告知などいろいろ

倉敷〈蟲文庫〉より、「蟲文庫文庫」の第一弾、原民喜『夏の花』をいただく。シンプルだが、手のかかった装幀。挿絵はミズタニカエコ。また、『瀬戸内作文連盟』第6号も。蟲さんが蓮沼小亀というペンネームで「湯気のたつ書斎」という文を書いている。お風呂で原稿かくのは、ちょっとやってみたい。


あと、展覧会いろいろ。

中里和人写真展『SELF-BUILD』

バー・トタン、詫び寂びコンテナハウス、アナーキーキッチュ庭園、2階
建てトラック住宅、隅田川完全0ハウス、コルゲートパイプ邸など…。自分で
建てたさまざまな理想の家がある。自分たちの手で造った不思議な庭がある。
ここには、眠っていたセルフビルド・スピリッツが目を覚まし、家や庭、アー
ト空間に変身したフラジャイルで堅牢なセルフな景色がある。建築家石山修武
氏と巡った、現代のSELUF-BUILDワールド。中里氏制作の「移動する組み立て
小屋」5号も展示します。


2008年7月5日(土)〜7月16日(水)
13:00〜21:00   木・金曜日休み


ROBA ROBA cafe(ロバロバカフェ
世田谷区経堂2-31-20
tel + fax 03-3706-7917
http://www15.ocn.ne.jp/~robaroba


★nakaban展覧会「ナの山」


7/14(月) 〜26(土)
open 12:00 〜19:00(最終日17:00まで) *日曜・祝日休廊


gallery福果
101-0051 東京都千代田区神田神保町1-11-2F
tel&fax:03-3259-6555


西荻ブックマーク「三木鶏郎と冗談音楽」

出演:山川浩二(やまかわひろじ)
広告評論家、1927年生まれ。電通ラジオ・テレビ局などで企画プロデューサー
として活躍。三木鶏郎氏とは、大学時代から、「日曜娯楽版」(NHKラジオ)の
ライタースタッフの一員として係わり、電通時代は、三木鶏郎のCMソングのプ
ロデュースを一手にひきうける。電通退社後は広告評論家として活躍しつつ、
アド・ミュージアム東京」のオブザーバーを務める。著書に『広告発想』、
『映像100想』、『昭和広告60年史』など多数。


2008年7月13日(日)
今野スタジオ『MARE(マーレ)』
16:30受付/17:00開演
\1,500 定員25名
予約はこちらから
http://s1.shard.jp/nishiogi/index.htm


★第3回「女子とふるぽん〜」寄港市
ダイバー店内で開く、ガールズ&ミセスのミニ古本市


きたる7月8日(火)〜12日(土)、女性の本を中心としたミニ古本市をひ
らきます。乙女&オトメンの本、懐かしい本、欲しかった本、意外な本…いっ
ぱいの5日間。(途中で補充あり)ぜひ、ぜひ、遊びにいらしてくださ〜い。


参加:えこし会(江古田詩人会)、奈良の小さな古本屋 このはな文庫、木南
文庫(オトメン代表)、こだぬき書房、トカゲ書林、ゆず虎嘯(こしょう)、
古本ピックルス、林檎文庫、古書マーメイド


7月10日(木)夕には、えこし会による「朗読&ライア ミニコンサート」
もございます。


〒101-0051 千代田区神田神保町2−12 川島ビル1F(但し木造)
03−6657−3277
http://bookdiver.exblog.jp/


★エノアール&沢マン上映会イベント
インディーズ・ドキュメント映像2本立ての上映会とフリートークのイベント


上映内容
1)「エノアールカフェ We are living in the park!」 (監督:吉田卓史)
ホームレスたちとブルーテント村で暮らしながら、物々交換カフェをきりもり
するアーティスト、小川てつオいちむらみさこ。公園暮らしの日々は、たん
たんとしていながらお伽の世界のようにファンタスティック。二人のそれぞれ
の生き方と、テント村が立ち退き要求をされるまでを追った記録。


2)「沢田マンションのかまんろうライフ」(監督;サワダトール)
高知の九龍城、立体長屋とも呼ばれるセルフビルドマンション「沢田マンショ
ン」。“便利でキレイ”な暮らしとは対極にある手づくりマンションに集まっ
てくる若者たちと、それを見守る大家さん。その沢マンに魅了され、惚れ抜い
た男・Nの一日を、建築物のダイナミズムとともにレポート。“かまんろう”は
土佐弁でtake it easy(まあ気楽にやりましょ)の意。


7/19(土)  14:00開場 / 14:30〜上映 / 16:00〜フリートーク
参加費:500円
定員:20名(予約者優先:電話またはメールにて)
※ドリンク販売します(ソフトドリンク200円、アルコール 400円/スナック付)
会場:ブックギャラリーポポタム
豊島区西池袋2-15-17 03-5952-0114 popotame@kiwi.ne.jp
http://popotame.m78.com/shop/index.html


★『そろそろ産まなきゃ 出産タイムリミット直前調査』(阪急コミュニケー
ションズ)刊行記念
三浦天紗子・古屋美登里・豊崎由美さんトークショー
「産む幸せ・産まない幸せ」


産んで幸せとはかぎらず、産まずに後悔しないとは言い切れない。でも、な
んとなく延ばし延ばしで来て、結局、産むにはきつい年齢になっていたという
のはちょっと切ない。自分で納得できる、理想的な〈出産/非出産〉のかたち
って何だろう――。3人の対話から、そのヒントが見つかるかもしれません。


日時:7月24日(木) 19:15〜
会場:リブロ東池袋店 店内カフェ・リブロ
参加費:1000円(税込) ワンドリンク付
お申込み:リブロ東池袋店 TEL 03-5954-7730


★カタリココ feat.小林エリカ
朗読とトークの会『カタリココ』が、今年はそれぞれ特徴的な店作りをして
いる古書店を舞台に行われます。


出演:大竹昭子(ナビゲーター) 小林エリカ(ゲスト)
7月19日(土) OPEN:20:10 start20:30
料金:1500円


会場:渋谷・Flying Books
東京都渋谷区道玄坂1-6-3 渋谷古書センター2F
*予約:6月23日(月)より店頭、電話、メールにて受付けます。
tel:03-3461-1254  mail:info@flying-books.com


小林エリカ (こばやし・えりか)
1978年東京生まれ。1998年、コミック「爆弾娘の憂鬱」シリーズでデビュー。
イラスト、映像、コミック、小説と、異ジャンルにまたがる活動を展開してい
る。最新刊は詩をベースにしたコミック『終わりとはじまり』(マガジンハウ
ス)。現在、アメリカと日本の人々の18歳の記憶と写真を収集する「アメリ
ン/ニッポン・クロニクル」プロジェクトを行なっている。他の著書に『ネバ
ソープランド』『空爆の日に会いましょう』などがある。
http://www.homesickless.org/flowertv/


沢マン上映会はおもしろそうだなあ。西荻ブックマークは、貴重な企画だが予約がいまひとつということなので、まだ間に合います。中里さんと石山修武さんの『SELF-BUILD』(交通新聞社)については、いま出ている『CONFORT』で書評を書きました。


あと、〈高円寺書林〉らが中心になって、「高円寺らいふMAP」を準備中とのコト。地図のデザインをコンペで決めるという。作家の三浦展、「散歩の達人」山口昌彦編集長、まんが家のやまだないとが特別審査員だというから、デザインをやっている人は応募してみてはいかが。7月10日に説明会があるそうです。
http://kouenjishorin.jugem.jp/?cid=23