連載企画「けものみち検定」の実現を!

朝8時起き。今朝はけっこう涼しいと思ったら、雨が降っている。仕事場に行き、『進学レーダー』の図書館原稿を書く。今回は国立国会図書館関西館。2時、某紙の取材。自宅で取材が受けられるようになる日がくるとは思わなかった。だけど、撮影を終えてからちょっとだけカメラマンに「けものみち」を見せたら、トタンに「いいですねえ〜、ここで撮ってもいいですか?」と訊かれる。すでに読売新聞に載ったので今回はお断りしたが、すごく残念そうだった。「けものみち」からカメラマンを刺激するフェロモンみたいなモノでも出ているのだろうか。


例によって旬公と雑談していて、「けものみち検定」という企画はどうかというハナシになる。会社や個人の「けものみち」をわれわれ「けものみち計画」の2人が訪れ、査定するというもの。毎回いろんな「けものみち」が登場。文章は2人の対話体で、旬公のイラストが入るというもの。冗談で云っていたのだが、けっこうコレ、おもしろいんじゃないの? 第一回はS社の「ツムツム」ことMさんの部屋で決まりだ。ウチで連載したいという雑誌の方は、ぜひご一報ください!(本気です)


色校が出たという連絡を受けて、神保町のG社へ。おお、イイじゃないですか! カバー、オビ、そして表紙のコンビネーションが素晴らしい。精興社のKさんと飯田橋に行き、デザイナーMさんに色校を見せる。いくつか指示があったが、基本的には責了。安心したせいか、Kさんと別れたあと休みたくなり、〈ムギマル・カフェ〉へ。早苗さんとアメリカ人Hくんの友人(日本人)と話す。草茶とチーズ入り&さつまいも入りのまんじゅう。大江戸線上野御徒町に出て、〈珍満〉でビール、ギョーザ、しょうが焼き定食。


西日暮里に戻り、連絡いくつか。旬公に阿佐ヶ谷会のカバー、表紙を適当な本に巻いてもらう。いろんなヒトに見せて回りたい。まだ食べてないという旬公に付き合って、団子坂下の〈ターボラ〉。ぼくは赤ワインを飲む。とりあえず一段落したので、ささやかなお祝いだ。


勝川克志さんから『のんき新聞』第14号届く。勝川さん、8月上旬に新刊を出すそうだ。『庄太』上巻、さんこう社(http://www.sanko-sha.info/)、1995円(税込み)。下巻は10月刊行とのコト。これにあわせて、阿佐ヶ谷の画廊喫茶〈対山館〉で、8月3日(金)〜10日(金)に勝川さんの展覧会が行われる。出雲に帰省する直前だが、コレは行きたい。前回の高田馬場での展覧会は、場所を間違えて行き着けなかったので。それにしても今年十数年ぶりに新刊(『少年幻燈館』小学館)を出したと思ったら、あと2冊出るとは、続くときには続くものです。勝川ファンとしては、とてもウレシイ。