣に並べておきたい。


今日は夜にヒトと会って飲むつもりだったが、先方の都合で延期。こちらもバタバタしていたので、ちょうどよかった。一段落してウチに帰ろうと、自転車で道灌山交差点まで来ると、横断歩道で自転車に乗った旬公とすれ違う。声をかけるが、すでに信号が変わっている。「おやじがきのイラスト、見た?」「あれ、文字に間違いあったぞ」という会話を大声で交わす。完全にすれ違い生活だな。


明後日は倉敷経由で米子へ行き、27日(土)に「米子・まちなか一箱古本市」に参加します。まだ出店者が少ないみたいですが、ギリギリまで参加を受け付けると思うので、不要な本がある人や本屋さんごっこを楽しみたい方はぜひご連絡を!

米子・まちなか一箱古本市


■日時:平成20年9月27日(土)午前10時〜午後3時
■場所:本町通り商店街(戸板市)〜笑い通り商店街(笑い市)
■本部:今井書店/青杏文庫2階
 ※イベント終了後、3時30分より今井書店青杏文庫2階にて
  南陀楼綾繁(なんだろう・あやしげ)氏のミニトークショーを行います。
■出店無料・ミニトークショー入場無料!


【お問い合わせ・出店のお申しこみ】
米子・まちなか一箱古本市プロジェクト/夢蔵プロジェクト
担当:桝井(090ー7127ー6689)/田中(090−2805−2259)
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