告知いろいろ

告知です。先日トークをご一緒した田川律さんが、会場の〈ヒナタ屋〉を気に入ってくれ、ここで会を開くことになりました。律さんのアホスープはマジにうまいので、ぜひどうぞ。

「りつ・つくる」第1回 アホスープと柿サラダの巻


10月20日(土)、5時30分より
多人数料理でも有名な田川さんが、ヒナタ屋のキッチンで腕をふるってくださいます。
ヒナタ屋シリーズと銘打って、隔月で、おいしい料理と楽しい話でおもてなし。
第一回目は、アホスープ(ニンニク、アボカド、チキンのスープ)と季節のサラダ。
美味しいと評判のアホスープ。サラダは柿を使う予定。
かなり楽しみなメニューです。
舞台監督で、音楽や料理の本でも有名な田川さんですが、
どんな角度の話題でも、面白い話をしてくれます。
秋の日の週末、美味しい料理と一緒にお楽しみください。
定員20名で、参加費1,000円です。
お待ちしています!  


〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-10 振天堂ビル4F
phone&fax 03-5848-7520
hinata.ya@ivory.plala.or.jp


まだ埋まってはないようなので、お早めに予約ください。なお、ヒナタ屋では現在、「『Petit Book Recipe』と愉快な仲間たち—リトルマガジンを楽しもう」が展示中。福岡の本ユニットyojohanの作品を中心にリトルマガジンを展示販売しています。


それと、第五回「外市」のワメトークに、塩山さんと内澤が出演します。塩山さんの新刊は、青柳さんの必死の努力により外市の前日に見本完成。外市およびワメトークの会場に並びます。著者にサインを請ってあげると、アバタ面をほころばせて応じてくれるはず。

◎ワメトークvol.3 
塩山芳明『東京の暴れん坊 俺が踏みつけた映画・古本・エロ漫画』(右文書院)刊行記念
「うるさい奴らは皆殺し!」
内澤旬子(イラストルポライター)×塩山芳明(エロ漫画編集者)


おまえらうるせぇんだよ! 街にあふれる騒音、仕事がらみのとんでもない人間の声、周辺にあふれる「うるさいもの」をガチンコ者、毒舌家で知られるお二人にメッタ斬りしていただきます。マル秘映像の上映もあり。
なお、外市とワメトークの会場で、11月刊の塩山芳明『東京の暴れん坊』(右文書院)を先行発売します。1980年代移行書いてきた映画評・書評・コラムからヤバイ文章のみ精選したものです。書き下ろし100枚を追加。350ページ、2000円(税込み)。


日時 11月4日(日) 14:00〜16:00(開場1:30)
会場 上り屋敷会館2階座敷 東京都豊島区西池袋2−2−15 
地図はコチラです。
http://f.hatena.ne.jp/wamezo/20070413174217
参加料 600円
定員 40名
予約方法
予約・問い合わせは古書往来座が受けます。電話・メール・FAXのいずれか
で、お名前、参加人数をご記入の上、お申し込みください。
古書往来座 営業時間11:00〜22:00
TEL&FAX 03−5951−3939
ouraiza@kosho.ne.jp


あと、サントリーの広報誌(バーに配布される)『ウイスキーヴォイス』第29号でエッセイを書きました。「『酔っぱらい読本』の三人男」というタイトル。数日前に『酒とつまみ』の大竹さんがバーから電話して、「いま読んでますよ、よかったです」と云ってくれてとても嬉しかった。同誌はアクセスで開催中の「けものみち計画が選ぶ30冊フェア」でも販売予定【訂正しました。バーでは無料配布ですが、書店では500円で販売とのコト】。また、このブログの読者で読みたいという先着5名さまには送ります。お名前、住所、ブログの感想をお書きの上、上のメールアドレスから申し込みください。


そういえば、佳境に入っている書肆アクセス本ですが、なるべく多くの人からのメッセージを載せたいので、ぎりぎりまでお待ちします。今週土曜日に届いたものまではかならず掲載します。50字〜100字までで、お名前と肩書きを忘れずに。jinbouac@mail.goo.ne.jp までお送りください。


5時すぎに出て、千代田線に乗る。車内でアクセス本の原稿素読み。表参道の〈青山ブックセンター〉で、ある集まりのために必要なビジネス書を探す。これだけしょっちゅう本屋に行っているのに、ビジネスの棚を見たコトが皆無なので、探すのに手間取る(経営、起業、人事、自己啓発など、分類からしてワカラン)。それと『クイックジャパン』も買うが、目次面からして「薄味」な感じが漂ってくる。Perfume特集なので、旬公に見せてやるか。レジ前で『苔とあるく』のフェアをやっていた。蟲文庫のトートも置いてある。


ビリケンギャラリー〉で、中里和人写真展「こやたちのひとりごと」。本日最終日。中里さんが撮った小屋の写真に、谷川俊太郎が詩をつけた同題の絵本がビリケン出版から出た(1500円+税)。その写真が展示されている。入り口には中里さん手づくりの「小屋」が鎮座ましましている(ふだんは大学の研究室に置いているそうだ)。アルミらしき素材の小屋が気に入り、じっと眺める。


中里さん、写真家の白石ちえこさん(一度お会いしているのに忘れててすみません)、東向島のワークショップに関わった女性と、〈中西〉という居酒屋。表参道っぽくないラフなつくりで、席数も多いが、やたらうるさいし、店員も無愛想。中里さんにこれからやりたい仕事を教えてもらう(いくつもあるのだ)。いつも発想が凄いよ、このヒトは。後から合流した、ビリケン商会のオーナー・三原さんは古いサブカル雑誌のコレクターで、一回り以上歳が違うのにやたら盛り上がってしまった。気がついたら11時半になっていた。終電手前の千代田線で、原稿の素読み続き。西日暮里に戻り、これを書いたら、旬公と一緒にウチに帰って寝ます。


書くのが遅くなったけど、山口県周南市の出版社兼古書店〈マツノ書店〉の菊池寛賞受賞(http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/yamaguchi/20071017/20071017_002.shtml)は快挙。「地方の一個人古書店でありながら、維新史に関する貴重な文献の復刻出版など、既に200点以上を刊行。社会的文化的貢献を行っている」と評価されたという。店主の松村久さんには『季刊・本とコンピュータ』第2期5号(2002年秋)で、EDIの松本八郎さんと対談してもらったコトがある。松村さん、おめでとうございます。