オフノートから新譜先行発売のお知らせ

オフノートが久々に新譜を2枚リリースする。どちらも原田依幸が出ている。先日、このメンバーで全国ツアーがあり、どれも盛況だったそうだ(東京公演に行けず)。しかし、ツアーにはお金がかかる。ひとりレコード会社のオフノートは、これでさらに貧乏になってしまったのだ。神谷さんからのメールにはこうある。

ご承知のとおり、永年の音楽貧乏暮らし。音楽制作に僅かな家財を傾け、今は正真正銘の無一物。売るものと言えば、在庫のCDのみ。もちろん、一所懸命に働いて負債は一日も早く返すこころづもり。その決意はもとより、このツアーの記念のために制作したCD2アイテム、これを先行発売をすることで皆様にこの窮地を救っていただこうという厚かましい了見。まさにまさに「お願い」なのであります。


というわけで、このアルバムを先行通信販売しています。オフノートのCDが好きなヒトは、つべこべ云わずにとっとと買うべし。どちらもすごい即興演奏らしい。ちなみに、原田さんは島根県出身なので、親近感を抱いてます。

■マージナル/原田依幸 トリスタン・ホンジンガー
off note on-61 [CD+DVD]
定価3.000円(税抜価格)3.150円(税込価格)
初回限定ボーナスDVD付 竹中英太郎 ジャケット画
原田依幸 ピアノ、トリスタン・ホンジンガー チェロ


■HOMURA/原田依幸 崔善培 アルフレート・ハルト
off note on-62 [CD+DVD]
定価3.000円(税抜価格)3.150円(税込価格)
初回限定ボーナスDVD付 竹中英太郎 ジャケット画
原田依幸 p、崔善培(チェ・ソンベ) tp、アルフレート・ハルト ts,cl


信販売ご希望の方はお名前・ご住所・ご連絡先・ご希望アイテム・ご希望数を下記連絡先までメール・電話・ファックス・郵便等でお知らせください。在庫を確認次第、すぐに発送いたします。送料無料サービス、代金後払い・同封の郵便振替用紙でお支払い頂きます(手数料はお客様ご負担とさせて頂きます)。

(有)メディア・ルネッサンス
off note & disc akabana
〒125-0042
東京都葛飾区金町4-18-11
TEL 03-5660-6498
FAX 03-5660-6509
E-mail CBE09606@nifty.com
E-mail offnote@k5.dion.ne.jp
http://ironbridge.exblog.jp/


それから、海文堂書店で畠中さんと近代ナリコさんのトークがあります。会場では『書肆アクセスという本屋があった』も販売します。

「本と女の子の本音?」
本の世界を 女の子 のキーワードで変えた近代ナリコ神田神保町の良心・畠中理恵子が、読書、出版そして書肆アクセス閉店までを本音で語り合います!


出演:畠中理恵子近代ナリコ
進行・林哲夫
12月8日(土)午後3 時〜5 時 入場500 円 


海文堂書店 2F シースペース
〒650-0022 神戸市中央区元町通3-5-10 電話078-331-6501
http://www.kaibundo.co.jp


海文堂の福岡店長は、何度云っても、店で配っているチラシのWORDやPDFのファイルをそのまま添付して送ってくる。ブログやメルマガに転載するためには、それらのレイアウトをはずし、テキストを整えて載せなければならない。自店で配る際にありがちだが、住所が入ってないコトもよくある。海文堂だけでなく他の店やイベント主催者にも云えることだが、他人に情報掲載を頼むときには、相手に余計な手間をかけさせないようにするのが礼儀だと思う。


昨夜はこの数日間の日記を書いたりしていて、4時ごろまで眠れず。ブログを見ると、この週末、岡崎さんは大阪、ぼくと魚雷さんは福岡、林さんは東京に出かけている。『sumus』大移動だ。今朝に8時起きたが、眠くてボーっとしている。西日暮里に行き、連絡いろいろ。この数日間の遅れを取り戻さねば。宅急便や速達が届く。


銀行や郵便局に行き、〈吉野家〉で昼飯。戻って、アクセス本。〈ふぉっくす舎〉のNEGIさんから、アクセスが取り上げられた雑誌や新聞記事の目録原稿が届く。これは労作。土壇場で依頼した2人を除き、すべての原稿が揃った。青柳さんから11月末には配本できるとのスケジュールが出る。見本が閉店の翌週になるのが、かえすがえすも残念。〈古書ほうろう〉で世田谷文学館植草甚一展の図録を見つけて買う。まだ展示、見に行けてない。


6時ごろに千駄木へ。近所のスーパー〈大銀〉で買い物していたら、スーツ姿の部長クラス(推測)のおじさんが、買い物カゴのまま外に出ていき、数分してから戻ってくる。照れくさそうに「ボーっとしてて間違えちゃった」とつぶやく姿が、なんだか可愛らしい(客のおばさんも店員も無視)。これが「萌え」なんでしょうか?>久世番子さん! そうそう、番子さんによるマンガ版『配達赤ずきん』(『ウィングス』)の新しい回を読んでいたら、あるコマにさりげなくある本が描かれていてびっくり(原作の大崎梢さんのもあったが、それとは別に)。そういや、昔、マンガに出てくる本棚の書名をじっくり読んだよなあ。倉多江美の作中の本棚がいかにもこの人らしくて、いちばんオモシロかったような気がする。


東京新聞夕刊に、「電子図書館青空文庫が10周年」というかなり大きな記事が載る。仕事場の富田倫生さんの写真も。この部屋に呼びかけ人が集まっているところを取材したこともあった。著作権保護期間の延長など、対応すべき問題は多いけど、これまでも着実に前に進んできたのだから、これからも大丈夫という気がする。


夕飯は、久しぶりに旬公とウチで。取材のときに買ってきた「東京X」という高級豚肉で、しゃぶしゃぶ。薄いのに、食べるとじんわりと味が濃い。普通の豚肉のほぼ倍の値段だけあって、ウマイよこれは。