絵はがきワークショップ+展覧会はおもしろいぞ

kawasusu2008-03-31

中里和人さん主宰のワークショップ+展覧会の詳細が固まったので、お知らせします。

一箱古本市week参加企画 
ワークショップ&展覧会
中里和人プレゼンツ「街を絵はがきにする」


『小屋の肖像』などで知られる写真家の中里和人さんと一緒に、「不忍ブックストリート」を歩こう! そこで撮った写真を「絵はがき」に仕立てて、中里さんの作品とともにギャラリーで展示します。


[ワークショップ]
4月12日(土)13:00〜17:00(予定)
※20人限定(先着順)、大雨の場合は翌13日(日)に変更
参加費:2000円(展覧会への出展料を含む)


中里和人さんと一緒に半日、谷中・根津・千駄木を歩きます。用意するのはカメラのみ。街を自由に写真を撮ってもらい、その写真を「絵はがき」サイズでプリントしていただきます(8〜12枚を2セット)。会場では1セットを壁面に展示し、1セットを「絵葉書帖」として置き、来場者に手にとって見てもらいます。写真好きなヒトも、街歩きが好きなヒトも、一緒に楽しめるワークショップです。


[展覧会]
4月27日(日)〜30日(水) 11:00〜16:00
アートスペース・ゲント   台東区谷中5-7-7   TEL 03-5685-9249
http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20070420


中里さんをはじめ、20人が撮った不忍ブックストリートの写真を、絵はがきサイズで展示。


トーク
「街を歩けば絵はがきが生まれる」

中里和人(写真家)  聞き手・南陀楼綾繁(ライター)
4月29日(火・祝) 14:00〜 アートスペース・ゲント
入場料:800円(予約優先)


〔連絡・問い合わせ先〕
南陀楼綾繁 kawasusu@nifty.com 090-9347-8767
中里和人 sana-v@ezweb.ne.jp 090-3689-3740
※件名「中里ワークショップ」もしく「中里トーク」とご記入ください。


中里和人プロフィール】
1956年、三重県生まれ。写真集に『小屋の肖像』(メディアファクトリー)、『キリコの街』(ワイズ出版)、『路地』『4つの町』(清流出版)、共著に『東京サイハテ観光』)(中野純・文、交通新聞社)などがある。東向島などを舞台にアートと街をつなぐワークショップを多く実施している。
http://nakazat.exblog.jp/


【関連企画】
中里和人中野純スライドショー 5月17日(土) 古書ほうろう にて開催!
http://www.yanesen.net/horo/


中里さんはプロの写真家でありながら、過度にアーティスティックに陥ることなく、普通の街のごく普通の風景をカメラに収めてきました。その中里さんと一緒に不忍ブックストリートを回り、撮った写真を中里さんと同じ会場で展示するなんて、めったにない機会ですよ。会場の〈アートスペース・ゲント〉も、多くのヒトがイメージする「ギャラリー」とは一味違う、ちょっと面白いスペースです。せっかくの機会なので、写真経験のあるなしにかかわらず、参加してみませんか?


8時起き。寒いのと雨が降っているのとで、布団から起き上がれない。ようやく起き、朝飯を食べてから西日暮里へ。連絡のメールをやり取りしていると、たちまち昼すぎ。旬公の希望で、西日暮里交差点の近くの回転寿司で昼飯。戻って、資料を読む。


4時前に日暮里駅へ。中里和人さんと待ち合わせだが、ちょうど昨日、改札脇に〈リブロ〉ができたというので早めに覗きに行く。行ってみると、ホントに改札のヨコ……どころか、改札内にあった。つまり、改札外からは店内に入れないのだ。駅員に「あの本屋に行きたいんだけど」と訴えるも、「入場券買わないとは入れません」とのつれない返事。なんで書店に行くのに、入場券買わなきゃならないのか。しばらく外から店内を眺めるが、やっぱり見ておきたくなり、入場券で改札をくぐる。スペースが限られているので、変わった品揃えは望めない。リブロらしい店にするのはムリだろう。開店記念ということで、地元在住だった吉村昭森まゆみさんの本が並べられていた。高野秀行『神に頼って走れ!』(集英社文庫)と、四方田犬彦『ハイスクール1968』(新潮文庫)を買う。


中里さんから電話で、車で来ているというので、〈アートスペース・ゲント〉で待ち合わせに変更。Mさんにいろいろ備品を出してもらい、展示のやり方を考える。ここは壁面がおもしろい構造になっているので、それを活かすコトに決まる。ためしに何枚か絵はがきサイズの写真を配置してみるが、これが100枚以上ズラっと並ぶことを思うと、いまから楽しみだ。打ち合わせを終え、〈ブーザンゴ〉でお茶。中野純さんとのコンビで『たくさんのふしぎ』で出した『夜へ行こう』をいただく。全編真っ暗な写真という、子ども向けにしては破天荒な写真絵本。イイですねえ。


中里さんと別れ、先週オープンしたおでんや〈いま福〉に行くと、カウンターにほうろうの山ちゃんが入って、女の子にナニやら指示を出している。どっちが客かワカラン。ワンカップを飲みつつ、おでんを数品。どれも味がよくしみていてウマイ。仕事中の旬公も呼びよせて、一緒に食べる。店のお母さんには、これからたっぷり世話になりそうな予感がする。一仕事終えて、千駄木に帰ろうと〈いま福〉の前を通りがかったら、2時間前と同じ位置に山ちゃんがいた。


ウチに帰ってから、ヤンマガとスピリッツを買い忘れたことに気づき、コンビニへ。団子坂の上でなんかモメている30代のカップルがいた。本郷図書館のポストに本を返すに行くが、自転車置き場の奥の暗闇に10代の少女と少年が座り込んでいたので、驚く。コンビニから出て帰る途中、さっきのカップルに遭遇。まだ女のほうがグズっている。たくさん人が通り過ぎているのにおかまいなし。そんなに自分が「主人公」になりたいのかねえ。


写真は〈アートスペースゲント〉の壁面利用例と、ゲントの愛犬、おせんちゃん。なでてほしそうに寄ってくる。カワイイ。