大家ですから
昨日はあまりの暑さに、夕方までぐったりしていた。夜、このところには珍しく、ちょっと涼しくなったので、晩飯を食べてから自転車で出かける。〈往来堂書店〉を覗き、根津の〈NOMAD〉へ。いつ来ても客が多いなあ。1時間ほど本を読み、裏道を通ってウチへ。藪下通りのほうから帰ると気持ちいいコトが判った。
ウチに帰ると、旬公が本を枕に眠っている。1時間ほどして眼を覚まし、読みかけの本を最後まで。「そろそろ布団敷きたいんだけど」と云ったら、「これからmixiに感想を書かなきゃならないから、寝てるヒマがない」とのたまう。さっきまで寝てただろ!
今朝、仕事場に行くと、大家さんがやってきて、「隣の部屋に入りたいけど、鍵を忘れたので、おたくのベランダから入らせてほしい」と。暖房の調子が悪いと住人から云われたそうだけど、その本人を立ち合わせずに、電気屋を入れようとしているようだ。隣の方は留守なんですよね? 勝手に入っていいの? ベランダからって、防犯用の仕切りがあるからムリでしょう? それらの疑問に対して、「大家ですから」と一言で返される。それで済まされたら、住人はたまらないよ。
4時ごろに出かけて、三鷹へ。駅前通りにたくさんの出店が出て、催し物もやっている。久しぶりの〈上々堂〉で、売り上げを受け取る。5か月分なので、それなりの金額になってありがたい。吉祥寺に行き、〈リブロ〉〈啓文堂書店〉で、ばるぼら『ナイロン一〇〇パーセント 80年代渋谷発ポップカルチャーの源流』(アスペクト)を探すも、見つからず。めったに行かない〈ブックス・ルーエ〉に行くと平積みになっていた。好きな店員がいるんだねえ。〈MANDALA-2〉近くのマクドナルドに入り、さっそく読み始める。ちょうど文庫化された、宮沢章夫『東京大学「80年代地下文化論」講義』(白夜ライブラリー)を再読したところなので、とてもいいタイミング。
- 作者: ばるぼら,100%Project
- 出版社/メーカー: アスペクト
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東京大学「80年代地下文化論」講義 (白夜ライブラリー002)
- 作者: 宮沢章夫
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6時半に会場に行くと、外に行列ができていた。雨の中を並んで入場。後ろから岡崎武志さんに声をかけられる。ナカに入るとすでに椅子席は埋まっていたので、カウンターの後ろで立ち見することに。この店はほかの予約よりも、店売りの入場を優先するから仕方ないとはいえ、ずっと立ち見はツラい。7時半にふちがみとふなと登場。前半ではよく知られた曲を中心にやり、後半では上野茂都さんを迎えて、新曲や珍しい曲をやっていた。途中、上野さんのコーナーがあり、曲だけでなくしぐさの一つ一つで爆笑を取っていた。上野さんの三味線は伴奏のときもイイ。終わって、新しいアルバム[フナトベーカリー]を買う。岡崎さん、海ねこさん夫妻、糸織さんと南口にある台湾料理屋へ。気になっていたが、入るのは初めて。ギョーザも焼きそばもうまく、安い。これからはライブのあとは、ココに来よう。ウチに帰り、[フナトベーカリー]を聴いて眠る。