スサミ・ストリートにおでんやが!

昨夜は12時前まで会議やって、そのあと〈小奈や〉で2時半まで飲んだ。そういえば、昨日、道灌山スサミ・ストリートに新しい店ができた。ウチから1分のところにある小さな店舗で、立ち食いそば屋、立ち飲み屋、散髪屋と変遷を重ねてきた。このブログでもけっこう触れている。散髪屋はもとの店の改築中の仮店舗だったらしく、先月移転し、そのあとにできたのが、おでんや〈いま福〉だった。それを見かけて、やった! と思い、〈古書ほうろう〉のみなさんにご報告したら、それは〈小奈や〉のお母さんが出した店だったのだ。プレオープンに行ってきた山ちゃんから、少し食べさせてもらったが、じつにウマイ。当面は夕方から数時間の営業らしいが、たびたび行ってしまう予感が。


スサミ・ストリートといえば、駅入り口を出てスグのおんぼろビルの1階に、カレーショップができた。以前はラーメン屋、こだわり風の居酒屋だった(もっと前には地下に喫茶店があったようだが、ぼくが引っ越していた頃には残骸しかなかった)。この通りに飯屋ができるのは久しぶりなので、先日、昼飯に行ってきたが、いろいろ能書きはつけているものの、ごくフツーの味ですな。とりあえず食っておくかというときには便利だろう。


二日酔い気味だが8時起き。9時半に出て、JRで横浜。みなとみらい線元町・中華街駅で『彷書月刊』の皆川さんと待ち合わせ。某資料館の取材。文字通り、奥の奥まで見せてくださったのに感謝感激。ここの資料を使ってイロイロとやりたいことが思い浮かぶ。終わってから、中華街まで歩き、いつもの〈秀味園〉へ。二日酔いなのに昼間からビール飲んでしまった。渋谷まで皆川さんと一緒で、山手線で西日暮里へ。


事務所でゲラを見たり、資料をまとめたりしてから、〈ブーザンゴ〉へ。『yom yom』の「小説検定」打ち合わせ。6号は小野不由美の新作効果で、なんと2回増刷したという。次回は前から考えていたテーマなので、おもしろくしたい。そのあと近くの某店で飲み会。Kさん、Tさん、編集長のKさん、旬公お気に入りのツムツム、遅れて旬公が参加。今回もツムツムの不思議ワールドが炸裂。なお、5月3日の一箱古本市には『yom yom』精鋭メンバーが参加します。ツムツムもおいでよ。10時前にお開き。


届いた本。山川直人さんから『コーヒーもう一杯』第4巻と『地球の生活』(エンターブレイン)、理論社からミステリーYAの横森理香『渋谷ビター・エンジェルズ』、フリースタイルから高校生がつくるフリーペーパーをまとめた『anmitsu book』。『anmitsu』って存在は知ってたけど、現物を見たことなかったので興味深い。大学の授業で紹介するつもり。あと、新日本映画社からパールフィ・ジョルジュ監督《タクシデルミア》のパンフも届く。現在、渋谷〈シアター・イメージフォーラム〉で上映中。また、同監督のデビュー作《ハックル》(2002・ハンガリー)が29日〜4月18日まで、同館でレイトショーで上映される。「しゃっくり」が主人公の映画らしい。コレは行かないと。


『イラストレーション』5月号に、内澤旬子インタビューが掲載。10ページ(うちカラー1ページ)もあり、話も図版もたっぷりと載っている。普通だったらぼかしがちの固有名詞(デビュー時に世話になった編集者など)もはっきり書かれています。これまでの仕事の総まとめ的なインタビューです。扉写真は仕事場だが、片付いているように見えて、右側に立てかけてあったトム・ウェイツのCDジャケットが倒れていたり、その右の「けものみち」にあるボックスの引き出しが開いたままだったりと、当事者には赤面することもあり。とても丁寧につくられた記事ですが、2箇所誤植発見。61ページ、『世界屠畜紀行』キャプションの後ろから3行目、「屠蓄」→「屠畜」。62ページ、「庫の中」キャプション、2行目、「目花譜」→「百花譜」(内澤の描き文字は、漢字の書き方がちょっとヘンなので、イラストではたしかに「目花譜」に見えてしまう。


このブログは昨日、90万アクセスを超えました。いつも読んでくださっている方、感謝です。