たまにはテレビを

朝8時起き。今日もすごく暑い。昨夜は飲みすぎたか。出演した《週刊ブックレビュー》をDVDで観る。ぼくの髪の毛はほとんど白髪なので、頭がテカっているが、ハゲではありません。いい間違えたり曖昧だったところは見事にカットされていて、どの世界でも「編集」の力はすごいもんだと感じ入る。それにしても、じっさいの放映時間の倍ぐらい収録してたんだな(終わってからプロデューサーが「今日は長かった」と云ってた)。いろいろ恥ずかしかったけど、ま、出してもらってよかったです。紹介した『梶山季之と月刊「噂」』はアマゾンで一時期2000位台まで上昇してたし。


仕事場に行く気力起きず、DVDでデヴィッド・R・エリス監督《スネーク・フライト》(2006・米)を観る。サミュエル・L・ジャクソン主演、航空パニックものの定番にヘビを投入したストーリー。自分勝手な乗客の描写を笑っていると、そいつらが次々にヘビにかみ殺される。こんなにヒトがたくさん簡単に死ぬパニック映画は久しぶり。オモシロかった。


『「阿佐ヶ谷会」文学アルバム』の見本ができたという連絡がある。おお、できたか! 宅急便で送ってもらうことに。見るのが楽しみだ。3時すぎに仕事場に行き、単行本の割付をやる。慣れない作業なので、神経が疲れる。久しぶりにもつ焼きが食いたくなり、5時に出かける。綾瀬か町屋に行こうと思ったが、雨が降ってきたので、西日暮里の某店ヘ。もつ焼きはウマイけど、なんとなくあまり好きな店でない店。客のほうが気を使わされるというか。今日もそうだった。


千駄木に帰り、洗濯したり映画を観たり。本を読みながらゴロゴロしているうちに、眠ってしまい、気づいたら10時だった。そのあとテレビを見る。そういえば、こないだコンビニに「なまか」がどうこうというポスターが貼ってあり、その後『週刊文春』の堀井憲一郎のコラムでも説明なしに「なまか」が使われており、なんかの符牒か? と思った。数日後にテレビドラマでこんど映画になる《西遊記》で流行ったというコトを知る。「仲間」のいい間違いなんだって? どうでもイイが。もうひとつ、「どんだけぇ〜」というのも週刊誌の見出しやマンガでやたらと見るが、これが誰のどういう状況でのセリフなのかがワカラナイ。旬公も同様だった。知りたくもないが、先に引用やパロディを大量に見せられるのもヘンな感じだ。


もうひとつ、テレビネタだが、「レモンガス」のラップ少女って、いま流行ってるの? 我が家では2年ほど前に《渡辺篤史の建もの探訪》をよく観ていたときに、この少女の出るCMに出会っている。その後、新バージョンが出たが、じつは最初はもっと過激だった。「ウチの父ちゃんのガス漏れ止めてくれ! YO!」は名セリフだったが、いまでは使われてなくて残念。