台風のあと、ぼーっとして夕暮れ

朝から台風がピークに。今日は仕事場に行かず、ウチで仕事することにした。11時ごろ、ちょっと雨がやんできたので、不忍通りのスーパーまで行って買い物してくる。昼は久しぶりにトマトソースとベーコンのパスタをつくる。このところ、うどん三昧だったからなあ。食べながら、これもリアルタイムで見るのは久しぶりの《噂の東京マガジン》を。


食べ終わったら眠くなって、本を読みながら眠ってしまった。4時ごろに起きだすと、どうやら台風は通過した模様。「ぼーっとして夕暮れ」(マーガレットズロース)になってしまった。旬公と〈やなか珈琲店〉の2階へ。『路上派2006』のゲラを読み出したら、けっこう熱中してしまう。〈往来堂書店〉の市川さんもコーヒー飲みに来ていた。〈ときわ食堂〉でチューハイ。台風なのにいつも以上に満員だった。『新潮45』で、鈴森髑髏という人(かなり鋭い文を書く)が河瀬直美を批判していた。作品については、ぼくも同感だ。村野たけよしのテレビ文化人についての文章は、肩すかし。なんだ結局、自慢かよ。テレビ文化人ではないが、いろんな雑誌のテレビ関係の記事でいつも似たようなコメントをしている麻生千晶という作家(?)、あれはナンなのか。ライター・編集者の速水健朗の「【B面】犬にかぶらせろ!」(http://d.hatena.ne.jp/gotanda6/20060121/asouchiaki)に「麻生千晶パブリック・ドメイン説」を唱えた記事があって、おもしろかった。


ウチに帰り、またゲラの続き。ちゃぶ台の前に座りっぱなしで、腰が痛くなる。晩飯は野菜と鶏肉のスープ。瀬々敬久さんが演出した、《NONFIX》の「廃墟映画」という回を見る。放映は2000年ごろか。廃墟特集を組んだ『萬』の田端ヒロアキくんと写真家の大沼ショージさんが冒頭に出てくる。こんな番組、知らなかった。そのあと12時すぎまでゲラを読み、一区切り。フロに入って寝る。