高崎俊夫さんとトークします

kawasusu2008-08-12

まず告知。

『ぐるり』プレゼンツ
南陀楼綾繁トーク十番勝負 その5
映画本に憑かれて

出演
高崎俊夫(編集者)
南陀楼綾繁(ライター・編集者)


『月刊イメージフォーラム』の編集部を経て、フリーランスの編集者として、『ものみな映画で終わる 花田清輝映画論集』(清流出版)、山崎忠昭『日活アクション無頼帖』(ワイズ出版)などを手がけている高崎俊夫さんに、「映画本」編集の面白さと厳しさについて、たっぷりと伺います。あの映画評論家、この俳優の裏話が聞けるかも。



日時 2008年9月12日(金) 18:30開場/19:00開始
場所 対抗文化専門古書 気流舎
世田谷区代沢5-29-17 飯田ハイツ1F
電話 03-3410-0024
http://www.kiryuusha.com/


入場料 800円(予約優先、15人限定)
予約 ビレッジプレス「ぐるり」編集部
info@village-press.net 03-3928-7699


高崎俊夫(たかさき・としお)
1954年、福島県生まれ。フリー編集者として、映画本の編集の傍ら、〈ラピュタ阿佐ヶ谷〉の荒木一郎映画祭、田中登追悼特集、日活ロマンポルノ名作撰特集などを手がける。


この数年、清流出版からやたらとマニアックな映画本が出ているなと思っていたら、そのほとんどを手がけているのが高崎さんだった。本人とお会いしたのは、昨年の「外市」での塩山芳明×内澤旬子トークのとき。映画本の著者には、強烈な個性をもった人(はっきり云えば付き合いにくい人)が多そうだし、編集についてもスチールの掲載ひとつにしても特殊なしきたりがあるように思える。同じ編集者でもその辺のことを知らないので、いろいろ聞いてみたいと思います。


夕方、急に雨が降り出すが、出かける頃にはやんだ。自転車で出て、日暮里図書館に寄って本を返し、三ノ輪へ。〈中ざと〉で、濱田研吾、藤田加奈子、右文書院の青柳さん、デザイナーの女性と飲み会。右文書院のサイトでの濱田くんの連載「ほろにがの群像」(http://www.yubun-shoin.co.jp/horoniga/index.html)の打ち合わせだか顔合わせに混ぜてもらった。濱びんの『三國一朗の世界』も、高崎さんが担当で、「清流出版って不思議な出版社だよね〜」というハナシになるが、青柳さんがそれにうなずいていたのが笑える。ヒトから見たら、清流以上にフシギな存在なのが、右文書院なのだが。〈中ざと〉は今月末で閉店とのこと。後継者がいないのが理由らしい。おばさんが「いまのうちに、どんどん飲んでね!」と客に云っていた。10時にお開きにして、自転車で帰ってくる。


ウチに帰り、旬公とDVDで、ロビン・ハーディ監督《ウィッカーマン》(1973・英)を観る。《ホット・ファズ》が影響を受けてると聞いたから観たのだが、ケルト+エロで最後まで押し切られたのには、びっくり。ホントかウソか知らないが、ここまで古代信仰がフィーチャーされた映画も珍しいのでは?