ラジオを聴いてた誕生日

8時起き。新聞を見て、今日が誕生日だったと気づく。昨夜遅く帰ってきた旬公も、そのことをmixiに教えてもらったという。41歳かあ。30歳になった頃に「あと10年のうちにコレだけやりたい」と思っていたコトの半分、いや三分の一もできてないなあ。その分、30歳の時には考えたこともなかったコトをやっているというわけでもあるが。


今日はいい天気。でも、事務所にこもって仕事していると、案外寒い。TBSラジオをかけっぱなしにして、紀要の割付をやる。1時からの《ストリーム》、今日は「町山智浩と愉快なお友だち」という特集で、世界に住む日本人が電話でトピックを報告した。中国のトイレ事情とか、シンガポールのエロ規制とか、もうエグイ、エグイ。いちばん笑ったのは、南アフリカで、女性を殺して性器を取り呪術用薬草(?)の市場に卸していたという事件。その薬草にはいろんな効能があり、「透明人間になる薬草」も売られているという。その効力を信じた4人組が、それ飲んで銀行に押し入りスグ捕まったらしい……。あげくの果てには、モンゴルのホーミーをスタジオで実演していた。「昼下がりの異空間」と呼びたい番組だ。今年の放送もアスペクトで単行本化するなら、今日のはゼッタイ入れてほしい。


4時になんとか仕上がり、荷物を発送してから出かける。下北沢の〈シネマアートン下北沢〉へ。「その男の職業、刑事」という特集で、須川栄三監督《野獣狩り》(1973)を観る。伴淳三郎藤岡弘が親子で刑事という、間違ったキャスティングのアクション映画。わりとオモシロかったが、悪役に華がなさすぎた。村井邦彦の音楽はよかったけど。駅前のスーパーで買い物して、電車で千駄木に帰る。晩飯はチャーハン。昨夜途中までDVDで観た、森谷司郎監督《日本沈没》(1973)を最後まで。グーゼンだが、これにも藤岡弘が出ている。ナニが驚いたかといって、この映画、小松左京の原作が刊行された年に製作、公開されているのだ。


明日は19時半から、〈阿佐ヶ谷ロフトA〉で仲俣暁生さんとのトークです。ゲストは大竹昭子さんとフリースタイルの吉田保さん。どんなハナシになるか判りませんが、雑誌・ミニコミについて興味のある方に来ていただきたいと思います。会場では、『路字』創刊号(ぼくもまだ見てない)と「不忍ブックストリートMAP」を配布します。
http://d.hatena.ne.jp/solar/


一箱古本市weekの各イベントも近づいてきました。
まず、25日(金)〜28日(月)は高野ひろし展覧会@谷中ボッサ。一箱古本市では毎回なにかやっていただいている高野さん。今回はカフェでのペンギン写真の展覧会です。初日18時半からは、高野さんと南陀楼トークをやります。入場無料(ワンオーダーのみ)なので、気楽に聴きに来てください。いちおう予約してもらえると嬉しいです。
http://www.edagawakoichi.com/ART/takanophoto/ar-ginnosukemayuki.html


26日(土)、27日(日)は、池内美絵内覧会@YELLOW SONOMITSU。各回15人のお客さんに、作品を見せながらその極めて個人的で納得のいく由来を池内さんとゲストが語ります。26日17時からは残席わずか。ほかの回も早めにご予約ください。
http://d.hatena.ne.jp/halohalo7676/20080403


26日(土)〜5月3日(土)には、久世番子原画展@ブーザンゴもやります。『配達あかずきん』および『番線』からの原画を展示し、単行本も販売します。4月29日(火・祝)には、久世番子さんが来店されます。サインもしてくださると思いますよ。
http://www.bousingot.com/info/info.html


27日(日)〜30日(水)は、中里和人プレゼンツ「街を絵はがきにする」@アートスペース・ゲント。ワークショップに参加した20人が、不忍ブックストリートの風景を絵葉書にして展示します。29日(火・祝)14時からの中里さんと南陀楼トークでは、絵はがき写真をつくることの面白さ、絵はがきコレクションについてなどをお話します。これも、予約してくださいませ。
http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20080331


30日(水)〜5月6日(火・祝)は、内澤旬子原画展@花影抄。神奈川近代文学館のコレクションを取材したイラストルポの原画を展示します。
http://d.hatena.ne.jp/halohalo7676/20080509
なお、初日には針谷亜希子さんによる「尻尾の毛で本のしおり」ワークショップもあります。詳細は以下のサイトの「スタッフブログ」を。
http://www.f-filament.com/


そして、5月5日(月・祝)には、旭堂南湖のふるほん講談@旧安田邸。上方講談界のホープを、雰囲気のある会場にお招きしてたっぷり語っていただきます。オークションもやります。何人入っても大丈夫な広さなので、ご友人・ご家族とワイワイおいでください。当日まで五月人形も飾ってあります。前売りは1800円と安いので、なるべく予約をオススメします。
http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20080322


ほかにも、たくさんの企画があるのですが、とても紹介し切れません。サイトに一覧が載っていますので、手帳と首っ引きで、どの企画を見に行くかを考えておいてください。
http://sbs.yanesen.org/hako1/2008/support_project.html