塩山新刊のタイトルは『東京の暴れん坊』に決定!

昨夜は8時から三ノ輪の〈中ざと〉で、ほうろうの宮地健太郎さんとオヨヨ書林山崎有邦さんと飲む。近くに住んでいるのだが、会うときはいつも用事がらみ。たまには、たんに飲むだけというのもイイ。二人とも〈中ざと〉は初めてということで、気に入ってくれたようだ。ぼく自身、3ヶ月ぶりぐらいに来るが、客の数が減ったように思える。いつも奥のカウンターでわいわいやっている常連さんが一人もいなかったのも気になる。はじめて閉店間際まで飲んだ。電車で帰るオヨちゃんと別れ、健太郎さんと自転車で帰るが、西日暮里近くの車道で健太郎さんが大転倒。焦ったけど、すりむいた程度で済んだ。本人曰く、「酔うとよく転ぶんです」とのことだが、じゃあ車道を走るのはヤメたほうがいいですよ。


店に行く前に、いつも寄る古本屋〈えどや〉を覗いたのだが、シャッターが閉まっている。「9月末で閉店しました」という貼り紙が。ショック。けっして品揃えのいい店とはいえなかったが、1冊50円で小林信彦色川武大の文庫が買える貴重な店だった。三ノ輪にはあと2軒古本屋があるけど、わざわざ行く店じゃないしなぁ……。


今日は9時起きで仕事場へ。塩山本のゲラチェックをしつつ、タイトル案をひねる。夕方、〈ヒナタ屋〉で青柳さん、塩山さんと打ち合わせ。いくつか提示したタイトルのうち、全員一致で『東京の暴れん坊』に決まる。本書に頻出する二人へのオマージュをこめたタイトルなり。サブタイトルは連休中に考えることに。青柳さんの働きにより、見本が「わめトーク」に間に合うようだ。塩山さんと〈なにわ〉で8時すぎまで飲み、三田線で白山に出て帰ってくる。DVDで、マーティン・スコセッシ監督《ディパーテッド》(2006・米)を。香港映画《インファナル・アフェア》のリメイクだが、つまんねえ。途中で眠ってしまった。


アエラ』10月15日号届く。ライターの小西樹里さんが書いた「どこにあるんだ? たどり着けない古本屋」という記事で、〈古書一路〉と〈高遠 本の家〉が紹介されています。南陀楼のコメントもあり。